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ステップメールの作り方|7通で信頼構築→販売する設計テンプレート【2026年版】

「ステップメールを作ろう」と思い立って管理画面を開いたものの、1通目に何を書けばいいか分からず、そのまま3か月が経過した——という個人事業主の話を聞くことがある。「7通のシーケンスを設計する」という作業が壁になって、一歩も動けない状態だ。週1のメルマガは書けるのに、ステップメールだけはなぜか手が止まる。

ステップメールは「登録者専用の映画」だと考えるとわかりやすい。7話構成のドラマシリーズで、第1話(出会い)→中盤(葛藤と教育)→最終話(クライマックス=販売)。1話ごとに「次も観たい」と思わせるフックを仕込む。通常配信が「その日の天気予報」なら、ステップメールは「録画済みのシリーズもの」。一度作れば、登録者が何人増えても同じ体験を自動で届け続けてくれる。

7通構成のステップメールで期待できる数値:開封率35〜45%(通常配信の1.5倍)、7通目のクリック率5〜12%、全体CV率2〜5%。500人のリストなら、ステップメール経由で月10〜25件の成約が回る計算だ。

この記事では、7通構成のステップメールをゼロから設計する手順を、各通の役割・件名テンプレート・本文構成付きで整理した。MailerLite・Kit・Systeme.ioでの設定方法も併記している。

ステップメール7通の全体設計

通数配信日役割件名テンプレート目標アクション
1通目登録直後歓迎+期待値設定「[名前]さん、ようこそ。約束の〇〇を送ります」リードマグネット受取+次のメール待機
2通目翌日課題の言語化+共感「〇〇で困っていませんか?私も同じでした」「自分の問題だ」と認識させる
3通目2日後解決策の概論「この問題を解決する3つのアプローチ」解決策の存在を認知させる
4通目3日後具体的ツール紹介「月$27で〇〇が全自動になった話」紹介ツールへの興味喚起
5通目5日後導入事例+社会的証明「こんな使い方をしている人がいます」「自分にもできそう」と思わせる
6通目6日後不安解消+FAQ「始める前に知っておきたい3つのこと」最後の疑問を潰す
7通目7日後行動の呼びかけ(CTA)「準備ができたら、ここから始められます」CTA(アフィリリンク or 販売ページ)クリック

1通目: ウェルカムメール(登録直後)

役割:約束したリードマグネットを届け、今後の配信予告をする。信頼の第一印象。

構成(300〜500字)

  1. お礼(1文):「登録ありがとうございます。」
  2. リードマグネット配布:ダウンロードリンク or 添付
  3. 自己紹介(2〜3文):何者で、なぜこのテーマを発信しているか
  4. 配信予告:「今後7日間で〇〇について3つのステップでお伝えします」
  5. 次回予告:「明日は『〇〇で困っていませんか?』というテーマでお届けします」

ポイント

2通目: 課題の言語化(翌日)

役割:読者が抱えている問題を「言葉にしてあげる」。共感フェーズ。

構成(500〜800字)

  1. シーン描写(2〜3文):読者が抱えている課題の具体的な場面を描く
  2. 問題の裏側(2〜3文):「なぜその問題が起こるのか」の構造を示す
  3. 共感(1文):「この状態が続くと〇〇になるのでは」
  4. 希望(1文):「でも、解決策は意外とシンプルです。明日お伝えします」

ポイント

3通目: 解決策の概論(2日後)

役割:問題の解決策を「概念レベル」で示す。具体ツール名はまだ出さない。

構成(600〜1,000字)

  1. 前回の振り返り(1文):「昨日は〇〇についてお話ししました」
  2. 解決の方向性(3つのアプローチ等):手動/ツール活用/外注 など選択肢を示す
  3. 推奨アプローチの理由(2〜3文):なぜこの方法がベストか
  4. 次回予告:「では具体的にどのツールを使うか?明日お伝えします」

ポイント

4通目: 具体的ツール紹介(3日後)

役割:推奨するツール(=アフィリエイト対象 or 自社商品)を具体的に紹介する。

構成(800〜1,200字)

  1. 前回の解決策を受けて:「昨日の3つのアプローチのうち、②が最もコスパが高いとお伝えしました」
  2. ツール紹介(5〜7行):名前、何ができるか、料金、特徴を簡潔に
  3. 「なぜこのツールを推すか」(2〜3行):他との違い、自分が推す理由
  4. リンク(任意):この段階でCTAを入れてもよいが、押し売り感を出さない
  5. 次回予告:「明日は実際にこのツールを使っている人の事例をお伝えします」

ポイント

5通目: 導入事例+社会的証明(5日後)

役割:「自分にもできそう」と思わせる。第三者の声や数字で裏付ける。

構成(600〜1,000字)

  1. 事例紹介(3〜5行):「〇〇のような状況の方が、このツールで△△を達成した」
  2. 具体的な数字:「登録者300人→月5万円」「設定に2時間→以後は自動」
  3. 海外レビューの引用(出典明記):G2やTrustpilotの評価
  4. 「あなたの場合」(2〜3行):読者の状況に当てはめるとどうなるか

ポイント

6通目: 不安解消+FAQ(6日後)

役割:購入・登録前の最後の壁を取り除く。読者の頭の中の「でも…」に答える。

構成(600〜900字)

  1. 「始める前に気になることがあるかもしれません」(1文)
  2. FAQ 3〜5問:想定される疑問とその回答
  3. リスク軽減(1〜2文):無料プラン、返金対応、トライアル期間の存在を明示
  4. 次回予告:「明日が最終メールです。準備ができた方向けのリンクをお送りします」

よくある不安と回答例

不安回答の方向性
英語だから不安管理画面の主要操作は日本語ガイドあり。設定後は日常的に英語を読む場面は少ない
お金がかかるのでは無料プランで始められる。有料への移行は成果が出てからでOK
使いこなせるか不安初期設定は2時間程度。公式ヘルプ+YouTube解説が充実
今のツールから移行が面倒CSVインポートで読者リストは10分で移行可能
本当に効果があるのか14日間無料トライアルで試してから判断できる

7通目: 行動の呼びかけ — CTA(7日後)

役割:「準備ができたなら、ここから始められます」と背中を押す最終通。

構成(400〜600字)

  1. 振り返りサマリー(3〜4行):7日間で伝えたことの要約
  2. 「あなたに合っているかの判断基準」(2〜3行):向いている人/向いていない人
  3. CTA(1つだけ):アフィリリンク or 販売ページへの明確なリンク
  4. 「行動しない選択もOK」(1文):プレッシャーをかけすぎない。信頼を維持する
  5. 通常配信への移行予告:「来週からは週1回、〇〇についてお届けします」

ポイント

ツール別の設定方法

ツールステップメール機能名無料プランで使える?設定の手軽さ
MailerLiteAutomation(ワークフロー)○ 無料プランで利用可ドラッグ&ドロップ、直感的
KitSequences(シーケンス)△ 無料は基本1本/有料($39〜)で無制限シンプルなエディタ
Systeme.ioEmail Campaigns(シーケンス)○ 無料プランで利用可LP+メール+決済が一画面
BrevoAutomation(シナリオ)△ 無料は一部制限ありフローチャート形式
ActiveCampaignAutomations× 有料のみ($29〜)高機能だが設定項目多い

無料でステップメールを始めるなら、MailerLiteかSysteme.ioの二択。MailerLiteはメール配信に特化、Systeme.ioはLP作成・決済・アフィリ管理まで含むオールインワン。「メール以外のツールも一箇所にまとめたい」ならSysteme.io、「メール機能の細かさ(A/Bテスト・セグメント)」を重視するならMailerLite。

よくある失敗と対策

1. 全通で売り込みをする

7通全てにCTAを入れると「押し売りシーケンス」になり解除率が急上昇する。CTAは5〜7通目に限定し、1〜4通目は価値提供に徹する。

2. 1通あたりが長すぎる

1通2,000字を超えると「読む負担」が大きく、開封しても途中で閉じられる。ステップメールは500〜1,000字/通が適切。長い内容はブログ記事に書いてリンクで誘導する。

3. 配信間隔が空きすぎる

3日以上間隔を空けると「この人誰だっけ」状態になる。1〜2日間隔を維持し、7〜10日間で完結させる。

4. 作り込みすぎて公開できない

7通を全て仕上げてから公開しようとして、3か月経っても動かないパターン。まず3通だけ作って公開し、読者の反応(開封率・クリック率)を見ながら4〜7通目を追加する方が結果が出る。

まとめ — マヤ私見

ステップメールは「一度作れば自動で売れ続ける仕組み」だが、その「一度作る」のハードルが高いために導入できていない個人事業主が多い。7通そろえてから動こうとするから止まる。3通だけ作って走らせて、反応を見ながら追加する。このアプローチが唯一の正解だ。

マヤの所感としては、ツール選びは「無料でステップメールが使えるか」だけで判断すれば十分で、MailerLiteかSysteme.ioの二択になる。7通の「型」は上記テンプレートをそのまま使えばよい。最も時間をかけるべきは2通目(課題の言語化)と7通目(CTA)。この2通の質がCV率の8割を決める。逆に3〜6通目は「型どおり」で十分だ。週末の4〜5時間で7通を一気に書き上げ、翌週から動かし始めるのが無理のないスケジュールだ。

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よくある質問(FAQ)

ステップメールは何通がベストですか?

5〜7通が標準的です。5通以下だと信頼構築が浅くなり、10通以上だと途中で離脱率が上がります。7通構成(信頼構築4通+教育2通+販売1通)がCV率と離脱率のバランスが取れたテンプレートとして広く採用されています。商品単価が高い場合(3万円以上)は10〜14通に伸ばすケースもあります。

ステップメールの配信間隔はどのくらいが適切ですか?

1〜2日間隔が標準です。登録直後の1〜3通目は毎日(24時間間隔)、4〜7通目は1〜2日間隔がCV率が高いとされています。間隔を空けすぎると読者が忘れてしまい、詰めすぎると圧迫感を与えます。全7通を7〜10日間で完結させるのがバランスの良い設計です。

ステップメールが無料で使えるツールはありますか?

MailerLiteは無料プラン(250人まで)でオートメーション(ステップメール)が使えます。Systeme.ioも無料プラン(2,000人まで)でステップメールが可能です。Kitの無料プランで組める自動化は基本1本まで(複数のシナリオを回すなら有料プラン$39〜が必要)。Mailchimpも有料プランからです。無料で始めるならMailerLiteかSysteme.ioが選択肢になります。

ステップメールとメルマガ(通常配信)の違いは何ですか?

ステップメールは「登録日を起点に自動で送られる固定シーケンス」、メルマガは「全読者に同じタイミングで送る一斉配信」です。ステップメールは一度作れば自動で動き続け、新規登録者全員が同じ体験をします。メルマガは最新の情報やセール告知に向いています。多くの場合、ステップメール(教育→販売)+ 通常メルマガ(関係維持)を併用します。

ステップメールで何を売ればいいですか?

個人事業主の場合、(1)自社デジタル商品(PDF、テンプレート、ミニ講座)3,000〜30,000円、(2)SaaSアフィリエイト(月額ツールの紹介で継続報酬)、(3)コンサル・コーチングへの誘導(無料相談→有料契約)の3パターンが一般的です。最も自動化しやすいのはSaaSアフィリエイトで、商品の在庫管理やサポート対応が不要です。

ステップメールの開封率・クリック率の目安は?

ステップメールは通常配信より開封率が高い傾向があります。1通目(ウェルカム)は50〜70%、2〜4通目は35〜45%、5〜7通目は25〜35%が目安です。クリック率(開封者のうちCTAをクリックする割合)は3〜8%が標準で、販売メール(7通目)は5〜12%に達することもあります。通数が進むほど「本気の読者」だけが残るため、後半のCV率は高くなります。

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この記事について
運営者:マヤ
情報ソース:MailerLite / Kit / Systeme.io / ActiveCampaign 各公式サイト、メールマーケティング統計データ
最終更新日:2026-07-28