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コーチ・コンサルのファネル設計|高額商品を売る5ステップ【2026年版】
月曜の朝、Zoomで無料相談を3件こなしたのに成約はゼロ——そんな週が3回続くと、コーチ業の収益モデルそのものに疑問が湧く。時間を切り売りするセッション型から抜け出したい。けれど高額パッケージをどう売ればいいか分からず、結局また無料相談の告知をSNSに投稿している。
コーチのファネルは、回転寿司のレーンに似ている。お客さんは自分のペースでネタ(無料コンテンツ)を眺め、気になったものだけ手に取り(メルマガ登録)、板前と話したくなったらカウンター席に座る(個別相談)。レーンが止まっていたら誰もカウンターには来ない。
15万円のパッケージを月2件成約すれば月30万円。5万円のグループコーチングなら月6人。5,000円の単発セッションを60人に売っても同じ金額に届くが、労力は桁違いだ。ファネルの設計次第で、同じ月30万円でも働く時間は週40時間にも週10時間にもなる。
ここでは運営者マヤが、海外のコーチングビジネス事例と各ツールの公式情報をもとに、高額商品を売るファネルの設計手順を5ステップで整理しました。
月30万円の3つの収益パターン
ファネル設計の前に、どの収益モデルで月30万円を目指すか決める。モデルによってファネルの構造が変わるからだ。
| モデル | 単価 | 月間件数 | 月間売上 | 必要リスト数(目安) |
|---|---|---|---|---|
| 高額パッケージ型 | 150,000円 | 2件 | 300,000円 | 月280人追加 |
| グループコーチング型 | 50,000円 | 6件 | 300,000円 | 月400人追加 |
| 低価格セッション型 | 5,000円 | 60件 | 300,000円 | 月2,000人追加 |
高額パッケージ型が最も少ないリスト数で達成できる。個別相談を挟むため成約率が高い。以下のファネル設計は、この「高額パッケージ型」を軸に解説する。
【PR】以下の解説で紹介するツールにはアフィリエイトリンクを含む場合があります。
コーチのファネル全体像
高額商品は「見つけた→即購入」とはならない。信頼構築のステップが必要だ。
Traffic(集客)→ Lead Magnet(無料提供物)→ Opt-in(メルマガ登録)→ Education Sequence(教育メール5-7通)→ Booking(個別相談予約)→ Sales(成約)
この6段階を順に設計していく。各段階で読者の何割が次に進むか(CV率)を把握しておくと、必要なアクセス数から逆算できる。
| 段階 | CV率(目安) | 月30万円に必要な人数 |
|---|---|---|
| LPアクセス | — | 1,400人 |
| メルマガ登録 | 20% | 280人 |
| 教育メール開封 | 40% | 112人 |
| 個別相談申込 | 12% | 14人 |
| 成約 | 30% | 2件(×15万円=30万円) |
ステップ1:リードマグネットを作る
リードマグネットとは「メールアドレスと引き換えに渡す無料の教材」のこと。コーチ業なら以下が定番だ。
- 無料PDF:「〇〇を改善する7つのチェックリスト」(制作1-2日)
- 無料動画:「30分で分かる〇〇セミナー録画」(制作3-5日)
- 無料診断:「あなたの〇〇タイプ診断」(Googleフォームで制作可能)
重要なのは「相談に来たくなる内容」にすること。問題の存在を認識させ、解決策の一部を見せ、「残りは個別相談で」と導線を引く。全部教えてしまうと相談の動機がなくなる。
ステップ2:LP+メール配信を設定する
リードマグネットを受け取るためのLP(ランディングページ)と、登録後に自動配信されるメールシーケンスを設定する。
| ツール | LP | メール | 決済 | 月額 |
|---|---|---|---|---|
| Systeme.io 無料プラン | ◎ | ◎(2,000人) | ◎ | $0 |
| Systeme.io Startup | ◎ | ◎(5,000人) | ◎ | $27 |
| Kit 無料プラン | ○ | ◎(10,000人) | × | $0 |
| Kajabi Basic | ◎ | ◎ | ◎ | $149 |
コスト重視ならSysteme.io無料プランで十分。LP・メール・決済が1ツールで完結する。
ステップ3:教育メールシーケンスを設計する
メルマガ登録後に自動配信する5〜7通のメールが、ファネルの心臓部だ。
- 1通目(登録直後):リードマグネット配布+自己紹介。「なぜこのテーマに取り組んでいるか」を伝える
- 2通目(翌日):読者の課題を深掘り。「こんな状態になっていませんか?」と具体的に問いかける
- 3通目(2日後):事例紹介。「Aさんは3ヶ月で〇〇を達成した」(実名不要、パターン紹介でOK)
- 4通目(3日後):解決策の全体像を提示。「必要なのは3つのステップです」
- 5通目(4日後):個別相談の案内。「あなたの状況に合わせたプランを一緒に考えませんか?」
- 6通目(6日後):リマインド。「相談枠は今月あと3名分です」
各通のメール開封率は件名で決まる。件名は15〜25文字、数字か疑問形を含めると開封率が上がる。
ステップ4:個別相談の予約導線を整える
教育メールの最終通から個別相談に導く。予約管理ツールは以下が定番。
- Calendly(無料プランあり):空き枠を自動表示、Zoom連携で会議URLも自動発行
- STORES予約:国産で日本語UI、決済連携も可能
予約ページのURLをメール本文に直接貼る。「こちらからご都合の良い日時をお選びください」の一文でOKだ。フォームの入力項目は名前・メールアドレス・相談内容の3つだけに絞る。項目が多いほど離脱率が上がる。
ステップ5:セールスの型を決める
個別相談は「営業」ではなく「診断」のスタンスで臨む。
- ヒアリング(15分):現状と目標を聞く
- 課題の整理(10分):「〇〇と△△がボトルネックですね」
- 提案(10分):「このパッケージで3ヶ月かけて解決します」
- 質疑応答(10分):不安を解消する
- クロージング(5分):「始めるなら今週中にお返事ください」
50分で完結させる。相談→成約率30%が目安。10件相談して3件決まれば標準的だ。
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おすすめツール構成
| 用途 | ツール | 月額 |
|---|---|---|
| LP+メール+決済 | Systeme.io 無料プラン | $0 |
| 予約管理 | Calendly 無料プラン | $0 |
| ビデオ通話 | Zoom 無料プラン | $0 |
| 合計 | $0 |
月額0円でファネルの骨組みは完成する。メールリストが2,000人を超えたらSysteme.io Startup($27/月)へアップグレードすればいい。
注意点3つ
1. 「すぐ売れる」とは思わないこと
ファネルを作っても、集客(SNS発信・ブログ・広告)が回るまで2〜3ヶ月はかかる。最初の3ヶ月は「仕組みを作る期間」と割り切る。
2. リードマグネットの質をケチらないこと
無料だからといって手を抜くと、メルマガの開封率も相談申込率も下がる。リードマグネットの質=ファネル全体のCV率を左右する入口だ。
3. 個別相談を「営業」にしないこと
売り込み感が出ると成約率が急落する。相談者の課題を整理し、「この方法で解決できます」と提案するスタンスを貫く。合わない人には「今は不要かもしれません」と言える余裕が、逆に信頼を生む。
よくある質問(FAQ)
Q. コーチングのファネルは初心者でも作れる?
Systeme.ioの無料プランなら、LP・メール配信・決済ページを1つのツールで構築できます。テンプレートを使えば2〜3日でファネルの骨組みは完成します。ただし集客は別途、継続的な取り組みが必要です。
Q. 高額商品(10万円以上)をオンラインで売れる?
売れます。ただし「LP→即購入」ではなく「LP→メルマガ→個別相談→成約」の導線が必須です。個別相談で信頼を構築してから提案する流れが、高額商品のCV率を大きく左右します。
Q. 個別相談の予約管理はどうすればいい?
Calendly(無料プランあり)やSTORES予約が定番です。メルマガの教育シーケンス最終通で予約リンクを送る流れが一般的です。
Q. メルマガの教育シーケンスは何通が目安?
5〜7通が標準です。1日1通のペースで配信し、7日間で相談申し込みに導きます。
Q. どのくらいのリスト数で月30万円に届く?
高額パッケージ(15万円×2件)の場合、月280人の新規リスト追加が目安です。SNSやブログからの流入を毎日10人弱確保できれば到達圏内です。
Q. ファネル構築にかかる費用は?
Systeme.io無料+Calendly無料+Zoom無料で月額0円から始められます。リスト2,000人超でSysteme.io Startup($27/月≒4,000円)へ移行が目安です。
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まとめ
コーチ・コンサルのファネルは「無料コンテンツ→メルマガ教育→個別相談→高額成約」の流れが基本形だ。低価格セッションを大量にこなすモデルよりも、高額パッケージを少数成約するモデルの方が、少ないリスト数で月30万円に届く。ファネルの各段階にCV率の目安があるので、数字で逆算すれば必要なアクセス数も見える。
マヤの私見としては、まずSysteme.io無料プラン+Calendly+Zoomの「月額0円構成」でファネルを組み、最初の3ヶ月でリードマグネットと教育メールを磨き上げるのが堅実な入り口だ。月の売上が10万円を超えたタイミングでKajabiやGoHighLevelへの移行を検討すればいい。ツールに投資するのは、売上が立ってからで遅くない。
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