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Zapierの料金プラン完全ガイド|Free〜Enterpriseの選び方と節約術【2026年版】

業務を自動化しようとGoogleで検索すると、必ず目に入るのがZapier。7,000以上のアプリに対応する自動化ツールの最大手。ところがProfessionalプランの$29.99/月という数字を見て、「タスク750個でこの値段か」と手が止まる人がいる。しかもタスクが足りなくなったらどうなるのか、マルチステップZapだとタスク消費が膨らむのではないか——料金ページだけでは読み取りにくいポイントが多い。

Zapierの課金は「タクシーメーター」に似ている。基本料金(月額)を払って乗り込み、走った距離(タスク数)でメーターが回る。走る道が複雑(マルチステップ)なら1回の乗車で消費額が増える。ただしタクシーと違って月の上限が決まっているので、メーターが上限に達したらその場で車が止まります。

Zapierは全4プラン。Free(100タスク/月)、Professional $29.99/月(750タスク)、Team $103.50/月(2,000タスク)、Enterprise(要問合せ)。年払いにすると約20%の割引。タスク数ベースの課金で月々のコストを予測しやすいのが特徴です。

2026年5月の公式料金を精読し、「タスクが足りなくなったとき何が起こるか」「マルチステップZapのタスク消費はどう計算されるか」を具体例で整理した。

Zapierの料金プラン一覧(2026年5月時点)

4プランをテーブルで並べます。金額はUSドル、月払い時の料金です。

項目 Free Professional Team Enterprise
月額 $0 $29.99/月 $103.50/月 要問合せ
タスク数/月 100 750 2,000 カスタム
Zap数 5本 無制限 無制限 無制限
ステップ構成 シングル(1アクション) マルチステップ マルチステップ マルチステップ
ポーリング間隔 15分 2分 1分 1分
フィルター・条件分岐 なし あり あり あり
Webhookトリガー なし あり あり あり
共有Zap なし なし あり あり
ユーザー数 1名 1名 無制限 無制限
SSO/管理者機能 なし なし なし あり

FreeとProfessionalの間に大きな壁がある。Freeではシングルステップ(トリガー1+アクション1)しか組めず、フィルターも使えない。Professionalに上がった瞬間にマルチステップ・フィルター・Webhookが解放され、自動化の幅が一気に広がる。

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各プランの詳細解説

Free — 100タスク/月:お試し5本まで

月100タスク、Zap5本、シングルステップのみ。「Google Formsの回答をSlackに通知」のような1対1の連携を試すには使える。ただし100タスクは月3〜4回/日の実行でほぼ使い切る計算。ポーリング間隔も15分なので、リアルタイム性は期待できない。

Zapierの操作感を確認する「体験版」として割り切るのが良い。フィルターが使えないため、不要な実行でもタスクを消費してしまう点に注意。

Professional — $29.99/月:個人利用の中心

マルチステップZap(複数アクション)が組めるようになる。フィルター・条件分岐・フォーマッター・Webhookが解放。ポーリング間隔は2分。月750タスクは1日25タスク相当。マルチステップZapの場合、1回の実行でアクション数分のタスクを消費するため、ステップ数が多い複雑なZapを何本も走らせるとすぐ上限に届く。

節約のコツは、トリガー直後にフィルターを入れて不要な実行を止めること。フィルターで止まった場合はタスクにカウントされない(フィルター自体はタスク消費しない)。これだけでタスク消費を2〜3割削減できることがある。

Team — $103.50/月:チーム利用+大容量

月2,000タスク、ポーリング間隔1分、ユーザー数無制限、共有Zap対応。複数の部門やメンバーで自動化を共有管理する場合に必要になるプラン。Professionalとの差額は$73.51/月だが、タスク数が750→2,000に増え、ポーリングも2分→1分に短縮される。

チーム全体で月2,000タスクを超えそうなら、追加タスクパックを都度購入するよりプランアップのほうが割安です。

Enterprise — 要問い合わせ:大規模組織向け

SSO、SCIM、監査ログ、高度な管理者権限など法人セキュリティ要件に対応。タスク数はカスタム設定。専任のカスタマーサクセスマネージャーが付く。年間契約が基本で、月額換算で数百ドル〜。

年払い vs 月払い — どちらが得か

プラン 月払い×12 年払い(一括) 年間の節約額
Professional $359.88 約$288 約$72(20%オフ)
Team $1,242 約$994 約$248(20%オフ)

Professionalの年払いで$72、Teamなら$248の節約。年間$72は月$6の差なので、3か月以上使う見込みがあれば年払いのほうが得。ただし途中解約の返金ポリシーは確認しておくこと。

隠れコスト・追加費用に注意

競合ツールとの料金比較

自動化ツールの主要プレイヤーを料金で横並び比較。

ツール 最安有料プラン 無料プラン 対応アプリ数 コスト感
Zapier $29.99/月(750タスク) あり(100タスク) 7,000+ 高い
Make $10.59/月(10,000 ops) あり(1,000 ops) 1,800+ 安い
n8n $24/月(Cloud) セルフホスト無料 400+ 中程度
Pabbly Connect $20/月 なし 2,000+ 安い(買い切りあり)

Zapierの$29.99/月はMakeの$10.59/月の約3倍。しかもMakeのCoreは10,000 opsでZapierの750タスクより処理量が大きい。コストだけで見ればMakeの優位は明らか。

ではなぜZapierを選ぶ人がいるか。理由は「対応アプリ数の多さ」と「設定のシンプルさ」。7,000以上のアプリに対応しており、ニッチなSaaSとの連携はZapierでしかできないケースが多い。また、Zapierはウィザード形式で設定が直感的で、技術的なバックグラウンドがなくても使いやすい。

どのプランから始めるべきか — タイプ別おすすめ

タスク節約のコツ

Zapierのタスク消費を抑えるためのテクニックを3つ紹介。

  1. フィルターを活用する:トリガー直後にフィルターを入れて、条件に合わないデータの実行を止める。フィルターで止まったZapはタスクにカウントされない。
  2. Webhook+Instant Triggerを使う:ポーリング型トリガー(定期チェック)ではなく、Instant Trigger(Webhook)対応のアプリを選ぶと、不要なポーリングでのタスク消費を防げる。
  3. Zapの統合:同じトリガーから複数のアクションを実行する場合、別々のZapに分けるより1つのマルチステップZapにまとめたほうがトリガー回数が減り、結果的にタスク消費を抑えられる。

まとめ

Zapierの料金はFree(100タスク/月)、Professional $29.99/月(750タスク)、Team $103.50/月(2,000タスク)、Enterprise(要問合せ)の4段階。7,000以上のアプリに対応する自動化ツールの最大手で、設定の手軽さとアプリ対応の広さが最大の強み。ただしタスク単価は競合のMakeと比べて割高であり、処理量が多い用途ではコスト差が目立つ。

マヤの私見としては、Zapierの価値は「使いたいアプリが対応しているかどうか」で決まる。Makeでカバーできるアプリしか使わないなら、MakeのCoreプラン$10.59/月のほうが3倍近く安い。一方、ニッチなSaaSとの連携が必要だったり、チーム全員が非エンジニアだったりする場合は、Zapierの分かりやすさに月$30を払う価値がある。まずはFreeプランで自分の用途にZapierが必要かどうかを見極め、MakeのFreeとも並行して試すのが賢い選び方です。

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よくある質問(FAQ)

Zapierの「タスク」とは何ですか?

タスクとは、Zapのアクション(トリガー以降の各ステップ)が1回実行されるたびにカウントされる課金単位です。たとえば「フォーム送信→メール通知→スプレッドシート記録」のZapなら、1回の実行で2タスク(アクション2つ分)消費します。トリガーはタスクにカウントされません。

無料プランで何ができますか?

無料プランでは月100タスク、Zap5本まで利用可能です。各Zapはシングルステップ(トリガー1+アクション1)のみ。ポーリング間隔は15分。条件分岐やフィルターは使えません。軽い通知連携を2〜3本試す程度の用途です。

タスク数が足りなくなったらどうなりますか?

月のタスク上限に達すると、Zapの実行が一時停止されます。追加タスクパックを購入するか、翌月のリセットを待つか、プランをアップグレードして対応します。タスク消費量はダッシュボードで確認できるので、アラートを設定しておくと想定外の停止を防げます。

年払いにするとどのくらい安くなりますか?

年払いにすると月払いと比べて約20%安くなります。たとえばProfessionalプランは月払い$29.99に対し、年払いでは月あたり約$24程度です。12か月分を一括で支払うため、途中解約時の返金には制限があります。

Zapierより安い自動化ツールはありますか?

はい。Make(旧Integromat)のCoreプランは$10.59/月で10,000オペレーション。Zapierの約3分の1の価格です。ただしZapierのほうが対応アプリ数が多く(7,000以上)、設定が簡単なので、使いやすさとコストのバランスで判断する必要があります。

Zapierは日本語に対応していますか?

管理画面は英語のみです。日本語UIは提供されていません。ただし操作はドロップダウンからアプリを選んでフィールドを指定するだけなので、英語力がなくても直感的に使えます。日本語の解説ブログやYouTube動画も豊富に存在します。