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STUDIOの料金プラン全解説|Free〜¥9,980、日本発ノーコードの実力【2026年版】

クライアントから届いたFigmaカンプを、深夜のリビングでWebflowに流し込もうとする。だが英語だらけのUIに手が止まり、ヘルプを読むだけで30分が過ぎていく。日本語フォントの設定ではサブセット化の記事を3本ハシゴし、結局Noto Sans JPがまともに表示されたのは翌朝だった――日本語サイトの制作でこの遠回りを経験したフリーランスデザイナーは少なくない。

ひとことで例えるなら、STUDIOは「日本語のマニュアルが最初から入っている国産デザインツール」。メニューもヘルプもSlackコミュニティも日本語で完結し、游ゴシックやNoto Sans JPはチェック1つで反映される。

料金は2024年12月改定後の構成で、Free(¥0)・Mini(¥590)・Personal(¥1,190)・Business(¥3,980)・Business Plus(¥9,980)——いずれも年払いの月換算(2026年7月時点)。無料プランでも50ページ・3 CMSモデルまで使える。個人向けアフィリエイトプログラムは未整備(2026年7月時点)で、収益化にはA8.net等の汎用ASP経由か、STUDIO Partnersの制作会社認定制度を利用する形になる。

マヤが公式ページ・G2・Capterra・Trustpilotを2026年7月時点で付き合わせ、2024年12月の料金改定の反映状況、Webflow・Wix・ペライチとの機能差、日本人ユーザーの運用実態を一つひとつ検証した結果をこの記事にまとめた。プラン選びで迷っている方は、最後まで読めば自分に合う構成が見えてくるはずだ。


STUDIOってどんなツール?

STUDIOは「Figmaに近い操作感で、デザインしながらそのままWebサイトを公開できる」日本発のノーコードプラットフォーム。運営はSTUDIO株式会社(本社:東京・渋谷)で、2016年設立、2018年にサービスをローンチしました。

特徴は3つ。

ひと言で表すなら「日本発のWebflow」。ただし機能の広さではまだWebflowに軍配が上がり、CMSの高度な使い方やECネイティブの深さで差が出ます。その代わりSTUDIOは日本語サポート・Slackコミュニティ・日本製フォント・国内制作会社ネットワークという「日本で運用するための周辺環境」が厚い。機能を取るか、環境を取るか。STUDIOとWebflowを選ぶ判断軸は、そこに尽きます。


料金プラン全比較【2026年7月時点・JPY】

2024年12月1日に料金体系が全面刷新されました。現行のプラン名はFree・Mini・Personal・Business・Business Plus・Enterprise。個人向けとビジネス向けで分かれています(金額は公式料金ページの表示に準拠)。

個人向けプラン

プラン 月額(年払い) 月額(月払い) 主な機能
Free ¥0 ¥0 50ページ、3 CMSモデル、100項目、2,000 visitors/月
Mini ¥590 ¥1,290 2ページ(+404)、独自ドメイン、バナー非表示
Personal ¥1,190 ¥1,720 150ページ、5 CMSモデル、独自ドメイン、バナー非表示

ビジネス向けプラン

プラン 月額(年払い) 月額(月払い) 主な機能
Business ¥3,980 ¥5,460 300ページ、10 CMSモデル、API連携1件
Business Plus ¥9,980 ¥12,900 300ページ、30 CMSモデル、API連携無制限、監査ログ、SLA保証
Enterprise 要問合せ 要問合せ ページ数・CMS・API無制限。Business Plus超の規模向け

日本円プラン毎の肌感覚(年払いの月換算)

個人事業主がいちばん迷うのは、Mini(¥590)とPersonal(¥1,190)の線引き。判断はシンプルで、「1〜2ページのポートフォリオ」ならMini、「ブログやお知らせを運用する複数ページサイト」ならPersonal以上。月¥600の差で得られるのは「ページ数の上限(2→150ページ)」と「CMSモデル数」だと覚えておけば迷いません。


無料プラン(Free)で何ができて何ができないか

STUDIOの無料プランは、ツールの試用というより「STUDIOのサブドメインで永続的に使える軽量プラン」として設計されています。

Freeでできること - 50ページまでの公開 - 3 CMSモデル、100 CMS項目 - 問い合わせフォーム基本機能 - SSL自動対応 - STUDIOサブドメイン(xxx.studio.site)での公開

Freeの制限 - STUDIOロゴが画面右下に常時表示 - 独自ドメイン接続不可 - 月間訪問者2,000人を超えると制限 - Googleアナリティクス・Tag Managerなど一部機能は有料

Freeで遊び倒してから、本番運用に入る段階でMiniやPersonalに切り替える、という使い方が一般的です。クレカ登録なしで試せるので、STUDIOを検討している段階なら今すぐ触ってみて問題ありません。

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クレカ登録なし、50ページまで作成可能。Figmaの操作感に慣れている方なら、30分で初期サイトが立ち上がります。


Mini / Personal / Business / Business Plusの選び分け

個人事業主・フリーランス・小規模事業者がどのプランを選ぶべきか。実際の運用ケースから整理します(金額は年払いの月換算)。

Miniが向く人(月¥590)

Personalが向く人(月¥1,190)

Businessが向く人(月¥3,980)

Business Plusが向く人(月¥9,980)

個人事業主のスタート地点として設計されているのはPersonal(¥1,190)。ブログもお知らせもCMSの基本機能も揃い、独自ドメインも使える。運用が育ってきたらBusiness・Business Plusへ段階移行する、という拡張ルートが自然です。


国産ゆえの強み

STUDIOを選ぶ本当の理由は、料金でも機能でもなく「日本市場で使うときの相性」。ここに尽きます。

日本語サポートの安心感

困ったときにSlackコミュニティや公式ヘルプで、日本語のまま質問を投げられる。メールサポートも日本語対応。WebflowやCarrdだと英語でやり取りする必要があり、その一手間が積み重なって大きな差になります。

日本語フォントの充実

Noto Sans JP、游ゴシック、M PLUS、源ノ角ゴシック。日本語サイトで使える高品質フォントが標準搭載されています。Webflowで同じ見栄えを狙うと、Google Fontsの読み込み設定とサブセット化で半日はかかる場面も珍しくない。STUDIOだと、チェック1つで済みます。

デザインギャラリーに日本のサイトが並ぶ

STUDIO公式のShowcaseには、日本のスタートアップ・クリエイター・店舗のサイトが大量に掲載中。デザインの参考にするとき、海外サイトより「自分が作ろうとしているもの」との距離が近い。これが実作業の速度に効きます。

国内制作会社のエコシステム

STUDIO Partners(認定制作会社制度)が整備され、案件を発注したい側・受注したい側の双方に受け皿あり。自分で立ち上げたサイトを、あとから制作会社に運用ごと任せる、というバトンパスも組みやすい環境です。


STUDIOが向く人・向かない人

STUDIOが向く人

STUDIOが向かない人


Webflow / Wix / ペライチとの棲み分け

ノーコードサイトビルダー4強を並べると、向いている使い方が明確に分かれます。

ツール 月額(標準) 日本語UI デザイン自由度 CMS EC
STUDIO ¥1,190(Personal) ★★★★ △(Shopify連携)
Webflow $23(CMS≒¥3,565) × ★★★★★
Wix $29(Core≒¥4,495) ★★★
ペライチ ¥1,465(ライト) ★★ ○(決済組込)

デザインを妥協したくない+日本語UIが必須ならSTUDIOが第一候補。機能の幅と一体感ならWix、LPと決済の手軽さならペライチ、デザインの天井と海外展開ならWebflow。この4分類で整理すると、後悔の少ない選び分けになります。


STUDIOの評判・口コミまとめ

STUDIOのユーザー評価を、X(旧Twitter)・制作会社ブログ・STUDIO公式コミュニティの声をもとに整理した(2026年5月時点)。

評価軸ポジティブな声ネガティブな声
操作性Figma感覚で直感的。ノーコードでここまでできるのは驚きパーツのレスポンシブ設定に慣れが必要
デザイン日本語フォント標準搭載が圧倒的に便利。テンプレも洗練Webflowほどの自由度(CSS直書き)はない
日本語サポートSlackコミュニティが活発。日本語ドキュメントも豊富電話サポートはなし
料金無料でも独自ドメイン不要なら十分使えるCMSを本格的に使うとPersonal(¥1,190)では足りず、Business(¥3,980)が視野に入る
SEO表示速度が速い。Core Web Vitalsは良好ブログ機能はWordPressに比べると弱い

総じて「デザインの質と日本語環境を両立したい制作者」からの評判が高い。一方、大規模EC・多言語サイト・高度なCMSが必要なケースでは機能不足を指摘する声がある。


STUDIOアフィリエイトの現状

STUDIOには純粋な個人向けアフィリエイトプログラムは存在しません(2026年7月時点)。

代わりに整備されているのは「STUDIO Partners」という、制作会社・フリーランス向けの認定パートナー制度。サイト制作案件を紹介してもらったり、実績に応じてブロンズ/シルバー/ゴールド等のランクが付与される仕組みです。記事を書いて紹介するブロガー向けの報酬型プログラムではない、という点は押さえておくべきポイント。

そのため、STUDIOを紹介してブログから収益を得るには、A8.netやValueCommerce等の汎用ASPにSTUDIO案件が出稿された時のみ(執筆時点で恒常的な出稿は確認できず)、または「STUDIOで記事を書きつつ、同時に比較するWebflow・ペライチなど提携済みのツールのアフィリリンクを置く」ダブル構成が実務的な方針になります。


STUDIOの料金は結局月いくら?最低コストを試算

「studio 料金」で調べている人がいちばん知りたいのは「結局、毎月いくら払えば運用できるのか」。年払い前提で試算すると、答えは次の3パターンに絞れます。

注意したいのは月払いの割高さ。Miniは月払いだと¥1,290と年払い(¥590)の2倍以上になります。3ヶ月以上使うつもりなら、最初から年払いで契約したほうが合理的です。


「Starter・CMSプラン」は旧情報——現行プラン名の対応表

検索すると「STUDIOのStarterプラン(¥980)」「CMSプラン(¥2,480)」と書かれた記事がまだ多く残っていますが、これは2024年12月1日の料金改定より前の古い情報です。現行プランとのおおよその対応は次のとおり。

旧プラン(改定前) 現行の受け皿(2026年7月時点)
Starter(複数ページ+基本CMS) Personal(年払い月¥1,190):150ページ+5 CMSモデル
CMS(CMS拡張) Business(年払い月¥3,980):300ページ+10 CMSモデル+API連携
Business(旧最上位帯) Business Plus(年払い月¥9,980):30 CMSモデル+API無制限

旧記事の価格を見て「安い」と思って公式に行くと金額が違って戸惑う、というのが定番の混乱パターン。プラン選びは必ず現行のFree・Mini・Personal・Business・Business Plusを前提に、公式料金ページの最新表示で確認してください。


まとめ

STUDIOは、日本発のノーコードサイトビルダーで、Figmaに近い操作感と日本語UI・日本語フォントの標準搭載が強み。料金はFree(¥0)からBusiness Plus(¥9,980・年払い月換算)まで段階制で、個人事業主の標準プランはPersonal(¥1,190)。デザイン自由度はWebflowに近い水準だが、CMSリファレンスの深さ・ネイティブEC・コードエクスポートではWebflowに及ばない。日本語サポート・Slackコミュニティ・STUDIO Partnersなど、日本市場で運用するための周辺環境が手厚い反面、海外クライアント向けの納品や大規模ECには不向き。

マヤの私見としては、日本語サイトの制作が中心で、デザインにこだわりたいフリーランス・制作会社にはSTUDIOが第一候補になる。英語UIに抵抗がなくコードエクスポートや高度なCMSが必要ならWebflow、機能の幅とAIビルダーで選ぶならWix、1ページLPを低コストで仕上げたいならペライチCarrdを先に検討したほうが遠回りにならない。

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STUDIOで失敗しやすい3つのパターン

失敗1: テンプレートを使わず白紙から始めて完成しない

STUDIOはデザイン自由度が高い分、白紙のキャンバスから始めると「何をどこに置くべきか」で手が止まります。デザイン経験がない人ほど、テンプレートを起点にして部分的にカスタマイズするほうが公開までが早い。自由度の高さは、完成させてから効いてくる武器だと考えてください。

失敗2: Miniで始めて後からページを増やしたくなる

「今はLPだけだからMini(¥590)で十分」と始めて、3か月後に「SEOのためにブログを書きたい」「実績ページを分けたい」となるケース。Miniは2ページ+404ページが上限なので、その時点でPersonal(¥1,190)へのアップグレードが必要になります。プラン変更自体は簡単ですが、ページ構成を前提に作り直す手間が出るので、増える見込みがあるなら最初からPersonalが無難です。差額は月¥600、年で¥7,200。

失敗3: EC用途でSTUDIOを選んでしまう

STUDIOにはカート・決済機能がありません。「デザインがきれいだからECサイトもSTUDIOで」と考えて始めると、決済のところで行き詰まります。ECが前提ならShopifyやBASE、Wix Businessを選ぶのが正解。STUDIOはあくまでサイト構築に特化したツールです。

あわせて見落としやすいのが独自ドメインの取得費用。Mini以上でドメインの「接続」はできますが、「取得」はSTUDIO外での手続きになります。お名前.com等で年¥1,000〜¥3,000が別途かかるため、Mini年払い(年¥7,080)+ドメイン代で独自ドメイン運用の総額は年1万円弱が目安です。


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よくある質問

Q1. STUDIOは無料プランのままずっと使えますか?

使えます。STUDIOサブドメイン(xxx.studio.site)での公開、50ページ、基本的なCMS、問い合わせフォームはFreeでずっと無料です。ただし月間訪問者2,000人を超えると制限がかかる可能性があり、独自ドメイン接続もFreeでは不可です。本格運用の段階でMini以上への移行が実質的に必要になります。

Q2. STUDIOの2024年12月の料金改定で何が変わりましたか?

2024年12月1日に料金体系が刷新され、Miniプラン(¥590/月・年払い)が新設されました。あわせてプラン構成もFree・Mini・Personal・Business・Business Plusに再編されています。「Starterプラン」「CMSプラン」という名称・価格で解説している記事は改定前の古い情報なので注意してください。Miniの登場で「1〜2ページのサイトを最小コストで独自ドメイン運用する」ユーザー層の受け皿ができました。

Q3. STUDIOとFigmaは連携できますか?

直接のプラグインでの双方向連携は限定的ですが、Figmaでデザインしてからそれを参考にSTUDIOで組み直す、という運用をしている制作会社・フリーランスが多いです。STUDIO自体の操作感がFigmaにかなり近いため、デザイン移植のコストはWebflowよりも低めと評されます。

Q4. STUDIOでECはできますか?

ネイティブのEC機能はありません。Shopifyの埋め込み(バイボタン、コレクション)を使うか、Stripe Payment Linkを個別に貼る運用が一般的です。本格的なECを想定している場合は、STUDIOは商品詳細やブランドサイトとして使い、決済はShopifyやBASEに分離する構成が実務的です。

Q5. STUDIOで作ったサイトは他のサービスに移行できますか?

STUDIOから他ツールへの直接的なエクスポート機能は限定的です。CMSデータはCSVエクスポートできますが、デザイン部分のHTML/CSSをそのまま持ち出すことはできません。将来的な移行可能性を重視するなら、Webflow(コードエクスポート可能、Workspace Core以上)のほうがロックインリスクは低いです。

Q6. STUDIOで複数のクライアントサイトを管理する制作会社に向いていますか?

向いています。Business / Business Plusプランではチームでの編集権限管理、監査ログ、カスタムヘッダーなどが使えます。STUDIO Partners(制作会社認定制度)に登録すれば、STUDIO社経由で案件紹介も受けられます。個人フリーランスから始めてチーム化する流れにも対応できる設計です。