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MyASP vs Kit|国産メルマガ vs 海外メール配信を比較【2026年版】

「メルマガを本格的にやりたい。でもMyASPとKit、どっちにすればいいのか分からない」――日本のコンテンツ販売者なら一度は悩むテーマだと思う。片方は日本語で全部完結する国産ツール、もう片方は英語圏のクリエイターが愛用する海外SaaS。名前を聞いたことはあっても、並べて比べた記事は少ない。

ざっくり言えば、MyASPは町の金物屋。品揃えは独特だけど、欲しいものがピンポイントで見つかる。Kitは海外の大型ホームセンター。棚が整理されていて見やすいが、日本規格のネジは置いていない。道具の良し悪しではなく、建てたい家が和風か洋風かで選ぶ道具が変わる。

MyASPはツールラボが2012年頃から提供する国産メルマガスタンドで、ステップメール・アフィリエイトセンター・決済連携・会員サイトまで一体型。日本の情報商材やコンテンツ販売の現場で長年使われてきた。Kitは2013年にNathan Barryが創業した海外メール配信SaaS(旧ConvertKit)で、ブロガー・YouTuber・ポッドキャスター向けにビジュアルオートメーションとデジタル商品販売を提供している。

日本語サポートの安心感か、海外ツールの機能の広さか。10項目で並べてみたら、意外なところで差がついた。


まず答え:日本語完結か、グローバル機能か

迷ったら? 日本国内のコンテンツ販売がメインならMyASPのビギナープランから。海外向け発信やクリエイター活動が軸ならKitの無料プランから。どちらも初期費用なしで始められる。


基本スペック比較表

比較項目 MyASP(マイスピー) Kit(旧ConvertKit)
運営会社 ツールラボ(日本) Kit(旧ConvertKit、米国)
サービス開始 2012年頃 2013年
主な用途 メルマガ配信+アフィリエイトセンター+決済+会員サイト クリエイター向けメール配信+オートメーション+デジタル商品販売
日本語UI 完全日本語 なし(英語のみ)
日本語サポート あり(日本語) なし(英語のみ)
無料プラン なし あり(10,000購読者まで)
最安有料プラン ビギナー 3,300円/月(税込) Creator $39/月(1,000購読者、年払 月換算$33)
ステップメール あり(シナリオ分岐対応) あり(ビジュアルオートメーション)
決済連携 PayPal/Stripe/銀行振込 Stripe(デジタル商品販売)
LINE連携 あり なし

10項目比較表

比較項目 MyASP Kit
1. 料金の手軽さ △ 最安3,300円/月 ◎ 無料プランあり
2. ステップメール ◎ シナリオ分岐が細かい ◎ ビジュアルで直感的
3. オートメーション ○ 条件分岐あり ◎ ビジュアルビルダー
4. 日本語対応 ◎ 完全日本語 × 英語のみ
5. 決済機能 ◎ PayPal/Stripe/銀行振込 ○ Stripe連携
6. アフィリエイト管理 ◎ センター機能内蔵 × なし
7. ランディングページ ○ 簡易LP作成 ◎ テンプレート豊富
8. デジタル商品販売 ○ 決済連携で対応 ◎ 標準機能で対応
9. メール到達率 △ プランによる ◎ 高い評価
10. 外部連携 △ 限定的 ◎ Zapier/API充実

各項目を深掘りする

1. 料金の手軽さ

Kitは10,000購読者まで無料で使えるNewsletterプランがある。メール配信とランディングページは無制限で、基本の自動化も1本使える(複数の自動化はCreator $39/月〜)。「まずリストを集めてから課金を考える」という段階的な入り方ができる。

MyASPに無料プランはない。ビギナープラン月3,300円が最安で、パーソナルプラン月6,600円、スタンダードプラン月11,000円と段階的に上がる。ただし、MyASPは月額にアフィリエイトセンター機能や決済連携が含まれているので、「別ツールを足す必要がない」という見方をすれば割高とも言い切れない。

2. ステップメール

MyASPのステップメールは日本のメルマガ文化に合わせた設計。配信間隔を「登録から○日後の○時」で細かく指定でき、シナリオ間の移動(別のステップメールへ自動登録)も設定できる。長年の運用実績があり、日本語の解説記事やノウハウも多い。

Kitのオートメーション機能はビジュアルビルダー形式。フローチャートを描くようにメール配信の流れを組める。「タグAがついたらメール1を送信→3日待機→開封したらメール2、未開封ならメール3」といった条件分岐がドラッグ&ドロップで作れる。見た目で全体像を把握しやすい反面、Creatorプラン以上でないと使えない。

3. オートメーション

Kitのビジュアルオートメーションは同ジャンルの海外ツールの中でも評価が高い。購読者の行動(メール開封、リンククリック、タグ追加、商品購入)をトリガーにして分岐を組める。Zapier連携も豊富で、外部ツールとの接続も柔軟。

MyASPにも条件分岐やシナリオ移動の機能はあるが、UIは一覧表形式で、フローを視覚的に追いにくい。複雑な分岐を組むと設定画面が増えて管理が煩雑になりやすい。ただし日本語で全部操作できるので、英語アレルギーの方にはこちらの方がストレスは少ない。

4. 日本語対応

MyASPはUI・マニュアル・サポート・コミュニティすべて日本語。操作に迷ったときに日本語で検索すれば解説記事が見つかる。サポートへの問い合わせも日本語で完結する。

Kitは英語オンリー。管理画面の翻訳はブラウザ翻訳に頼るしかないし、サポートに問い合わせるなら英語で書く必要がある。日本語のKit解説記事も少なく、「困ったら英語で調べる」覚悟がいる。

5. 決済機能

MyASPはPayPal・Stripe・銀行振込に対応。特に銀行振込対応は日本の個人ビジネスでは重宝する。月額課金・分割払い・一括払いの設定が管理画面から直接できる。決済と購読者管理が一体化しているので、「購入者を自動でメルマガ登録」という流れが自然に組める。

KitはStripe連携でデジタル商品の販売が可能。ただし銀行振込には非対応で、日本の顧客が「クレジットカードを持っていない・使いたくない」場合に選択肢が狭まる。有料ニュースレター(サブスク課金)にも対応しているが、通貨はUSドル中心。

6. アフィリエイト管理

MyASPの独自機能。自分の商品のアフィリエイトセンターを構築でき、アフィリエイターの登録・承認・リンク発行・報酬計算・支払い管理までワンストップで回せる。日本の情報商材ビジネスでは、この機能目当てでMyASPを選ぶ人も多い。

Kitにアフィリエイトセンター機能はない。自社商品のアフィリエイトプログラムを運営したいなら、FirstPromoterやRewardfulなど外部サービスを組み合わせる形になる。ツールが増えるぶん、管理の手間とコストは上がる。

7. ランディングページ

Kitはランディングページ作成に力を入れていて、テンプレートが豊富。登録フォーム付きのLPを数分で公開でき、無料プランでも使える。デザインのクオリティも海外ツールらしく洗練されている。

MyASPにも簡易的なLP作成機能はあるが、デザインの自由度やテンプレートの種類ではKitに及ばない。凝ったLPを作りたいなら別のLP作成ツールとの併用が前提になる。

8. デジタル商品販売

Kitはメール配信ツールでありながら、デジタル商品(PDF・音声・動画など)の販売機能を標準搭載。決済ページの作成からファイル配布まで完結する。クリエイターが「メルマガで集客→デジタル商品を販売」という流れを1ツールで回せる設計。

MyASPは決済連携を使って商品販売が可能だが、商品の配布(ファイルダウンロード等)は会員サイト機能やメールでの案内が必要。Kitのようにワンクリックで「購入→即ダウンロード」とはいかない。

9. メール到達率

Kitはメール到達率の高さに定評がある。DKIM・SPFの設定ガイドが整備されていて、専用IPオプションも用意されている。海外のメール配信ツール比較でも到達率の評判は上位。

MyASPは共有サーバー型のプラン(ビギナー・パーソナル)の場合、同じサーバーの他ユーザーの配信状況に到達率が左右されることがある。スタンダードプラン以上で専用サーバーになるが、月11,000円。到達率を重視するなら上位プランを検討するか、Kitに軍配が上がる場面。

10. 外部連携

KitはZapier・Make(旧Integromat)・API連携が充実。WordPress、Shopify、Teachable、Webflow、WooCommerceなど主要サービスとの公式連携が揃っている。

MyASPの外部連携は限定的。PayPal・Stripe・LINE公式アカウントとの連携はあるが、海外SaaSとの直接連携は少ない。Zapierとの公式連携もないため、海外ツールと組み合わせたい場合はAPIを自前で叩くか、手動での連携になりがち。


シナリオ別おすすめ

ケース1:日本語の情報商材やオンライン講座を販売したい個人事業主
MyASP。決済連携(銀行振込含む)+アフィリエイトセンター+ステップメールが一体型。日本のコンテンツ販売の定番ワークフローがそのまま回る。

ケース2:ブログやYouTubeからメールリストを育てたい海外志向のクリエイター
Kit。無料プランでリスト構築を始め、購読者が増えたらCreatorプランでオートメーションを追加。LPのデザインも洗練されていて、海外読者への見た目の印象もいい。

ケース3:既にメルマガを運用していて、アフィリエイターに自社商品を紹介してもらいたい
MyASP。アフィリエイトセンター機能が内蔵されているのはMyASPだけ。外部ツールを追加せずにアフィリエイトプログラムを立ち上げられる。

ケース4:デジタル商品(PDF・テンプレート・音源)をメルマガ読者に直接販売したい
Kit。決済ページ作成→ファイル配布までがKit内で完結する。Stripe連携の設定も簡単で、商品数が少ないうちは別のECツールを用意する必要がない。

ケース5:コストを極限まで抑えてメール配信を始めたい
Kit(無料プラン)。1,000購読者までは$0で使える。オートメーションが使えない制限はあるが、メルマガ配信とLP作成だけなら十分。MyASPは最安でも月3,300円なので、「まずは無料で」が条件ならKit一択。


料金プラン詳細

MyASPの料金(税込)

プラン 月額 主な機能
ビギナープラン 3,300円 メルマガ・ステップメール、共有サーバー
パーソナルプラン 6,600円 ビギナー+独自ドメイン、アフィリエイトセンター
スタンダードプラン 11,000円 パーソナル+専用サーバー、LINE連携

※初期費用なし。プランごとに配信数・シナリオ数の上限が異なる。

Kitの料金(1,000購読者の場合)

プラン 月額(月払い) 月額(年払い) 主な機能
Newsletter $0 $0 メール配信、LP、デジタル商品販売
Creator $39 $33 Newsletter+オートメーション、メール移行サポート
Pro $79 $65.83 Creator+ニュースレター紹介、高度なレポート

※購読者数が増えると月額が段階的に上がる。1,000購読者を超えた分は追加課金。

年間コスト比較:MyASPビギナープラン年3,300円×12=39,600円。Kit Creator年払い$15×12=$180(約27,000円/1ドル150円換算)。Kit Creatorの方が安いが、MyASPにはアフィリエイトセンター・決済連携が含まれている。「メール配信だけ」ならKitが安く、「販売基盤ごと」ならMyASPのコスパも悪くない。


アフィリエイト報酬比較

項目 MyASP Kit
報酬率 ユーザー紹介制度あり(条件要確認) 30%
報酬タイプ 公式要確認 リカーリング(最大24ヶ月)
Cookie期間 公式要確認 60日
最低支払額 公式要確認 公式要確認
支払方法 公式要確認 PayPal

Kitのアフィリエイトは初年度50%リカーリング×12ヶ月。仮にCreator年払い$33/月の紹介で毎月$16.5が12ヶ月続く計算(年10件以上の紹介でBronze以上に到達すれば13ヶ月目以降も10〜20%が続く)。MyASPのユーザー紹介制度は条件が公式サイトで個別確認となっているため、申し込み前に直接問い合わせてください。


海外レビュー評価

レビューサイト MyASP Kit
G2 掲載なし 4.4/5
Capterra 掲載なし 4.7/5
Trustpilot 掲載なし 3.0/5

※MyASPは国産ツールのため海外レビューサイトには未掲載。日本のSNS・ブログでの口コミが主な情報源になります。

Kitに多い評価:「オートメーションのUIが分かりやすい」「クリエイター向けの設計思想が明確」「無料プランで始められるのがありがたい」「Trustpilotのスコアが低いのはサポート対応への不満が目立つ」「購読者数が増えると料金の跳ね上がりが早い」。

MyASPに多い評価(日本のSNS・ブログより):「アフィリエイトセンターが自前で持てるのが強い」「日本のメルマガ運用に必要な機能が全部入っている」「管理画面のデザインは古め」「共有サーバーだと到達率が安定しないことがある」「情報商材系の利用者が多く、ブランドイメージで好みが分かれる」。


マヤの私見

この2つは「同じジャンルの競合」というより「別の市場に立つ別の道具」だと感じる。MyASPは日本のコンテンツ販売ビジネスに特化していて、アフィリエイトセンター・銀行振込・ステップメールという三種の神器が揃っている。英語が不要で、日本のビジネス慣習に合った運用ができる。一方のKitは、英語圏のクリエイターエコノミーから生まれたツールで、ビジュアルオートメーションの作り込みとLP作成の手軽さは見事。無料プランの存在も「まず試してみる」ハードルを下げている。

判断の分かれ目は「お客さんが誰か」と「アフィリエイトセンターが要るかどうか」の2点。日本人向けにコンテンツを売っていて、アフィリエイターにも紹介してもらいたいならMyASP。海外のファンにもリーチしたい、あるいはデジタル商品をシンプルに売りたいならKit。もし「日本語UIの海外メール配信ツール」が欲しいなら、第三の選択肢としてBrevoも見てみてほしい。

余談だが、MyASPのユーザーコミュニティは日本のアフィリエイト界隈でかなり活発だ。X(旧Twitter)で「MyASP」と検索すると、アフィリエイトセンターの設定方法やステップメールのシナリオ例を惜しみなく公開している人が見つかる。この「先輩ユーザーがノウハウを出し合う文化」は、公式サポートとは別の大きな価値。英語圏のKitにもコミュニティはあるが、日本語で質問して日本語で答えが返ってくる安心感はMyASP独自のものだと思う。

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「MyASPの日本語サポートは捨てがたいが、月額はもっと抑えたい」という第三の選択肢。管理画面が日本語で、無料プランのまま日々の配信を回せます。じっくり比べたい方は Brevo の詳細レビュー もどうぞ。


よくある質問(FAQ)

Q1. MyASPとKitの一番大きな違いは何?

設計思想です。MyASPは日本の情報商材・コンテンツ販売市場向けに作られたメルマガスタンドで、アフィリエイトセンター機能や銀行振込連携など日本独自の商習慣に対応しています。Kitは海外のクリエイター(ブロガー・YouTuber・ポッドキャスター)がメールリストを育てるためのツールで、ビジュアルオートメーションやデジタル商品販売に強みがあります。

Q2. 英語が苦手でもKitは使える?

管理画面・ヘルプ・サポートすべて英語です。ブラウザの翻訳機能でおおまかな操作は可能ですが、オートメーション設定やタグの条件分岐を組むときに細かいニュアンスが読めないとミスにつながります。英語に抵抗がある方はMyASPか、日本語UIがある海外ツール(Brevoなど)を検討してください。

Q3. MyASPに無料プランはある?

ありません。最安はビギナープラン月額3,300円(税込)です。Kitには10,000購読者まで無料のNewsletterプランがあるので、「まず無料で始めたい」という方はKitの方がハードルが低いです。ただしKitの無料プランで使える自動化は基本の1本までという点に注意してください。

Q4. ステップメールはどちらが高機能?

用途によります。MyASPはステップメールの配信間隔・条件分岐・シナリオ分岐が細かく設定でき、日本のメルマガマーケティングで求められる機能が揃っています。Kitはビジュアルオートメーションビルダーで視覚的にフローを組め、タグ付け・条件分岐・待機時間の設定が直感的です。複雑な日本語メルマガならMyASP、視覚的にフローを管理したいならKit。

Q5. アフィリエイトセンター機能があるのはどちら?

MyASPです。自社商品のアフィリエイトセンターを構築し、アフィリエイターの登録・報酬管理・リンク発行を一元管理できます。Kitにはこの機能はありません。Kitで同じことをやるなら、外部のアフィリエイト管理ツール(FirstPromoterなど)との連携が必要です。

Q6. どちらもメール到達率は問題ない?

Kitはメール到達率の高さで知られており、専用IPやドメイン認証(DKIM・SPF)に標準対応しています。MyASPは共有サーバー型のプランでは到達率がサーバーの他ユーザーに影響される場合があります。到達率を重視するならMyASPの上位プラン(専用サーバー)か、Kitを選ぶのが堅いです。


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この記事について 運営者:マヤ(海外 SaaS × 日本人向けアフィリエイト歴の個人サイト運営者) 情報ソース:MyASP公式サイト、Kit公式サイト・公式ヘルプ、G2・Capterra・Trustpilot 最終更新日:2026-07-31