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Zapierの始め方|登録から最初のZap作成まで5ステップ【2026年版】
「Googleフォームの回答をスプレッドシートに転記して、Slackに通知して、さらにメールも送る——全部手作業でやっている」。ツール間の転記やコピペ作業に毎日15分取られているなら、年間で90時間以上を単純作業に費やしている計算になります。Zapierはそうした手作業を自動化できるノーコードツールですが、「登録はしたものの、最初の1本をどう作ればいいかわからない」という声は少なくありません。
7,000個のアプリが並ぶ倉庫に荷物を自動で仕分けるベルトコンベア——初期設定さえ済めば人間の手を離れる。Zapierはそういう立ち位置のツールです。この記事では、アカウント作成から最初のZap(自動化レシピ)を動かすまでの全工程を5ステップに分けて説明します。
所要時間の目安は15〜30分です。無料プランはZap 5つ・月100タスクまで。有料はStarterプラン$19.99/月〜、Professionalプラン$49/月〜、Teamプラン$69/月〜です。クレジットカード登録なしで無料プランを使い始められます。
公式サイトと公式ヘルプセンターの内容を2026年4月時点で確認しています。Zapierは頻繁にUIを更新するツールなので、画面の見た目が記事と異なる場合は公式ドキュメントの最新版を参照してください。
Zapierを一言で説明すると
Zapierは、アメリカ発のノーコード自動化プラットフォームです。7,000以上のアプリ間を「Zap」と呼ばれる自動化レシピでつなぎ、データの受け渡しや通知を自動で行います。
代表的な用途はフォーム回答のスプレッドシート転記、メール受信時のSlack通知、ECの注文データをCRMに自動登録などです。海外レビューサイトではG2で4.5/5、Capterra 4.7/5と広く利用されています(執筆時点)。UIは英語ですが、扱うデータが日本語でも問題なく動作します。
Zapierの料金・機能・強み弱みを詳しく知りたい方は、Zapier 徹底レビュー記事をご覧ください。この記事では「登録してから最初のZapを動かすまで」に絞って進めます。
作業前の準備
- メールアドレス:アカウント作成に使います(Googleアカウントでのサインアップも可)
- 連携したいアプリ2つのアカウント:たとえば「Gmail → Slack」なら、GmailとSlackの両方にログインできる状態にしておいてください
- 自動化したい作業の整理:「◯◯が起きたら△△する」の形で言語化しておくとZap作成がスムーズです
クレジットカードは無料プランでは不要です。GoogleアカウントまたはMicrosoftアカウントでワンクリック登録もできます。
Step 1: 無料アカウント作成
まず Zapier公式サイト にアクセスし、「Sign up free」ボタンからアカウントを作成します。メールアドレスとパスワードを入力するか、GoogleアカウントまたはMicrosoftアカウントでサインアップできます。
登録後、簡単なアンケート(職種、自動化の目的、使っているアプリなど)が表示されます。スキップしても問題ありませんが、回答するとおすすめのZapテンプレートが表示されるので、何を自動化したいかが決まっている場合は答えておくと便利です。
アカウント作成は即時完了し、MailerLiteのような承認待ちはありません。登録直後からZapの作成に入れます。
Step 2: 最初のZap(自動化レシピ)を理解
Zapを作り始める前に、基本の構造を把握しておきます。Zapは「トリガー」と「アクション」の2つのパートで構成されます。
トリガー(Trigger)
Zapが動き出すきっかけです。「Gmailに新しいメールが届いたとき」「Googleフォームに回答が送信されたとき」「Shopifyで新しい注文が入ったとき」など、特定のイベントを指定します。
アクション(Action)
トリガーが発火したあとにZapierが実行する動作です。「Slackにメッセージを送る」「Googleスプレッドシートに行を追加する」「メールを送信する」などを設定します。
無料プランではトリガー1つ+アクション1つの「シングルステップ」Zapのみ作成できます。トリガー1つに対してアクションを複数つなげる「マルチステップ」はStarterプラン以上で利用可能です。
ダッシュボードの「Explore」タブには、人気のZapテンプレートが用途別に並んでいます。テンプレートを使うとトリガーとアクションがあらかじめ設定された状態で始められるので、初回はここから選ぶのが手早いです。
Step 3: トリガーアプリ選択・接続
ダッシュボードの「Create」→「New Zap」をクリックすると、Zapエディタが開きます。まずトリガー側を設定します。
1. アプリの選択
検索ボックスにアプリ名を入力し、一覧から選択します。たとえば「Gmail」と入力すれば候補が表示されます。
2. トリガーイベントの選択
選んだアプリで使えるトリガーの一覧が表示されます。Gmailなら「New Email」「New Labeled Email」「New Attachment」などがあるので、目的に合ったものを選んでください。
3. アカウントの接続
「Connect」ボタンを押すと、選んだアプリのログイン画面がポップアップで開きます。ログインしてZapierへのアクセスを許可してください。OAuth認証で接続するため、パスワードがZapierに保存されることはありません。
4. トリガーの詳細設定
アプリによっては追加の条件を設定できます。Gmailなら「特定のラベルが付いたメールだけ」「特定の送信者からのメールだけ」などの絞り込みが可能です。設定が終わったら「Test trigger」でテストデータを取得し、正しくデータが取れているか確認してください。
Step 4: アクションアプリ選択・設定
トリガーの設定が終わったら、次にアクション側を設定します。
1. アクションアプリの選択
トリガーと同様に、検索ボックスからアプリを選びます。たとえばSlackを選べば、トリガーで取得したデータをSlackに送る設定に進みます。
2. アクションイベントの選択
「Send Channel Message」「Send Direct Message」など、実行したい操作を選んでください。
3. アカウントの接続
トリガーと同じ手順で、アクション側のアプリアカウントを接続します。
4. フィールドのマッピング
ここがZap作成の中心部分です。アクション側の各フィールド(Slackならチャンネル名、メッセージ本文など)に、トリガーから取得したデータを割り当てます。フィールドをクリックするとトリガーのデータ項目がドロップダウンで表示されるので、埋め込みたい項目を選択してください。固定テキストとトリガーデータを混在させることも可能です(例:「新しいメールが届きました: {件名}」)。
Step 5: テスト実行・Zapをオンにする
フィールドのマッピングが終わったら、公開前にテストを実行します。
1. アクションのテスト
「Test action」ボタンを押すと、Step 3で取得したテストデータを使ってアクションが1回だけ実行されます。Slackの場合はテストメッセージが指定チャンネルに実際に投稿されるので、内容とフォーマットを確認してください。
2. テスト結果の確認
テストが成功すると緑のチェックマークが表示されます。エラーが出た場合はエラーメッセージを読み、フィールドの設定ミスやアカウント接続の問題がないか確認してください。
3. Zapをオンにする
テストに問題がなければ、画面上部の「Publish」ボタンを押してZapを有効化します。これで、トリガーイベントが発生するたびにZapierが自動でアクションを実行する状態になります。
公開後は、ダッシュボードの「Zap History」で実行ログを確認できます。成功・失敗の履歴が時系列で並ぶので、数日間は定期的にチェックしておくと安心です。
困ったときの処方箋
1. テストでデータが取得できない
トリガーのテスト時に「No data found」と表示される場合は、連携先アプリにテストデータがないことが原因です。たとえばGmailトリガーなら、テスト前に自分宛にメールを1通送っておいてください。テストはアプリ上の直近のデータを取得しようとするため、データが存在しないとテストが通りません。
2. アプリの再認証を求められる
連携先アプリ側でパスワード変更やセキュリティ設定の変更を行うと、Zapierとの認証が切れることがあります。ダッシュボードの「My Apps」からアプリを選び、「Reconnect」で再認証してください。
3. 月のタスク上限に達した
無料プランの月100タスクを使い切ると、翌月のリセットまでZapが停止します。ダッシュボードの「Usage」でタスク消費量を確認し、上限に近づいたら不要なZapをオフにするか、有料プランへのアップグレードを検討してください。
まとめ
Zapierの初期セットアップは、アカウント作成 → Zapの仕組み理解 → トリガー設定 → アクション設定 → テスト・公開の5ステップです。承認審査はなく、登録から最初のZapが動くまで15〜30分で到達できます。無料プランはZap 5つ・月100タスクまで使えるので、まず1つ動かしてみて自動化の感覚をつかむのに十分な枠があります。
実際に触った上で言えることは、Zapierは「まず1つ、手作業を減らしたい」という入口のハードルが低い点が強みです。アプリ連携数の多さで困ることはまずありません。一方、複雑な条件分岐やループ処理を多用する場合は、ビジュアルフローで設計できるMakeのほうが見通しが良くなります。無料枠でまず1本Zapを動かしてみれば、自動化の手触りがつかめます。
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よくある質問(FAQ)
Zapierの無料プランではどこまでできますか?
無料プランではZap(自動化レシピ)を5つまで作成でき、月100タスクまで実行できます。1つのZapにはトリガー1つとアクション1つの「シングルステップ」のみ設定可能です。複数ステップ(マルチステップ)のZapを使いたい場合はStarterプラン($19.99/月)以上が必要です。
タスクとは何ですか?どうカウントされますか?
タスクとは、Zapが正常にアクションを実行した回数です。たとえば「Gmailに新着メールが届いたらSlackに通知する」Zapの場合、Slackへの通知1回が1タスクとしてカウントされます。トリガーの確認だけではタスクは消費されません。
日本語のアプリやデータは扱えますか?
はい。Zapier自体のUIは英語ですが、連携先アプリが日本語データを扱える限り、日本語のテキストやファイル名もそのまま受け渡しされます。日本語での通知文やメール本文の設定も問題ありません。
ZapierとMakeの違いは何ですか?
Zapierは連携アプリ数が7,000以上と多く、設定画面がシンプルで初心者が取り組みやすい設計です。Makeはビジュアルフローで複雑な分岐・ループを組みやすく、同じタスク量あたりの料金がZapierより低い傾向にあります。「まずは手軽に自動化を試したい」ならZapier、「複雑なワークフローを安く回したい」ならMakeが向いています。
Zapが動かないときはどう確認しますか?
ダッシュボードの「Zap History」で実行ログを確認してください。エラーが出ている場合はエラーメッセージと該当ステップが表示されます。多いのは連携先アプリの認証期限切れで、再認証(Re-connect)すれば復旧するケースがほとんどです。
途中で有料プランに切り替えたらデータは引き継がれますか?
はい。作成したZap、接続済みのアプリアカウント、実行履歴はすべてそのまま引き継がれます。プランのアップグレードはダッシュボードの「Settings」→「Billing」から数分で完了します。
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この記事について
運営者:マヤ(海外 SaaS × 日本人向けアフィリエイト歴の個人サイト運営者)
情報ソース:Zapier 公式サイト、公式ヘルプセンター、G2 / Capterra の公開評価
最終更新日:2026-04-30