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Thinkificの始め方|登録から最初のコース公開まで完全ガイド【2026年版】
「オンライン講座を作りたい」と思い立ってから、実際に公開ボタンを押すまで——たいていの人はここで数週間、下手をすると数ヶ月止まる。ツール選びで迷い、動画の撮り方を調べ、カリキュラムの構成を練り直し、気づけば季節が変わっている。
最初のコースを公開するまで、実は週末の午後だけで足りる。Thinkificはそういう設計のツールです。管理画面にログインして、レッスンを並べて、価格を設定して公開。やることは料理のレシピと同じで、材料さえ揃っていれば手順通りに進めるだけ。
Thinkific は取引手数料 0%、Basic プラン月額$36(年払い)から。カナダ発の講座販売 SaaS で、5万人以上のクリエイターが利用しています。無料枠は1コースまでと限定的ですが、有料プランに上げても売上から手数料を引かれないのは、講座数が増えるほど効いてくるポイントです。
この記事では、マヤが実際にアカウントを作成し、コースを1本公開するまでの手順を5ステップに分解しました。つまずきやすい箇所とその回避策も添えてあるので、読みながら手を動かせばそのまま完了します。
おさらい:Thinkific とは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | Thinkific |
| 提供会社 | Thinkific Labs Inc.(カナダ・バンクーバー) |
| 創業 | 2012年 |
| 主な用途 | オンライン講座販売、コミュニティ運営、コーチング |
| 料金 | 無料〜(Basic $36/月・年払い) |
| 取引手数料 | 0%(有料プラン共通) |
| 日本語対応 | なし(UI・サポートとも英語) |
| 公式サイト | https://www.thinkific.com/ |
Teachable と並ぶ講座販売 SaaS の二大プラットフォーム。Thinkific はコミュニティ機能とライブレッスン統合に力を入れており、「動画講座 + リアルタイム授業」のハイブリッド運営に向いています。
準備するもの
始める前に、以下の4つを手元に用意してください。
- メールアドレス:Thinkific アカウント登録用。Gmail でも独自ドメインでも OK
- コースの素材(1レッスン分でも可):動画ファイル(MP4推奨)、PDFテキスト、スライドなど。全部揃っていなくても、1レッスン分あれば先に進めます
- Stripe または PayPal アカウント:有料コースを販売する場合に必要。無料コースだけなら後回しで問題なし
- VISA / MasterCard / AMEX のクレカ:有料プランにアップグレードする場合に使用。無料プランのみならクレカ登録は不要
Step 1:アカウントを作成する
Thinkific 公式サイトにアクセスし、画面右上の「Start free」ボタンをクリック。
入力する情報は3つだけ:
- 名前
- メールアドレス
- パスワード
登録後、確認メールが届きます。メール内のリンクをクリックすればアカウント有効化は完了。このあとセットアップウィザードが起動し、「どんな講座を作るか」「受講生の想定人数」などを聞かれます。ここは正確に答えなくても大丈夫で、あとから変更可能。ウィザードを通過するとダッシュボードに到着します。
所要時間の目安:約5分
Step 2:コースの骨格を作る
ダッシュボード左メニューから「Manage Learning Content」→「Courses」に進み、「New Course」をクリック。
まずコースの種類を選びます:
- Course:標準的な動画+テキストの講座(初回はこれが無難)
- Community:フォーラム型のコミュニティ
- Coaching:1対1のコーチングプログラム
「Course」を選んだら、コース名を入力。日本語で問題ありません。例:「はじめてのWebデザイン入門講座」。
次にカリキュラムを組みます。Thinkific のコース構造は「Chapter(章)> Lesson(レッスン)」の2階層。
- 「Add chapter」でセクション名を追加(例:「第1章 HTMLの基本」)
- チャプターの中に「Add lesson」でレッスンを追加
- レッスンの種類を選ぶ:Video / Text / PDF / Quiz / Survey など
この段階では中身(動画やテキスト)を入れなくても、構成だけ先に決めてしまって問題ありません。全体の地図を先に描いて、中身は Step 3 で埋めます。
所要時間の目安:15〜30分(構成を事前に考えてある場合)
Step 3:レッスンの中身をアップロードする
カリキュラムの骨格ができたら、各レッスンをクリックして中身を入れていきます。
動画レッスンの場合:
- レッスンを開いて「Video」タブを選択
- 「Upload video」からMP4ファイルをドラッグ&ドロップ
- アップロードが完了すると自動でエンコードが走る(数分〜十数分)
- エンコード完了後、プレビューで再生確認
テキストレッスンの場合:
- レッスンを開いてリッチテキストエディタに直接入力
- 画像の挿入、リンクの埋め込みも可能
PDFレッスンの場合:
- 「Download」タイプのレッスンを追加
- PDFファイルをアップロード
ポイントは「全レッスンを完成させてから次に進む」必要はないということ。まず1〜3レッスン分だけ入れて公開し、残りは順次追加する「プレローンチ」方式も Thinkific では一般的です。
所要時間の目安:30分〜2時間(素材の量による)
Step 4:価格と決済を設定する
コースエディタの「Pricing」タブに移動します。
選べる価格モデル:
- Free:無料コース(リード獲得用に使える)
- One-time payment:買い切り(例:$97)
- Subscription:月額課金(例:月$19)
- Payment plan:分割払い(例:$50 × 3回)
有料コースの場合は、ここでStripe または PayPal の接続が必要です。「Settings」→「Payment」から連携先を選び、アカウント認証を済ませてください。日本で発行した Stripe アカウントも接続可能です。
通貨はコースごとに設定でき、USD / JPY / EUR など複数通貨に対応。ただし、Thinkific のプラットフォーム利用料は USD 建てです。
所要時間の目安:10〜15分(Stripe アカウントが既にある場合)
Step 5:公開ボタンを押す
コースエディタ右上の「Publish Course」をクリック。これだけです。
公開後にやっておくと良いこと:
- ランディングページの確認:Thinkific は自動でコース販売ページを生成します。プレビューで見え方をチェック
- テスト購入:自分で受講生としてアクセスし、購入フロー・動画再生・PDF表示を一通り確認
- SNS やブログにリンクを貼る:コースの URL をコピーして、最初の集客を始める
ランディングページのデザインは「Site Builder」から調整できます。ヘッダー画像、コースの説明文、講師プロフィール、受講生の声(テスティモニアル)などのセクションを追加・並べ替えできます。
所要時間の目安:5〜10分
よくあるトラブルと対処法
1. 動画のアップロードが途中で止まる
ファイルサイズが大きい場合(2GB以上)に起きやすい現象。まずブラウザをChrome最新版に切り替え、Wi-Fiではなく有線接続で再試行してください。それでも駄目なら、動画を分割して短くするか、解像度を1080pに落としてからアップロードすると通りやすくなります。
2. Stripe の接続でエラーが出る
Stripe アカウントの本人確認(KYC)が未完了だと接続できません。Stripe のダッシュボードで「制限事項」を確認し、未提出の書類があれば先に済ませてください。
3. コースの URL が英語のランダム文字列になる
コース作成時に自動生成される URL スラッグは、あとから「Settings」→「SEO」で編集可能です。日本語コース名を入れた場合は英数字のスラッグに手動で書き換えておくと、SNS でシェアした時に見栄えが良くなります。
4. 受講生に届くメールが英語のまま
Thinkific のシステムメール(購入確認、レッスン通知など)はデフォルトで英語。Basic プラン以上なら「Settings」→「Emails」から本文を編集でき、日本語に書き換えられます。テンプレートごとに編集が必要なので、最初に「購入完了メール」と「ウェルカムメール」の2つだけ日本語化しておくのがおすすめです。
5. 無料プランの制限に引っかかった
無料プランは1コースまで、カスタムドメイン不可、クーポン機能なし。2コース目を作りたくなったら Basic($36/月・年払い)への移行が必要です。30日間の返金保証があるので、試してみて合わなければ戻せます。
まとめ:週末の午後で「講座販売者」になれる
振り返ると、やったことは5つだけ。アカウント作成 → カリキュラム設計 → 素材アップロード → 価格設定 → 公開。素材が手元にある状態なら、トータル2〜3時間で最初のコースは公開できます。
Thinkific の強みは、取引手数料 0% で売上がそのまま手元に残ること。受講生が10人でも100人でも、プラットフォームに売上の一部を持っていかれないのは、長期的に見て大きな差になります。
まずは無料プランで1コースを作って公開してみてください。「自分の知識がお金に変わる」という体験は、次のコースを作るモチベーションになります。
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よくある質問(FAQ)
Q. Thinkificの無料プランだけでコースを公開できますか?
はい、1コースまでなら無料プランで公開可能です。ただし、クーポンやアフィリエイト機能は使えず、カスタマイズにも制限があります。まず無料で1コース作って感触を確かめ、売上が立ち始めたら Basic に移行する流れが一般的です。
Q. 日本語の講座を作っても受講生に問題はありませんか?
コース内容(動画・テキスト・PDF)は日本語で問題なく表示されます。ただし、受講生が触れる UI の一部(ボタン名やナビゲーション)は英語表示のままです。Basic プラン以上なら一部のテキストをカスタマイズできるので、気になる箇所は手動で日本語に書き換えることもできます。
Q. 動画はどこにアップロードすればいいですか?
Thinkific には動画ホスティングが内蔵されています。コースビルダーの「レッスン追加」から直接アップロードすれば、Thinkific 側でエンコード・配信まで処理してくれます。YouTube や Vimeo の埋め込みも可能ですが、有料コースの場合は内蔵ホスティングの方がコンテンツ保護の面で安心です。
Q. Stripe以外の決済方法は使えますか?
Stripe と PayPal に対応しています。日本発行の Stripe アカウントも接続可能です。ただし日本円決済は受講生側の表示通貨として設定できるものの、Thinkific 自体のプラットフォーム手数料は USD 建てです。
Q. TeachableとThinkific、どちらを選ぶべきですか?
Thinkific は取引手数料 0%・コミュニティ機能内蔵・ライブレッスン統合が強み。Teachable は日本語情報の多さ・コーチング1対1機能が強み。受講生が数十人以上になる見込みなら手数料 0% の Thinkific、まず1対1コーチングから始めるなら Teachable という切り分けが妥当です。
この記事について 運営者:マヤ(海外 SaaS × 日本人向けアフィリエイト歴の個人サイト運営者) 情報ソース:Thinkific 公式サイト、公式ヘルプ、G2 / Capterra / Trustpilot の公開評価 最終更新日:2026-04-23