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Teachableの始め方|登録から最初のオンライン講座を公開するまで【2026年版】

コンサルタントのGさんは、対面セミナーのオンライン化を模索していた。Zoom録画をDropboxに入れてリンクを共有する方法では、誰がどこまで受講したか把握できず、受講料の回収もPayPalの手動請求に頼っていた。受講管理・決済・コンテンツ配信を1つにまとめられるプラットフォームとして候補に挙がったのがTeachableだ。

Teachableは、オンライン講座の「校舎」にあたる存在だ。教室(講座ページ)を用意し、時間割(カリキュラム)を組み、受付(決済)を設置し、出席簿(受講進捗)を管理する——これらの仕組みを、コードを書かずにブラウザ上で構築できる。

料金はFreeプラン(手数料$1+10%)から、Basic $59/月、Pro $159/月、Pro+ $249/月まで4段階。無料プランでも講座数・受講生数は無制限で、動画ホスティングも容量制限なし。Basic以上ではトランザクション手数料が下がり、独自ドメインやクーポン機能が使える。

本記事では、Teachable公式のヘルプドキュメントに沿って、アカウント作成から最初の講座を公開するまでの手順を5ステップに分けて整理した。動画のアップロード方法やカリキュラムの組み方など、初回設定で手が止まりやすいポイントを重点的にカバーしている。

Teachableとは — 30秒おさらい

Teachableは2014年にAnkur Nagpal氏がニューヨークで設立したオンライン講座プラットフォーム。2020年にHotmart(ブラジルのデジタル教育企業)に買収され、現在はHotmartグループの一員として運営されている。

講師が動画・テキスト・PDF・クイズなどのコンテンツをアップロードし、価格を設定して販売ページごと公開できる。決済はTeachable組み込みの決済機能(Teachable Payments)またはStripe/PayPal連携で処理される。受講生の進捗管理、メール通知、修了証発行などの機能も備える。

海外レビューではG2で4.0/5、Capterra 4.4/5、Trustpilot 3.8/5(執筆時点)。全世界で10万人以上の講師が利用しているとされる。詳細はTeachable徹底レビュー記事を参照。

始める前に用意するもの

最初は「セクション1つ・レッスン3つ」程度の小さな講座を1本作るのがよい。全コンテンツを揃える前にプラットフォームの操作感を確認できる。

Step 1: 無料アカウントの登録

Teachable公式サイトにアクセスし、「Get Started」をクリック。メールアドレスとパスワードを入力するか、Googleアカウントで登録する。クレジットカード不要で、無料プランが即座に有効になる。

登録後、スクール名(School Name)の入力を求められる。これがサブドメイン(xxxxx.teachable.com)にも使われるため、ブランド名や自分の名前を入れておくとよい。あとから変更可能だが、サブドメインのURLも変わるため、公開前に決めておくのが望ましい。

次に、目的やジャンル(ビジネス、クリエイティブ、フィットネスなど)を選ぶ簡単なアンケートが表示される。回答内容はダッシュボードのカスタマイズに使われるだけなので、厳密に答える必要はない。

Step 2: スクールの初期設定

ダッシュボードに入ったら、左メニューの「Settings」から基本設定を整える。

1. スクール情報の入力
「Settings」→「General」でスクール名、説明文、ロゴ、ファビコンを設定する。ロゴは受講生向けのスクールトップページに表示される。

2. ドメイン設定(有料プラン以上)
Basicプラン以上では「Settings」→「Domains」で独自ドメイン(例:courses.mydomain.com)を設定できる。DNS側でCNAMEレコードを追加する手順が公式ヘルプに記載されている。無料プランではteachable.comのサブドメインのみ。

3. 決済設定
「Settings」→「Payments」でTeachable Paymentsを有効化するか、Stripeアカウントを接続する。日本円(JPY)を含む130以上の通貨に対応。受講料の受け取りには、銀行口座またはPayPalの設定が必要。無料プランではTeachable Paymentsのみ利用可能で、販売ごとに$1+10%の手数料が差し引かれる。

Step 3: 最初の講座を作成する

左メニュー「Courses」→「New Course」をクリック。講座名とサブタイトルを入力して作成する。

カリキュラムの構成
講座は「セクション(章)」と「レッスン(回)」の2階層で構成する。たとえば「セクション1:基礎編 → レッスン1.1:概要、レッスン1.2:用語解説、レッスン1.3:ツール紹介」といった形だ。「Add Section」でセクションを追加し、セクション内に「Add Lecture」でレッスンを追加していく。

動画のアップロード
レッスンを開くと、動画・テキスト・ファイル(PDF等)をアップロードするエリアが表示される。動画はMP4形式をアップロードすると、Teachableが自動でトランスコード(画質調整)を行い、受講生の通信環境に応じた品質で配信する。1ファイルあたり2GB以内が推奨。アップロード後のトランスコードには数分から数十分かかることがある。

クイズの追加
レッスンの種類として「Quiz」を選ぶと、選択式のクイズを作成できる。受講生の理解度を確認する小テストとして使え、合格点の設定も可能。

Step 4: 販売ページと価格設定

販売ページの編集
講座の「Sales Page」タブを開くと、ドラッグ&ドロップのページエディタが表示される。ヒーローセクション、講座概要、カリキュラム一覧、講師プロフィール、受講生の声、FAQ、CTAボタンなどのブロックを配置できる。

価格設定
「Pricing」タブで価格プランを作成する。Teachableでは以下の課金形態に対応している。

複数の価格プランを1つの講座に設定できるため、「お試し:無料、標準:$99一括、上位:$29/月」といった階層型の料金体系も組める。

クーポンの設定(Basicプラン以上)
「Coupons」から割引コードを発行できる。割引率(%)または固定金額割引、使用期限、使用回数制限を設定可能。期間限定セールやアフィリエイト連携に使える。

Step 5: 講座の公開と次にやること

公開前チェックリスト

チェックが完了したら、講座の「Published」トグルをオンにする。販売ページのURLが公開され、受講生がアクセス・購入できる状態になる。

公開後にやること

料金プラン早見表

プラン月額トランザクション手数料主な追加機能
Free$0$1+10%講座数・受講生数無制限、動画ホスティング
Basic$59/月5%独自ドメイン、クーポン、ドリップ配信
Pro$159/月0%修了証、アフィリエイト、高度なレポート
Pro+$249/月0%カスタムユーザーロール、優先サポート

年払いにすると各プラン約33%割引(Basic $39/月相当、Pro $119/月相当、Pro+ $199/月相当)。無料プランからいつでもアップグレード可能。

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まとめ(マヤの私見)

Teachableは「講座コンテンツはあるが、販売の仕組みがない」という講師やコンサルタントに向いたプラットフォームだ。動画をアップロードし、価格を設定し、公開する——この一連の流れが、技術的な知識なしで完結する点がTeachableの強み。決済が組み込まれているため、Stripeアカウントすら不要で始められる(無料プランの場合)。一方、コミュニティ機能が弱い点、無料プランの手数料($1+10%)が売上規模に応じて負担になる点は事前に理解しておきたい。月に数万円以上売れる見込みがあるなら、早めにProプランに上げて手数料をゼロにするのが合理的だ。

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合わせて読みたい

よくある質問(FAQ)

Teachableの無料プランでどこまでできますか?

無料プランでは講座数・受講生数ともに無制限で作成・公開できます。ただし、販売ごとに$1+売上の10%がトランザクション手数料として差し引かれます。独自ドメインやアフィリエイト機能は使えません。「まず講座を1本公開して反応を見たい」というテスト段階に適しています。

Teachableは日本語で使えますか?

管理画面は英語のみですが、講座のタイトル・説明文・レッスン内容はすべて日本語で作成できます。受講生向けのUI(ボタンラベルやナビゲーション)は、カスタムコードで日本語に書き換えることが可能です。決済画面もTeachableの組み込み決済を使う場合は英語表示になりますが、日本円(JPY)での価格設定に対応しています。

動画のアップロードに容量制限はありますか?

Teachableの動画ホスティングには容量制限がありません(全プラン共通)。1ファイルあたりの推奨サイズは2GB以内で、MP4形式が推奨されています。アップロード後に自動でトランスコード処理が行われ、受講生の回線速度に応じた画質で配信されます。

TeachableとThinkificの違いは何ですか?

どちらもオンライン講座プラットフォームですが、Teachableは決済機能が組み込みで、講師が別途Stripeアカウントを用意する必要がありません(Basicプラン以上で直接決済も可)。Thinkificは無料プランでトランザクション手数料がゼロ(Stripe手数料のみ)で、コミュニティ機能が標準搭載されています。詳しくは比較記事をご覧ください。

受講生への修了証の発行はできますか?

はい。Proプラン以上で修了証(Certificate of Completion)の発行機能が使えます。受講生がすべてのレッスンを完了すると自動的に修了証が生成されます。テンプレートのカスタマイズ(ロゴ・署名の追加)も可能です。

月額サブスクリプション型の講座は作れますか?

はい。Teachableでは一括払い・月額サブスクリプション・分割払いの3種類の価格設定が可能です。月額サブスクリプション型では、支払いが継続する限りコンテンツにアクセスできる設定、または月ごとに新しいコンテンツを段階的に公開するドリップ配信設定が使えます。


この記事について
運営者:マヤ(海外SaaS × 日本人向けアフィリエイト歴の個人サイト運営者)
情報ソース:公式サイト、公式ヘルプ、G2 / Trustpilotの公開評価
最終更新日:2026-05-12