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STUDIO CMS活用ガイド|ブログ・お知らせ・実績ページの作り方【2026年版】
STUDIOでコーポレートサイトを作ったが、お知らせやブログの更新方法が分からない。固定ページは作れたのに、記事を1本ずつ追加していく機能がどこにあるのか見つからない。管理画面を探し回って「CMS」というメニューにたどり着いたものの、「モデル」「アイテム」「フィールド」と聞き慣れない用語が並んでいて手が止まる——その段階で更新を放置しているSTUDIOユーザーは多い。
STUDIO CMSは、ひとことで例えるなら「自分で棚と引き出しを設計できる本棚」。WordPressが最初から本棚の形が決まっている既製品なら、STUDIO CMSは棚板の幅も高さも引き出しの中身も自分で決められる。自由度は高いが、最初に「何を入れるか」を設計する工程が1つ多い。
CMS機能は無料プランから利用可能。本格運用はPersonal(年払いで月1,190円)以上が目安で、Business(月3,980円)以上ならCMSモデル数・アイテム数の上限が大きく増える(2024年12月改定後の現行プラン)。ブログ・お知らせ・実績・メンバー紹介など用途に応じたモデルを自由に作成でき、動的ページで自動展開される。
ここでは運営者マヤがSTUDIO公式ヘルプとCMS機能の管理画面を2026年5月時点で確認し、CMS導入の手順と活用パターンを整理しました。
STUDIO CMSの基本用語3つ
| 用語 | 意味 | 具体例 |
|---|---|---|
| モデル | コンテンツの「型」(データベースのテーブルに相当) | ブログ記事、お知らせ、実績、メンバー |
| フィールド | モデルに含まれる「項目」(データベースのカラムに相当) | タイトル、本文、公開日、サムネイル画像、カテゴリ |
| アイテム | モデルに登録された「1件のデータ」(データベースの行に相当) | ブログ記事1本、お知らせ1件、実績1案件 |
この3つの関係を「Excelのシート(モデル)→列見出し(フィールド)→各行(アイテム)」と考えると分かりやすい。
CMS導入5ステップ
ステップ1: モデルを作成する
管理画面の「CMS」→「モデルを追加」から新しいモデルを作成。ブログなら「ブログ」、お知らせなら「お知らせ」と名前を付ける。1つのプロジェクトに複数モデルを作れるため、用途ごとに分ける。
ステップ2: フィールドを設計する
モデルに必要な項目を追加する。ブログ記事なら以下が基本セット:
| フィールド名 | 型 | 用途 |
|---|---|---|
| タイトル | テキスト(単行) | 記事タイトル、H1に使用 |
| スラッグ | テキスト(単行) | URLの一部(例: my-first-post) |
| 本文 | リッチテキスト | 記事の本文 |
| サムネイル | 画像 | 一覧ページの画像・OGP |
| 公開日 | 日付 | 公開日時・ソート用 |
| カテゴリ | テキスト(単行)or 参照 | 記事の分類 |
| ディスクリプション | テキスト(複数行) | メタディスクリプション |
ステップ3: テンプレートページを作成する
CMSモデルに対応する「テンプレートページ」をデザインエディタで作る。このページが個別記事の表示レイアウトになる。テンプレートページのテキストや画像をCMSフィールドに紐付ける(バインド)ことで、アイテムごとに内容が自動で差し替わる。
ステップ4: 一覧ページを作成する
CMSリストコンポーネントを配置し、モデルを指定する。一覧ページには記事カード(サムネイル+タイトル+日付+カテゴリ)が並び、クリックすると個別記事ページに遷移する。表示件数・ソート順・フィルター条件も設定可能。
ステップ5: アイテムを登録・公開する
CMSダッシュボードから「アイテムを追加」し、各フィールドに内容を入力して公開。予約投稿も可能(公開日時を未来の日付に設定)。公開後はサイト上に自動で記事が表示される。
活用パターン4選
パターン1: ブログ(SEO集客)
コーポレートサイトにブログを追加し、業界の知見や事例を記事として発信。検索流入を獲得し、サービスページ(LP)へ誘導するコンテンツマーケティング型。フィールドにメタディスクリプション・OGP画像を設定し、記事ごとにSEO対策を施す。
パターン2: お知らせ・ニュース
新サービスリリース・メディア掲載・営業時間変更などの告知用。フィールドは最小限(タイトル・日付・本文)でOK。トップページに最新3件を表示し、一覧ページで全件閲覧できる構成が定番。
パターン3: 実績・ポートフォリオ
制作実績やプロジェクト事例をCMSで管理。フィールドにクライアント名・業種・サムネイル・概要・担当範囲・成果を設定。業種別フィルターを付けると、訪問者が自分に近い事例を探しやすくなる。
パターン4: メンバー紹介
チームメンバーのプロフィールをCMSで管理。フィールドに名前・役職・写真・自己紹介・SNSリンクを設定。メンバーの入れ替わりがある組織では、固定ページより更新が楽。
STUDIO CMSの制限と注意点
制限1: プラグインによる機能拡張がない
WordPressには目次自動生成・関連記事表示・人気記事ランキングなどのプラグインがあるが、STUDIO CMSにはプラグイン機能がない。これらの機能が欲しい場合はデザインエディタ上で手動レイアウトするか、外部サービス(Googleアナリティクスの人気ページデータを手動反映)で代替する。
制限2: 記事ごとのカスタムHTML挿入が困難
STUDIO CMSのリッチテキストフィールドでは、記事本文にカスタムHTMLを埋め込む自由度が低い。埋め込みコード(YouTube・X・Googleマップ等)は対応しているが、構造化データや独自のJavaScriptを記事ごとに挿入するのは難しい。
制限3: エクスポート機能がない
STUDIO CMSに登録した記事データをCSVやXML形式でエクスポートする機能はない。WordPressへの移行時は手動コピーが必要になる。記事数が多くなる前提なら、最初からWordPressを選ぶか、記事原稿をGoogleドキュメント等に別途保管しておくことを推奨。
CMS機能比較: STUDIO vs 他ツール
| 比較軸 | STUDIO CMS | WordPress | Wix | Webflow CMS |
|---|---|---|---|---|
| モデル自由設計 | ◎ | ○(カスタム投稿) | △ | ◎ |
| プラグイン/拡張 | × | ◎ | ○(Wixアプリ) | △ |
| デザイン自由度 | ◎ | ○(テーマ依存) | ○ | ◎ |
| 日本語UI | ◎ | ◎ | ○ | × |
| セキュリティ管理 | 不要(STUDIO管理) | 自己管理 | 不要 | 不要 |
| エクスポート | × | ◎(XML) | △ | ○(CSV) |
| 学習コスト | 中 | 中〜高 | 低 | 高 |
| 月額(CMS利用) | ¥1,190〜(Personal・年払い) | ¥0〜(サーバー別) | ¥0〜 | $23〜 |
STUDIO CMSでディスクリプションを記事ごとに設定する方法
「studio ディスクリプション」で検索する人が多いので、SEOで重要なmeta description(説明文)の設定手順を整理します。STUDIOでは固定ページと動的ページ(CMS記事)で設定場所が違うのがつまずきポイントです。
固定ページの場合
対象ページを開き、ページ設定パネルの「説明文」欄に入力するだけ。タイトルと説明文はページ単位で個別に設定できます。
CMS記事(動的ページ)の場合
動的ページのページ設定では、デフォルトで記事本文(body)が説明文に代入されます。記事ごとに最適化したい場合は次の手順が定番です。
- CMSモデルに「description」用のテキストプロパティを1つ追加する
- 各記事のアイテム編集画面で、そのプロパティに説明文を入力する
- 動的ページのページ設定「説明文」で、追加したプロパティを紐付ける
文字数は検索結果に表示される約80〜90文字を目安に、前半へ記事の要点とキーワードを置くのがコツ。なおSTUDIOのSEO Writing Assist機能を使うと、ページのテキストからタイトル・説明文のたたき台をAIが自動生成してくれます(仕上げは手動調整を推奨)。
予約投稿と共同編集ができるCMSを探しているなら
「記事の予約投稿と共同編集ができるCMS」という条件で探している人にとって、STUDIO CMSは両方を標準機能で満たす数少ない国産ノーコードCMSです。
- 予約投稿:アイテム編集画面で公開日時を未来に設定すると指定日時に自動公開。書き溜め→順次公開の運用が可能
- 共同編集:メンバーを招待して複数人で作成・編集・公開。権限設定(編集者・閲覧者)にも対応
ただし「寄稿者が書く→編集長が承認→公開」のような承認ワークフローは組めないため、公開前チェックが必須の組織はWordPress(編集フロープラグイン併用)のほうが向きます。少人数チームのブログ・お知らせ運用ならSTUDIO CMSで十分です。
STUDIO CMSの記事に目次はつけられる?
結論、WordPressのような目次の自動生成機能はありません(プラグインがないため)。代替策は2つです。
- 手動でページ内リンクを作る:記事冒頭にリンクリストを置き、見出しへのアンカーを設定する(記事数が少ないうちはこの方法で十分)
- 目次なしの構成に寄せる:1記事を短めにして見出しの階層を浅くし、スクロールで読み切れる長さに設計する
長文記事を大量に運用して目次・関連記事・人気記事を自動化したいなら、その段階でWordPressへの乗り換えを検討するのが堅実です。
よくある質問
Q. STUDIO CMSは無料プランで使える?
基本機能は無料プランでも使えますが、アイテム数に制限があります。ブログを本格運用するならPersonalプラン(年払いで月1,190円)以上が目安です(2024年12月改定後の現行プラン)。
Q. STUDIO CMSとWordPressのブログ機能はどう違う?
WordPressはプラグインで機能を拡張できますが、セキュリティ管理が必要です。STUDIO CMSはデザインの自由度が高く、運用が楽。記事数が100本以上でSEO重視ならWordPress、デザイン重視で記事数が数十本規模ならSTUDIO CMSが向いています。
Q. CMS機能でECサイトは作れる?
商品一覧ページは作れますが、決済・カート・在庫管理はSTUDIOに搭載されていません。本格ECならShopifyやBASEを使う方が合理的です。
Q. CMSのアイテム数上限はいくつ?
プランにより異なります。現行プラン(Free・Mini・Personal・Business・Business Plus)では上位ほどCMSモデル数・アイテム数の上限が増えます(CMSモデル数の目安はFree 3・Personal 5・Business 10・Business Plus 30)。全モデルのアイテム合計で計算されるため、複数モデルを使う場合は公式料金ページで最新の上限を確認してください。
Q. 記事の予約投稿はできる?
はい、CMSのアイテム編集画面で公開日時を未来の日付に設定すると、指定日時に自動公開されます。
Q. 複数人でCMSの記事を管理できる?
はい、共同編集機能でチームメンバーを招待し、複数人で記事の作成・編集・公開が可能です。ただしWordPressのような承認ワークフローは組めません。
まとめ
STUDIO CMSは「デザインの自由度」と「運用の手軽さ」を両立するCMS。モデル→フィールド→アイテムの3つの概念さえ理解すれば、ブログ・お知らせ・実績ページを自由に設計できる。ただしプラグインやエクスポートがない分、記事数が100本を超える大規模運用にはWordPressの方が向いている。
マヤの私見としては、コーポレートサイト+ブログ(月2〜4本更新)の規模ならSTUDIO CMSがおすすめ。ただし、ブログからの集客→メール配信→決済まで一気通貫で回したいなら、Systeme.ioの方がツール間の接続コストがゼロで運用効率が高い。
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この記事について 運営者:マヤ | 情報ソース:STUDIO公式ヘルプ・CMSドキュメント・管理画面 | 最終更新日:2026-07-28