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Podiaの始め方|登録からオンライン講座&デジタル商品の販売開始まで【2026年版】
イラストレーターのJさんは、Gumroadでブラシ素材やテンプレートのデジタル販売を続けていたが、最近になって「動画で使い方を教える講座も出したい」と考え始めた。しかしGumroadは講座機能が弱く、かといってTeachableに移ればデジタルダウンロードの販売がやりにくい。講座もデジタル商品も同じ場所で売れるプラットフォームとして浮上したのが、Podiaだった。
Podiaは、クリエイターのための「直売所」のような存在だ。棚(商品ページ)に並べるのは動画講座でもPDFテンプレートでもMP3音源でもよく、レジ(決済)も常設されている。Teachableが「学校」ならPodiaは「マルシェ」——売り物の種類を問わず、出品から販売までの導線がシンプルにまとまっている。
料金はFreeプラン(手数料8%)から、Starter $9/月、Mover $39/月、Shaker $89/月の4段階。無料プランでも講座・デジタルダウンロード・ウェビナーの販売が可能で、商品数に制限はない。Mover以上ではトランザクション手数料が0%になり、コミュニティ機能やアフィリエイト機能が追加される。
この記事は、Podiaの公式ヘルプセンターの設定手順と実際の管理画面構成を照らし合わせながら、アカウント登録から最初の商品を公開するまでの流れを5つのステップにまとめたものだ。
Podiaとは — 30秒おさらい
Podiaは2014年にSpencer Fry氏がニューヨークで設立したクリエイター向けデジタル商品販売プラットフォーム。旧名称はCoach(のちにPodiaに改名)。オンライン講座、デジタルダウンロード、ウェビナー、コーチングセッション、コミュニティの5種類の商品を1つのダッシュボードから販売できる。
競合のTeachableやThinkificが講座販売に特化しているのに対し、Podiaは「デジタル商品全般の販売」を広くカバーしている点が差別化ポイント。メール配信(ニュースレター)機能とコミュニティ機能も内蔵されており、外部ツールを減らしたいクリエイターに選ばれている。
海外レビューではG2で4.6/5、Capterra 4.7/5、Trustpilot 4.5/5(執筆時点)。詳細はPodia徹底レビュー記事を参照。
始める前に用意するもの
- メールアドレス:アカウント登録用
- 販売する商品のコンテンツ:動画ファイル(MP4)、PDFテンプレート、音声ファイル、画像素材など。テスト用に1点あれば十分
- 商品のサムネイル画像:推奨サイズ1280×720px
- Stripeアカウント(または作成予定):Podiaの決済はStripeまたはPayPal経由。Stripeアカウントの作成は登録フロー内で案内される
最初は「デジタルダウンロード商品を1つ出品する」か「レッスン2〜3本の小さな講座を公開する」のどちらかに絞ると、短時間でプラットフォームの操作感が把握できる。
Step 1: 無料アカウントの登録
Podia公式サイトにアクセスし、「Get your free account」をクリック。氏名、メールアドレス、パスワードを入力して登録する。クレジットカードは不要で、無料プランが即座に有効になる。
登録後に確認メールが届くので、リンクをクリックしてアカウントを有効化する。初回ログイン時に「どんな商品を売りたいか」(オンライン講座、デジタルダウンロード、コーチング等)を選ぶ画面が表示される。選択内容に応じてダッシュボードのガイドが調整されるが、あとから変更可能なので気軽に選んでよい。
Step 2: ストアの初期設定
1. サイト情報の設定
「Settings」→「Site」でストア名、説明文、ロゴを設定する。ストア名はPodiaのサブドメイン(xxxxx.podia.com)にも反映される。
2. 決済アカウントの接続
「Settings」→「Payment integrations」からStripeまたはPayPalを接続する。Stripeアカウントがない場合は、ここから新規作成のフローが案内される。Stripeの審査完了(通常24〜48時間)後に実際の販売が可能になる。日本の銀行口座へのPayoutにも対応している。
3. カスタムドメイン(Starterプラン以上)
「Settings」→「Domains」で独自ドメインまたはサブドメインを設定できる。DNS側でCNAMEレコードを追加する手順が公式ヘルプに記載されている。無料プランではpodia.comのサブドメインのみ利用可能。
4. ブランディング
「Settings」→「Appearance」でカラーテーマ、フォント、ボタンの色などを調整する。ストア全体のトーンをブランドに合わせてカスタマイズできる。
Step 3: 最初の商品を作成する
左メニュー「Products」→「New product」をクリックし、商品タイプを選ぶ。
A. オンライン講座の場合
「Online course」を選択。講座名を入力して作成すると、カリキュラム編集画面が開く。「Add section」でセクション(章)を追加し、セクション内に「Add lesson」でレッスンを追加する。各レッスンには動画、テキスト、ファイル(PDF等)をアップロードできる。動画はPodiaのサーバーにホスティングされ、受講生にストリーミング配信される。
B. デジタルダウンロードの場合
「Digital download」を選択。商品名を入力し、ダウンロードファイルをアップロードする。PDF、ZIP、PSD、AI、MP3、MP4、フォントファイルなど、ほぼすべてのファイル形式に対応(1ファイル5GBまで)。複数ファイルをまとめて1商品として販売することも可能。
C. ウェビナーの場合
「Webinar」を選択。開催日時とタイトルを設定する。PodiaのウェビナーはYouTube LiveまたはZoomと連携して配信する仕組みで、Podia側で参加登録ページと決済がまとめて管理される。
Step 4: 販売ページの設定と価格設定
販売ページの編集
商品の「Sales page」タブを開くと、ブロック形式のエディタが表示される。ヒーロー画像、商品説明、カリキュラムプレビュー、FAQ、購入ボタンなどのブロックを追加・並べ替え・編集できる。テンプレートを選んでカスタマイズする方式で、HTMLの知識は不要。
価格設定
「Pricing」セクションで価格プランを作成する。対応する課金形態は以下の通り。
- 一括払い:1回の支払いで永久アクセス
- 月額サブスクリプション:継続課金
- 分割払い:指定回数の分割
- 無料:リード獲得やお試し用
- Pay What You Want(任意金額):最低金額を設定し、購入者が好きな金額を支払う
通貨は日本円(JPY)を含む多くの通貨に対応。クーポン機能はMoverプラン以上で利用可能。
バンドル(セット販売)
「Bundle」として複数の商品をまとめて販売することもできる。たとえば「イラスト講座(動画) + ブラシ素材セット(デジタルダウンロード)」をセット価格で提供する、といった設定が可能。
Step 5: 公開と次にやること
公開前チェック
- 商品のコンテンツ(動画・ファイル)が正しくアップロードされているか
- 販売ページのテキスト・画像がPCとスマートフォンで正しく表示されるか
- テスト購入で決済が正常に処理されるか(Stripeのテストモードを利用)
確認が終わったら、商品の「Published」トグルをオンにする。販売ページのURLが公開され、顧客がアクセス・購入できるようになる。
公開後に取り組むべきこと
- メール配信の設定(Starterプラン以上):「Email」メニューからニュースレターの配信リストを構築し、新商品の告知やコンテンツの更新情報を配信する
- コミュニティの立ち上げ(Moverプラン以上):Podiaの内蔵コミュニティ機能で、購入者向けの交流スペースを作成できる。商品へのエンゲージメントを高め、リピート購入につなげる
- アフィリエイトの設定(Shakerプラン):紹介者にコミッションを支払う仕組みを構築し、外部パートナーによる集客を後押しする
- ウェブサイト機能の利用:Podiaにはシンプルなウェブサイトビルダーが含まれており、ストアのトップページ、About、ブログ記事を作成して公開できる
料金プラン早見表
| プラン | 月額 | トランザクション手数料 | 主な追加機能 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | 8% | 講座・デジタルDL・ウェビナー販売、ウェブサイト |
| Starter | $9/月 | 5% | カスタムドメイン、メール配信 |
| Mover | $39/月 | 0% | コミュニティ、クーポン、ドリップメール |
| Shaker | $89/月 | 0% | アフィリエイト、優先サポート、ホワイトラベルメール |
年払いにすると各プラン約20%割引。無料プランは商品数無制限で、Stripe決済手数料(約2.9%+$0.30)はトランザクション手数料とは別途発生する。
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講座専用プラットフォームとして、クイズ・修了証・高度な受講管理に強いTeachableとの比較検討に。
まとめ(マヤの私見)
Podiaは「講座だけでなく、PDFテンプレートや音声素材なども一緒に売りたい」というクリエイターに適したプラットフォームだ。商品タイプを問わず同じダッシュボードから出品・管理・販売できる対応力は、Teachableにはない利点だ。UIもシンプルで、初めてデジタル商品を販売する人でも迷いにくい。ただし、講座の受講管理機能(クイズ、修了証、詳細な進捗レポート)はTeachableやThinkificに比べると控えめ。「教育コンテンツの品質管理」よりも「さまざまな商品を手軽に売ること」に重きを置くなら、Podiaが合うだろう。月$9のStarterプランでカスタムドメインとメール配信が使えるコストパフォーマンスも魅力だ。
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合わせて読みたい
- Podiaの料金と評判|クリエイター向けデジタル商品販売プラットフォームを徹底レビュー
- Podia vs Thinkific|どちらを選ぶべきかを徹底比較
- Teachableの料金と評判|オンライン講座プラットフォームを日本人講師目線で徹底レビュー
- Teachableの始め方|登録から最初のオンライン講座を公開するまで
- Systeme.ioの評判は?料金・日本語対応・始め方まで徹底レビュー
よくある質問(FAQ)
Podiaの無料プランでどこまで使えますか?
無料プランではオンライン講座・デジタルダウンロード・ウェビナーの販売が可能です。ただし、売上の8%がトランザクション手数料として差し引かれます。メール配信、コミュニティ機能、カスタムドメインは有料プラン(Starter $9/月〜)から利用可能になります。
Podiaは日本語で使えますか?
管理画面は英語のみですが、講座名・説明文・レッスン内容・販売ページのテキストはすべて日本語で入力できます。受講生向けのボタンラベル(「購入する」「次のレッスンへ」など)もカスタムテキストで日本語に変更可能です。決済画面は英語表示ですが、日本円(JPY)を含む多通貨に対応しています。
PodiaとTeachableの違いは何ですか?
Podiaは講座販売に加えて、デジタルダウンロード(PDF、テンプレート、音声ファイルなど)の販売が簡単にできる点が特徴です。また、コミュニティ機能やメール配信が内蔵されています。Teachableは講座専用プラットフォームとしての機能が深く、クイズ・修了証・高度な受講管理に強みがあります。
デジタルダウンロード商品にはどんなファイルを設定できますか?
PDF、画像(PNG/JPG)、ZIP、MP3、MP4、EPUB、PSD、AI、フォントファイルなど、ほぼすべてのファイル形式をアップロードできます。1ファイルあたりのサイズ上限は5GBです。購入者はダッシュボードからファイルをダウンロードする形式で受け取ります。
Podiaのメール配信機能はどの程度使えますか?
Starterプラン以上でメール配信(ニュースレター)機能が使えます。購読者へのブロードキャスト配信、商品購入者へのセグメント配信が可能です。Moverプラン以上ではドリップキャンペーン(ステップメール)が利用可能になります。ただし、Mailchimp等の専用ツールと比べるとA/Bテストや高度なオートメーション機能は限定的です。
バンドル(セット販売)は設定できますか?
はい。Podiaでは複数の商品(講座+デジタルダウンロード、複数講座のセットなど)をバンドルとしてまとめて販売できます。バンドル専用の価格を設定できるため、「単品で買うより10%お得」といったセット割引の提供が可能です。
この記事について
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情報ソース:公式サイト、公式ヘルプセンター、G2 / Trustpilotの公開評価
最終更新日:2026-05-12