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Kitの始め方|登録から最初のメルマガ配信まで完全ガイド【2026年版】
「メルマガ、今年こそ始める」と宣言してから3ヶ月。ツールの比較記事を読み漁り、いくつか無料登録はしたものの、最初の1通が書けないまま放置している——そういう人は意外に多いはずです。問題はツール選びではなく「登録した直後に何をすればいいかわからない」ことにあります。
最初のメルマガを送るまでの道のりは、実はたったの30分。Kit(旧ConvertKit)の無料プランでアカウントを作り、フォームを設置し、ブロードキャストを1本送るまでの手順を、このガイドで1つずつ潰していきます。
Kitの無料プランは購読者10,000人・ブロードキャスト無制限で、クレジットカード登録も不要です。有料のCreatorプランは$39/月〜(年払なら月換算$33)でビジュアルオートメーションが無制限に解放されます。60万人以上のクリエイターが利用しており、配信到達率の高さに定評があるツールです。
マヤが公式サイト・公式ヘルプの手順を2026年4月時点で付き合わせ、日本人ユーザーが引っかかりやすいポイントを補いながらまとめました。
Kitとは — 30秒おさらい
Kit(旧ConvertKit)は、2013年創業のクリエイター向けメール配信SaaSです。2024年10月にConvertKitからKitにリブランドし、ドメインもkit.comに移行しました。ブロガー、ポッドキャスター、YouTuber、作家など「テキストで読者と関係を築く」発信者に支持されています。
海外レビューサイトではG2で4.4/5、Capterra 4.6/5、Trustpilot 4.0/5。UIとサポートは英語のみですが、メール本文やフォームは日本語で作成・配信できます。
料金・機能・強み弱みの詳細はKit 徹底レビュー記事にまとめています。この記事では「登録してから最初のメルマガを送るまで」に集中します。
始める前に用意するもの
- メールアドレス:アカウント登録用。ビジネスドメインのアドレス推奨
- 送信者名:読者に表示される名前(本名・ペンネーム・ブランド名)
- 最初のメール本文の下書き:件名+本文を200〜400字でいいので準備しておく
- ブログやSNSのURL(任意):フォーム設置先がある場合
クレジットカードは無料プランでは不要です。有料プランに移行する際、VISA / MasterCard / AMEX / PayPalが使えます。
Step 1: 公式サイトで無料登録
Kit公式サイトにアクセスし、「Sign up free」ボタンをクリックします。メールアドレスを入力し、パスワードを設定すれば、アカウント作成は完了です。
登録後に確認メールが届きます。メール内のリンクをクリックしてアカウントを有効化してください。確認メールが見つからない場合は、迷惑メールフォルダを確認するか、ログイン画面から再送信を依頼できます。
有効化が済むとダッシュボードに遷移します。初回ログイン時に「What brings you to Kit?」などの質問が出ることがありますが、選択肢を選んで先に進めば問題ありません。
Step 2: プロフィールと送信者情報の設定
ダッシュボードに入ったら、まず送信元の情報を整えます。
1. 送信者名とメールアドレス
右上のアイコン → 「Settings」→「Email」セクションで、送信者名(From Name)と送信元アドレス(From Email)を設定します。読者がメールを受け取ったときに表示される名前なので、信頼感のある表記にしてください。
2. 住所の入力
メール配信ではCAN-SPAM法(米国の迷惑メール規制法)に基づき、送信者の住所を記載する必要があります。Settings内の「Mailing Address」に住所を入力してください。日本の住所をローマ字で入力すれば問題ありません。自宅住所を公開したくない場合は、バーチャルオフィスの住所を利用する方法もあります。
3. タイムゾーンの確認
「Settings」→「General」でタイムゾーンを確認し、「(UTC+09:00) Tokyo」に合わせます。配信スケジュールの時刻に影響するので、ここを間違えると意図しない時間にメールが届きます。
Step 3: 登録フォームを作成する
左メニューの「Grow」→「Landing Pages & Forms」に進み、「Create New」をクリックします。
フォームの種類を選ぶ
「Form」を選ぶと、ブログやWebサイトに埋め込める登録フォームが作れます。「Landing Page」を選ぶと、独立したオプトインページが作れます。ブログに設置するなら「Form」、SNSのプロフィールからリンクするなら「Landing Page」が使いやすいです。
テンプレートの選択と編集
テンプレートを選んだら、エディタで見出し・説明文・ボタンテキストを日本語に書き換えます。「Subscribe」→「登録する」、「Enter your email」→「メールアドレスを入力」のように、読者が迷わない表記にしてください。
タグの設定
Kitは「リスト」ではなく「タグ」で購読者を管理します。フォームごとにタグを割り当てておくと、「どのフォームから登録した人か」があとから判別できます。たとえば「blog-signup」「twitter-profile」などの名前でタグを作成しておきましょう。
フォームの設置
作成したフォームは、HTMLコードをコピーしてブログに貼り付けるか、WordPressプラグイン経由で埋め込めます。Landing Pageの場合はKitが発行するURLをそのままSNSプロフィールに貼れます。
Step 4: テスト配信で確認する
最初のブロードキャストを送る前に、以下の確認を済ませてください。
1. 自分で登録してみる
作成したフォームから自分のメールアドレスで登録し、確認メールが届くかテストします。登録後にウェルカムメール(設定済みの場合)が届くかも確認してください。
2. 購読者リストの確認
「Subscribers」タブで、自分のテスト登録が正しく反映されているか、タグが付いているかを見ます。
3. テストメールの送信
ブロードキャスト作成画面で本文を書いたあと、「Send Test Email」ボタンで自分宛にテスト送信ができます。件名の表示、本文のレイアウト、リンクの動作を確認してください。スマホでの見え方もチェックしておくと安心です。
Step 5: 最初のブロードキャストを送信する
左メニューの「Send」→「Broadcasts」に進み、「New Broadcast」をクリックします。
宛先の選択
送信対象をタグやセグメントで絞り込めます。最初の配信は「All Subscribers」(全員)でかまいません。購読者が増えてきたら、タグごとに内容を出し分ける運用に切り替えましょう。
件名と本文の作成
Kitのエディタはテキスト主体のシンプルな設計です。件名を入力し、本文を書きます。画像の挿入やボタンの設置もできますが、Kitの強みは「テキストで読む手紙」のような配信。装飾を盛りすぎず、読みやすさを優先するのが合っています。
プレビューと送信
「Preview」でPC・スマホ両方の表示を確認したら、「Send Broadcast」で即時送信、または「Schedule」で配信日時を指定します。タイムゾーン設定がTokyoになっていれば、指定した日本時間で送信されます。
送信後は「Reporting」タブで開封率・クリック率を確認できます。最初の1通は数値よりも「送れた」こと自体が成果です。
よくある初期トラブルと対処法
1. フォームが表示されない(WordPressサイト)
WordPressのセキュリティプラグインやキャッシュプラグインが外部スクリプトをブロックしているケースがあります。プラグインの設定でkit.comドメインを許可リストに追加するか、キャッシュをクリアして再確認してください。
2. 送信したメールが迷惑メールに入る
送信ドメインの認証(SPF/DKIM)が未設定だと迷惑メール判定されやすくなります。独自ドメインから送信する場合は、Kit側で表示される認証レコードをDNSに追加してください。フリーメール(Gmail等)から送信する場合はKit側で自動処理されますが、到達率を高めたいなら独自ドメインへの切り替えを検討してください。
3. 購読者が重複してカウントされている気がする
Kitはタグベースの管理なので、同一メールアドレスは1人としてカウントされます。同じ人に複数のタグが付いていても、購読者数は1とカウントされるので安心してください。「Subscribers」画面で検索すれば、個別の購読者に付いているタグの一覧を確認できます。
まとめ
Kitでメルマガを始めるまでの手順は、アカウント登録 → 送信者情報の設定 → フォーム作成 → テスト → ブロードキャスト送信の5ステップです。テンプレートと下書きが手元にあれば、30分〜1時間で最初の1通が送れます。無料プランで購読者10,000人まで使えるので、「まず始めてみる」ハードルは限りなく低いです。
マヤの所感としては、Kitは「テキストの力で読者との距離を縮めたい」人に向いています。デザインテンプレートの派手さやマーケティング自動化の深さで勝負するツールではないので、そこを求める人はBrevoやActiveCampaignを見たほうがフィットします。逆に、「届いて、読まれて、返信が来る」メルマガを目指すクリエイターには、Kitの設計思想がしっくり来るはずです。
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よくある質問(FAQ)
Kitの無料プランで何人まで配信できますか?
購読者10,000人までブロードキャスト(一斉配信)を無制限で送れます。ただし無料プランでは基本のVisual Automationが1本だけ使え、複数の自動化を組む本格運用はCreatorプラン($39/月〜)から解放されます。
旧ConvertKitのアカウントはそのまま使えますか?
はい。アカウント・配信リスト・料金プランは引き継がれています。ドメインがkit.comに変わっているので、外部ツールとの連携(Zapierなど)やブログに埋め込んだフォームのURLは確認してください。
英語が苦手でも登録できますか?
登録自体はメールアドレスとパスワードだけなので問題ありません。ダッシュボードは英語UIですが、ボタンやメニューの構成はシンプルです。ブラウザの翻訳機能を併用すれば、慣れるまでの敷居は下がります。
日本語のメールを送信できますか?
はい。メール本文・件名ともに日本語で作成・送信できます。購読者が受け取るメールの言語に制限はありません。UIが英語なだけで、コンテンツは自由です。
JCBカードで有料プランに申し込めますか?
JCB単独のカードは稀に弾かれるという報告があります。VISA・MasterCard・AMEXのいずれかを用意しておくのが確実です。PayPalでの支払いにも対応しています。
Kit と Brevo、どちらを選べばいいですか?
テキスト主体のニュースレターを軸にクリエイターとして発信したいならKit、日本語UIと送信数課金(購読者数無制限)を重視するならBrevoが向いています。発信スタイルと言語サポートの優先度で判断するのが妥当です。
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ここまで読んで「英語UIはやっぱりきつそう」と感じたなら、管理画面が日本語のBrevoを先に触ってみる手もあります。購読者数ではなく送信数での課金なので、リストが増えても料金が跳ねません。じっくり比べたい方は Brevo の詳細レビュー もどうぞ。
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情報ソース:Kit 公式サイト、公式ヘルプ、G2 / Capterra / Trustpilot の公開評価
最終更新日:2026-07-31