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GoHighLevelの始め方|登録からCRM・ファネル作成まで完全ガイド【2026年版】
マーケティング代理店を運営するFさんは、クライアント5社分のツール費用に頭を抱えていた。メール配信にMailchimp、LP作成にClickFunnels、予約管理にCalendly、CRMにHubSpot——合算すると月$400を超え、しかもツール間のデータ連携にも手間がかかる。「全部まとめられるツールはないのか」と調べた先にあったのが、GoHighLevel(GHL)だった。
CRM、ファネルビルダー、メール配信、SMS送信、予約管理、ウェビナー、請求——これらを1つのダッシュボードに詰め込んだGoHighLevelは、マーケティングツールの幕の内弁当のようなものだ。おかず(機能)が多い分、最初はどこから箸をつけるか迷うが、順番さえ決めれば短時間で一通り味見できる。
GoHighLevelの料金はStarterプラン$97/月、Unlimitedプラン$297/月、SaaS Proプラン$497/月の3段階。14日間の無料トライアルがあり、トライアル中にCRM・ファネル・メール配信の基本機能を試せる。サブアカウント機能により、1契約で複数のクライアントを管理できる点が、代理店に選ばれている理由だ。
この記事では、公式サイトの登録手順と公式ヘルプの設定ガイドをもとに、アカウント開設からCRMへのコンタクト登録、最初のファネル公開までの流れを整理した。英語UIで戸惑いやすい箇所には補足を入れている。
GoHighLevelとは — 30秒おさらい
GoHighLevel(通称GHL)は、米国テキサス州ダラス発のオールインワンマーケティングプラットフォーム。2018年にShaun Clark氏が設立し、主にマーケティング代理店・コンサルタント向けに開発された。
競合のClickFunnelsやKajabiがエンドユーザー(講座販売者・コーチなど)を主なターゲットにしているのに対し、GoHighLevelは代理店が複数クライアントをまとめて管理する構造になっている。サブアカウントごとにCRM・パイプライン・ファネル・自動化ワークフローを独立して運用でき、クライアントごとの成果を一元的に把握できる。
海外レビューサイトではG2で4.5/5、Capterra 4.4/5(執筆時点)。主要機能はCRM、ファネル/ウェブサイトビルダー、メール/SMS配信、予約カレンダー、パイプライン管理、ワークフロー自動化、レピュテーション管理など。詳しくはGoHighLevel徹底レビュー記事を参照のこと。
始める前に用意するもの
- メールアドレス:アカウント登録用。ビジネス用メールが推奨
- クレジットカード:14日間トライアルの登録時に必要(期間内キャンセルで課金なし)
- 自社またはクライアントのビジネス情報:会社名、ロゴ、ドメイン、電話番号
- 連携予定のサービスのアカウント:Stripe(決済)、Google/Outlook(カレンダー連携)、Twilio(SMS)など
最初の設定では、まずCRMにテスト用のコンタクトを登録し、次にシンプルな1ページのファネルを作成するところまで進めるのがおすすめだ。全機能を一度に触ろうとすると挫折しやすい。
Step 1: 公式サイトで無料トライアル登録
GoHighLevel公式サイトにアクセスし、「Start Your 14-Day Trial」ボタンをクリックする。氏名、メールアドレス、電話番号、クレジットカード情報を入力して登録を完了する。
登録直後、初期設定ウィザードが表示される。ここで「Agency」(代理店)か「Business Owner」(事業者)かを選ぶ。代理店として複数クライアントを管理する場合は「Agency」を選択する。個人で自分のビジネスだけに使う場合は「Business Owner」を選ぶ。
設定ウィザードでは業種やビジネス規模を聞かれるが、あとから変更できるため、正確に入力しなくても先に進める。ウィザード完了後、ダッシュボードにリダイレクトされる。
Step 2: 初期設定 — サブアカウントとCRMの構築
GoHighLevelの管理画面は「Agency View」(代理店管理画面)と「Sub-Account View」(個別アカウント画面)の2層構造になっている。代理店として使う場合は、まずAgency Viewでサブアカウントを作成し、その後サブアカウントに切り替えて個別の設定を行う。
1. サブアカウントの作成
左メニュー「Sub-Accounts」→「Create Sub-Account」をクリック。テンプレートを選ぶか、空白(Blank Snapshot)から始められる。最初は「Blank Snapshot」を選び、ビジネス名・住所・タイムゾーン(Asia/Tokyo)を入力して保存する。
2. CRMの基本設定
サブアカウントに切り替えたら、「Contacts」メニューからCRMを確認する。デフォルトで氏名・メール・電話番号などの基本フィールドが用意されている。「Custom Fields」で業種固有の項目(契約日、担当者名など)を追加できる。
3. パイプラインの作成
「Opportunities」→「Pipelines」で営業パイプラインを作成する。ステージ名(例:問い合わせ → 提案 → 見積送付 → 成約 → 失注)を設定すると、カンバン形式で案件を管理できる。
Step 3: 最初のファネルを作成する
「Sites」→「Funnels」→「Create New Funnel」をクリック。テンプレートギャラリーから目的に合ったテンプレートを選ぶか、空白から始める。
ページの編集
ファネルビルダーはドラッグ&ドロップ方式で、セクション・行・要素(テキスト、画像、フォーム、ボタンなど)を配置していく。ClickFunnelsやElementorに近い操作感で、HTMLの知識は不要。
フォームの設置
リード獲得ファネルの場合、フォーム要素を配置して入力フィールド(名前、メール、電話番号など)を設定する。フォーム送信時のアクション(サンクスページへのリダイレクト、CRMへのコンタクト追加、タグ付与)もここで設定できる。
ドメインの接続
「Settings」→「Custom Domains」で独自ドメインまたはサブドメインを設定する。DNS設定でCNAMEレコードを追加する手順が公式ヘルプに記載されている。独自ドメインを設定しない場合は、GHLのサブドメイン(xxxxx.gohighlevel.com)で公開できる。
Step 4: メール配信とワークフローの設定
メール設定
「Settings」→「Email Services」でメール送信元の設定を行う。GoHighLevelにはMailgunが組み込まれているが、独自ドメインのメール送信にはMailgunアカウントの接続とDNS認証(SPF/DKIM)が必要。設定が完了すると、「Marketing」→「Emails」からメールテンプレートを作成して配信できる。
ワークフロー(自動化)の作成
「Automation」→「Workflows」で自動化フローを構築する。たとえば「フォーム送信 → ウェルカムメール送信 → 3日後にフォローアップメール → 未開封なら再送」といった一連の処理をビジュアルエディタで組める。
最初のワークフローは「フォーム送信をトリガーに、自動返信メールを1通送る」というシンプルな構成がおすすめだ。トリガー、アクション、条件分岐の基本がこの1本で学べる。
Step 5: テスト送信と運用開始に向けた確認
ファネルのプレビューとテスト
ファネルビルダーの「Preview」ボタンでページの表示を確認する。スマートフォン表示も必ずチェックする。テスト用のフォーム送信を行い、CRMにコンタクトが登録されること、ワークフローが起動してメールが届くことを確認する。
パイプラインとの連携確認
フォーム送信後、「Opportunities」にテスト用の案件が作成されているかを確認する。パイプラインのステージ間でカードをドラッグして移動できることも併せて確認しておく。
14日間トライアルで確認すべきこと
トライアル期間中に最低限チェックしておきたい項目は、CRMのコンタクト管理、ファネルの作成と公開、メール配信の動作確認、カレンダー予約ページの作成、の4つ。すべての機能を使いこなす必要はないが、自分のビジネスに必要な機能が期待通りに動くかをこの14日間で見極める。
料金プラン早見表
| プラン | 月額 | サブアカウント | 主な機能 |
|---|---|---|---|
| Starter | $97/月 | 3つまで | CRM, ファネル, メール/SMS, カレンダー, パイプライン |
| Unlimited | $297/月 | 無制限 | Starter全機能 + API連携, ホワイトラベル(一部) |
| SaaS Pro | $497/月 | 無制限 | Unlimited全機能 + 完全ホワイトラベル, SaaS再販機能 |
14日間の無料トライアルあり(クレジットカード登録が必要)。メール送信・SMS送信は別途従量課金(Mailgun/Twilio経由)が発生する。年払い割引はないが、代理店がクライアントに再請求することで実質的なコスト回収が可能。
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まとめ(マヤの私見)
GoHighLevelは、代理店やマーケターが複数のSaaSを1契約にまとめるためのツールだ。CRM・ファネル・メール・SMS・予約・パイプラインが1つのダッシュボードに収まっている点は、ツール間連携のストレスを大幅に減らしてくれる。一方で、月$97からという価格は個人事業主には重い。「クライアントを複数抱えていて、ツール費を一本化したい」というニーズが明確にある人に向いたツールだと感じる。個人で講座やコンテンツを販売するだけなら、Systeme.ioやKajabiのほうがコスト面で合理的な選択肢になるだろう。
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よくある質問(FAQ)
GoHighLevelの14日間無料トライアルにクレジットカードは必要ですか?
はい、トライアル登録時にクレジットカード情報の入力が必要です。14日以内にキャンセルすれば課金は発生しません。トライアル期間中はStarterプラン相当の機能が使えます。
GoHighLevelは日本語で使えますか?
管理画面は英語のみですが、ファネルやメール・SMSなどの顧客向けコンテンツは日本語で作成できます。ブラウザの翻訳機能を使えば管理画面の操作も問題ありません。日本語のサポート窓口はありませんが、チャットサポートは24時間対応しています。
GoHighLevelのSMS配信は日本の電話番号に対応していますか?
GoHighLevelはTwilioを経由してSMSを送信します。日本の電話番号(+81)への送信は技術的に可能ですが、日本国内のSMS配信は到達率やコスト面で課題があります。日本向けにはメール配信を主軸にし、SMSは補助的な用途にとどめるのが妥当です。
StarterプランとUnlimitedプランの違いは何ですか?
Starterプラン($97/月)はサブアカウント3つまで、Unlimitedプラン($297/月)はサブアカウント無制限です。代理店として複数クライアントを管理する場合はUnlimited以上が必要になります。また、UnlimitedプランではAPI連携やホワイトラベル機能の一部が利用可能になります。
ClickFunnelsからGoHighLevelに移行できますか?
GoHighLevelにはファネルのインポート機能があり、ClickFunnelsのファネルURLを貼り付けるとページ構成を取り込めます。ただし、デザインの再現度は完全ではないため、移行後に手動での調整が必要です。メールリストはCSVでエクスポート→インポートする形になります。
GoHighLevelのホワイトラベルとは何ですか?
SaaS Proプラン($497/月)で利用できるホワイトラベル機能は、GoHighLevelのブランドを自社ブランドに差し替えてクライアントに提供できる仕組みです。独自ドメイン・ロゴ・カラーで管理画面をカスタマイズし、自社開発のSaaSのように見せることができます。クライアントへの月額課金もGoHighLevel経由で設定可能です。
この記事について
運営者:マヤ(海外SaaS × 日本人向けアフィリエイト歴の個人サイト運営者)
情報ソース:公式サイト、公式ヘルプ、G2 / Trustpilotの公開評価
最終更新日:2026-07-28