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Brevoの始め方|登録から最初のメールキャンペーン送信まで5ステップ【2026年版】
「メルマガを始めたいが、配信リストが1万件あるとどのツールも月額が跳ね上がる」。コンタクト数ベースの料金体系に悩む個人事業主やEC運営者が、ツール選びで最初にぶつかる壁です。Brevo(旧Sendinblue)は送信通数ベースの課金モデルを採用しており、リストが大きくても配信頻度が低ければ月額を抑えられるのが特徴ですが、「登録した直後に何から設定すればいいのか」で迷う人が少なくありません。
メール配信の市営プール——入場無料で基本レーンは泳ぎ放題、追加レーン(SMS・チャット)は別料金。それがBrevoに対するマヤの印象です。この記事では、まず基本レーンで「最初のメールキャンペーンを1通送る」ところまでを解説します。
所要時間の目安はドメイン認証待ちを除いて1〜2時間。料金はFreeプラン(1日300通)、Starter $9/月〜、Business $18/月〜、Enterprise 要問合せ。無料プランはクレジットカード不要で、コンタクト数は無制限です。
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この記事を読みながら並行して進めると、最短でその日のうちに1通目まで到達できます。
公式サイトとヘルプセンターの記載をもとに、2026年4月時点の手順を整理しました。Brevoは旧Sendinblue時代から何度もリブランドしているため、ネット上の古い情報との混同にはご注意ください。
Brevoをざっくり知る
Brevoは、フランス・パリ発のマルチチャネルマーケティングプラットフォームです。2023年にSendinblueからBrevoにリブランドされました。メール配信、SMS配信、チャット、CRM、マーケティングオートメーション、トランザクションメール(API経由)を1つのアカウントで管理できます。
全世界で50万社以上が利用しており、G2で4.5/5、Capterra 4.5/5の評価を受けています(執筆時点)。管理画面は日本語UIに対応しており、海外製メール配信ツールの中では日本語環境のハードルが低い部類です。サポートは英語・フランス語が中心です。
Brevoの料金体系・機能・強み弱みを詳しく知りたい方は、Brevo 徹底レビュー記事をご覧ください。この記事では「アカウント作成から最初のメールキャンペーンを送信するまで」に絞って進めます。
事前準備リスト
- メールアドレス:アカウント作成に使います。送信元にはビジネス用ドメインのアドレスを推奨します
- 独自ドメインのDNS管理権限:ドメイン認証(DKIM・SPF)に必要です。レンタルサーバーやドメインレジストラの管理画面にアクセスできることを確認してください
- メール原稿:件名、本文テキスト、CTAリンク先の下書き
- 画像素材(任意):ロゴ、ヘッダー画像、商品写真など
無料プランではクレジットカードは不要です。1日300通までの送信制限がありますが、コンタクト登録数に上限はありません。
Step 1: 無料アカウント作成
まず Brevo公式サイト にアクセスし、「無料で登録」(Sign Up Free)ボタンをクリックします。メールアドレスとパスワードを入力して登録を進めます。
登録後に確認メールが届きます。メール内のリンクをクリックしてアカウントを有効化してください。確認メールが届かない場合は迷惑メールフォルダを確認し、数分待ってから再送信を試してください。
アカウント有効化後、プロフィール情報の入力画面に移ります。名前(姓・名)、会社名、ウェブサイトURL、事業の種類、配信規模を入力します。この情報はスパム対策の審査にも使われるため、正確に入力してください。管理画面の言語は、右上のアイコン→「アカウント設定」→「一般」で日本語に変更できます。
Step 2: 送信者情報・ドメイン認証
メール配信の到達率を上げるために、送信者情報の設定とドメイン認証を済ませます。この手順を省略すると、配信メールが受信者の迷惑メールフォルダに振り分けられるリスクが高まります。
1. 送信者情報の設定
「設定」→「送信者とIP」→「送信者」から、送信者名と送信元メールアドレスを登録します。送信者名は受信者に表示される名前なので、ビジネス名や個人名を分かりやすく設定してください。送信元アドレスにはビジネス用ドメインのメールを使うことを推奨します。
2. ドメイン認証(DKIM)
「設定」→「送信者とIP」→「ドメイン」から、送信元メールアドレスのドメインを認証します。Brevoが表示するDKIMレコード(TXTレコード)を、お使いのドメインのDNS設定に追加します。レンタルサーバーやドメインレジストラの管理画面でDNSレコードを編集してください。
3. SPFレコードの設定(推奨)
DKIMに加えてSPFレコードも設定すると到達率がさらに改善します。Brevoが指定するSPFレコードの値をDNSに追加してください。DNSレコードの反映には数時間〜最大48時間かかることがあります。Brevoの管理画面で「認証済み」ステータスが表示されれば設定完了です。
Step 3: コンタクトリスト作成・インポート
配信先のコンタクト(連絡先)を準備します。
1. リストの作成
左メニューの「コンタクト」→「リスト」から「リストを作成」をクリックし、リスト名(例:「ニュースレター購読者」)を入力します。リストはコンタクトをグループ分けする仕組みです。用途別に複数のリストを作ることもできます。
2. コンタクトのインポート
「コンタクト」→「コンタクトをインポート」から、CSVファイルまたはコピー&ペーストでコンタクトを追加できます。インポート時にメールアドレス・名前・属性のカラムを対応付けます。配信許諾(オプトイン)を得たコンタクトのみをインポートしてください。許諾のないアドレスの大量インポートはアカウント停止の原因になります。
3. サインアップフォームの作成(任意)
「コンタクト」→「フォーム」から登録フォームを作成し、ウェブサイトに埋め込むことができます。新規の読者を自動でリストに追加する導線を設けておくと、配信リストが自然に成長します。
Step 4: メールキャンペーン作成
左メニューの「キャンペーン」→「メール」→「キャンペーンを作成」をクリックします。
キャンペーン名の設定
管理用のキャンペーン名を入力します(受信者には表示されません)。「2026年5月ニュースレター」のように日付と用途を含めると管理しやすくなります。
送信者情報と件名の設定
Step 2で登録した送信者名・送信元アドレスを選択します。件名とプレビューテキストを入力してください。件名はPC表示で40文字、スマホで20文字程度が目安です。プレビューテキストは件名を補足する短いフレーズを入れておくと開封率の改善が期待できます。
テンプレート選択とデザイン
ドラッグ&ドロップエディタ、リッチテキストエディタ、HTMLコードの3つの作成方法から選べます。初回はドラッグ&ドロップエディタを推奨します。テンプレート一覧からレイアウトを選び、テキストブロック・画像ブロック・ボタンブロックを配置し、内容を入力します。日本語テキストはそのまま入力可能です。
送信先リストの選択
Step 3で作成したリストを送信先に指定します。リスト全体に送る場合はそのまま、条件で絞り込む場合はセグメントを作成して指定します。
Step 5: テスト送信・本番配信
キャンペーンを送信する前に、以下の3点を確認します。
1. プレビュー表示
エディタ上部の「プレビュー」ボタンで、デスクトップ表示とモバイル表示を切り替えて確認できます。テキストの折り返し、画像サイズ、ボタンの位置を一通りチェックしてください。
2. テストメールの送信
「テストメールを送信」から自分のアドレスに送信し、受信ボックスでの見え方(件名、プレビューテキスト、レイアウト、リンク)を確認します。PCとスマホの両方で受信確認するのが望ましいです。Brevoのロゴが無料プランではメールフッターに表示される点も確認してください。
3. 本番配信
配信方法は「今すぐ送信」と「スケジュール送信」の2つです。スケジュール送信では日時を指定して予約できます。タイムゾーンが正しく設定されているか(日本時間 UTC+9)を確認してください。「今すぐ送信」を選んで確認ボタンをクリックすれば、配信が開始されます。
配信後は「キャンペーン」→「統計」で開封率、クリック率、配信停止数、バウンス率を確認できます。最初の配信から24〜48時間後にレポートを確認し、次回の改善に役立ててください。
最初に困ること&対処法
1. ドメイン認証が「保留中」のまま進まない
DNSレコードの反映には最大48時間かかることがあります。レジストラの管理画面でTXTレコードが正しく追加されているかを確認し、入力ミス(スペースや引用符の有無)がないかチェックしてください。48時間以上経っても認証が完了しない場合は、DNSのTTL設定を確認するか、レジストラのサポートに問い合わせてください。
2. アカウントが「審査中」で配信できない
Brevoはスパム対策のため、新規アカウントに対してプロフィール情報の審査を行うことがあります。ウェブサイトURL、ビジネスの説明、配信目的を正確に入力しておくと審査通過率が上がります。審査は通常24〜48時間で完了します。
3. メールが迷惑メールフォルダに入る
ドメイン認証(DKIM・SPF)が未設定の場合、受信側で迷惑メール判定されやすくなります。Step 2の手順を確実に完了させてください。また、件名に過度な記号や煽り表現を使わないこと、HTMLメール内の画像とテキストの比率を適切に保つことも基本対策です。
挫折せずに完走するコツ——登録した日にやる3つ
マヤがまわりの個人事業主を見ていて感じるのは、Brevoでつまずく人の大半は機能ではなく「順番」で止まっているということ。登録だけして数日放置すると、ドメイン認証もリストも手つかずのまま熱が冷めます。登録した日に次の3つまで進めるかどうかが、その後もツールとして使い続けられるかの分かれ目です。
1. プロフィールを最初の5分で完成させる
会社名(屋号)・ウェブサイトURL・配信目的を正確に入力しておくと、新規アカウントの審査がスムーズに通ります。ここが空欄のままだと「審査中」で配信がブロックされ、そこで離脱する人がいちばん多い。逆に言えば、最初の5分の入力だけで最大の関門を先に越えられます。
2. ドメイン認証を「待ちながら」リストとテスト送信を済ませる
DNSの反映待ち(最大48時間)を「何もできない時間」にしないこと。認証を待つ間に、Step 3のコンタクトリスト作成と、自分宛のテストメール送信までは先に終わらせられます。認証が通ったら本番配信を押すだけ、の状態にしておくのがコツです。
3. 作り込んだ1通より「今日の1通」——まず自分と知人数人に送る
最初のキャンペーンは配信リスト3〜5人で十分です。デザインを作り込むのは2通目からでいい。管理画面の統計(開封・クリック)が動く体験を先にしてしまうと、「配信ツールを使えている」実感が生まれて続きます。逆に1通も送らないまま1週間経ったアカウントは、ほぼそのまま休眠します。
この3つを終えた時点で、あなたはもう「Brevoを使っている人」です。料金プランの詳しい比較や、リストが増えたときの月額シミュレーションはBrevoの料金プラン解説にまとめてあります。
まとめ
Brevoの初期セットアップは、アカウント作成 → 送信者情報・ドメイン認証 → コンタクトリスト作成 → メールキャンペーン作成 → テスト送信・本番配信の5ステップです。ドメイン認証待ちの時間を除けば、1〜2時間で最初のメールキャンペーンを配信できます。無料プランは1日300通まで・コンタクト数無制限・クレジットカード不要で始められます。
触ってみての実感を書くと、Brevoは「リストが数千件以上あるが、配信は月に2〜3回」という使い方に特にフィットするツールです。送信通数ベースの料金体系のため、コンタクト数が増えても月額が比例して跳ね上がることがありません。管理画面が日本語UIに対応している点も、英語アレルギーのある方には助かるポイントです。一方で、高度なマーケティングオートメーションやCRM機能を本格的に使い込むにはBusinessプラン以上が必要になります。言葉で読むより手を動かしたほうが早い——そういうタイプのツールです。
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よくある質問(FAQ)
Brevoの無料プランにクレジットカード登録は必要ですか?
不要です。メールアドレスと基本情報だけで無料アカウントを作成できます。無料プランは1日300通まで送信可能で、コンタクト数に上限はありません。有料プランへの切り替え時に初めてカード情報が必要になります。
最初のメールキャンペーンを送るまでにどのくらい時間がかかりますか?
ドメイン認証の待ち時間を除けば、アカウント作成からメール配信まで1〜2時間が目安です。ドメイン認証はDNSレコードの反映に数時間〜最大48時間かかる場合があります。
Brevoは日本語で使えますか?
管理画面は日本語UIに対応しています。アカウント設定の言語で日本語を選択すると、メニューやボタンが日本語表示に切り替わります。メール本文やフォームも日本語で作成可能です。サポートは英語とフランス語が中心です。
Brevoの無料プランと有料プランの違いは何ですか?
無料プランは1日300通まで・Brevoのロゴがメールフッターに表示されます。Starterプラン($9/月〜)でロゴ非表示・日次送信上限が撤廃されます。Businessプラン($18/月〜)でA/Bテスト、送信時間最適化、高度な統計レポートが使えるようになります。
Brevoのトランザクションメールとマーケティングメールはどう違いますか?
トランザクションメールは注文確認・パスワードリセットなどの事務的な自動送信メールで、マーケティングメールはニュースレターやキャンペーンなどの販促メールです。Brevoでは両方を1つのアカウントで管理でき、トランザクションメールは無料プランでも1日300通まで送信可能です。この2種類を同じダッシュボードで扱える点はBrevoの大きな特徴です。
無料プランから有料プランに切り替えたらデータは引き継がれますか?
はい。コンタクトリスト、配信履歴、テンプレート、Automationなど、無料プランで作成したデータはすべて有料プランに引き継がれます。管理画面の「プラン」セクションからワンクリックでアップグレードできます。
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この記事について
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情報ソース:Brevo 公式サイト、公式ヘルプセンター、G2 / Capterra の公開評価
最終更新日:2026-07-31