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無料で使えるオンライン講座プラットフォーム5選|0円で講座販売を始める方法【2026年版】
「講座を売りたいけど、初期費用がかかるのはちょっと......」。ノウハウを動画にまとめたものの、プラットフォームの月額課金が気になって公開ボタンを押せない——そんな人は少なくない。でも実は、月額0円で講座を販売できるツールがいくつも存在する。
もちろんタダには理由がある。講座本数に上限があったり、取引ごとに手数料が引かれたり、独自ドメインが使えなかったり。「無料」の中身はツールごとにバラバラで、何も調べずに選ぶと「こんなはずじゃなかった」が起こる。
この記事では、Thinkific・Systeme.io・Podia・LearnWorlds・Gumroadの5つを取り上げて、無料で使える範囲を率直に並べた。どのツールが「お試し」止まりで、どのツールが「無料のまま本格運用」できるのか——制限の中身まで突っ込んで比較している。
読み終わるころには、「自分が最初に触るべきツール」が1つに絞れるはずだ。売上が出てから有料に切り替えるタイミングの目安も後半で触れるので、まずは気軽に読み進めてほしい。
講座販売を無料で始めるという選択肢
3年前なら「講座販売プラットフォーム=月額課金」がほぼ常識だった。TeachableもKajabiも、まともに使おうとすれば月$39〜$149のプランが前提。しかし競争が激しくなった結果、各社ともフリーミアム(無料プラン)を用意するようになった。
無料プランの狙いはシンプルで、「まず触ってもらって、売上が立ったら有料に移行してもらう」というモデルだ。だから無料枠にも講座公開・決済連携・受講生管理といった"売るための最低限"は入っている。逆に言えば、講座が1〜2本のうちは無料プランで十分回せるケースが多い。
ただし注意点がある。「無料」の定義はツールによって違う。Thinkificのように永続無料プランを提供しているものもあれば、LearnWorldsのように30日間の無料トライアルだけで常時無料プランが存在しないものもある。この記事では、そのあたりの線引きを明確にしたうえで5つのツールを並べていく。
候補① Thinkific — 無料で1講座・受講生無制限
カナダ発のThinkificには「Free」プランがあり、これが無料の講座販売を考えるなら第一候補になる。
無料で使える範囲
- 講座数:1本
- 受講生数:無制限
- 取引手数料:0%(Stripeの決済手数料は別途かかる)
- クイズ・アンケート:対応
- 動画ホスティング:あり
- カスタムドメイン:不可(サブドメイン形式)
手数料0%というのは、見逃せないポイントだ。仮に月10万円の売上が出たとき、手数料8%のツールなら8,000円が引かれる。Thinkific Freeならその8,000円がまるまる手元に残る。受講生が何百人に増えても追加費用がかからないので、「1講座だけで勝負する」と割り切れる人にとっては、無料のまま長く使える設計だ。
制限は講座が1本しか作れないこと。2本目の講座を公開したくなったら、Basic($36/月)以上への移行が必要になる。あと、メール配信機能は付いていないので、受講生へのフォローアップはKitやMailerLiteなど外部のメールツールを使うことになる。
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Thinkific 無料プランを試す
1講座・受講生無制限・手数料0%で始められる。講座販売の最初の一歩に。
候補② Systeme.io — 講座+メール+ファネルが全部無料
フランス発のSysteme.ioは、いわゆるオールインワン型のマーケティングツール。講座販売はその機能の一部で、メール配信・セールスファネル・ブログまで無料プランに含まれている。
無料で使える範囲
- 講座数:1本
- 受講生数:無制限
- メール配信:2,000人まで
- セールスファネル:3本
- オートメーション:1本
- 取引手数料:0%
- カスタムドメイン:不可
このツールの面白いところは、「講座を売る仕組み」がセットで付いてくる点だ。たとえば、無料のミニ講座で見込み客を集め、メールでフォローして有料講座に誘導する——というファネルを、Systeme.io 1つで完結できる。Thinkific Freeだと、メールツールとLP作成ツールを別々に用意しないとこの流れは組めない。
弱点は講座機能そのものがThinkificほど作り込まれていないこと。クイズや修了証の自動発行、細かい受講データ分析といった「教育プラットフォームらしい機能」は薄い。講座の中身というよりマーケティングの仕組みを重視する人向けのツールだ。
Systeme.io レビュー記事を読む
講座だけでなくメール配信やファネルもまとめて無料で使いたいならこちら。
候補③ Podia — デジタル商品をシンプルに販売
Podiaは講座だけでなく、PDF教材・テンプレート・コーチングセッションなどデジタル商品全般を販売できるプラットフォーム。UIがとにかくシンプルで、管理画面に入って30分もあれば商品ページが作れる。
無料で使える範囲
- デジタル商品:無制限
- 取引手数料:8%
- メール配信:あり
- ウェブサイト:あり
- カスタムドメイン:不可
「デジタル商品無制限」は目を引くが、裏には取引手数料8%がある。1本5,000円の講座が月に20本売れたら、売上10万円のうち8,000円がPodiaに持っていかれる計算だ。売上が小さいうちは気にならないが、月商が育つほどコスト感は膨らむ。
とはいえ、講座だけでなくPDFやコーチング予約も同じダッシュボードで管理できるのは便利。講座1本+PDF教材3種+個別相談、みたいな「小さなデジタルショップ」を組み立てるには向いている。取引手数料が気になり始めたら、Mover($33/月・手数料0%)への切り替えを検討すればいい。
候補④ LearnWorlds — 教育機能が充実の無料体験
LearnWorldsはギリシャ発の講座プラットフォームで、教育コンテンツの作り込みに強い。ただし、常時無料プランは存在しない。提供されているのは30日間の無料トライアルだ。
無料トライアルで試せる範囲
- 期間:30日間
- SCORM対応:あり(企業研修向け教材の取り込み可)
- インタラクティブ動画:動画内にクイズやボタンを埋め込める
- 修了証の自動発行:対応
- カスタムドメイン:トライアル中も設定可能
「動画の途中でクイズを出す」「受講完了後に修了証をPDFで自動発行する」といった、教育プラットフォームならではの機能が揃っている。企業研修やスクール事業で本格的に使いたい人にとっては、30日のトライアルでじっくり試す価値がある。
ただし注意が必要なのは、トライアル終了後は有料プラン(Starter $24/月〜)への移行が必要になる点。「ずっと無料で使い続けたい」という人には向かない。あくまで「しっかり試してから課金するか決めたい」人向けの選択肢だ。
候補⑤ Gumroad — クリエイター向けの気軽な販売プラットフォーム
Gumroadはもともとイラストレーターや音楽家、インディー開発者がデジタル商品を売るために生まれたプラットフォーム。アカウント作成も商品公開も無料で、月額課金は一切ない。
無料で使える範囲
- アカウント開設:無料
- 商品公開数:無制限
- 取引手数料:10%(売上から自動で差し引き)
- メール配信:購入者への一斉配信が可能
- カスタムドメイン:不可
月額0円で商品を何個でも公開できるのは気楽だけど、取引手数料10%は今回の5ツールの中で一番高い。1万円の講座が売れたら1,000円がGumroadに引かれる。100万円売ったら10万円。売上が大きくなるほど、この10%は重くのしかかる。
一方で、SNSとの連携はピカイチ。Xのプロフィールにリンクを貼ってそのまま販売する——といった「気軽な売り方」には向いている。体系的な講座プラットフォームというよりも、デジタルコンテンツの露店販売という感覚に近い。本格的な講座運営には向かないが、「まずSNSのフォロワーに何か売ってみたい」という最初の一歩としては悪くない。
5ツールの無料枠を一覧比較
※ 下記の情報は2026年4月時点のものです。料金・機能は各社により変更される場合があります。アフィリエイトリンクを含みます。
| ツール名 | 講座数 | 受講生数 | 取引手数料 | メール配信 | カスタムドメイン | 無料の種類 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Thinkific Free | 1本 | 無制限 | 0% | なし | 不可 | 永続無料 |
| Systeme.io Free | 1本 | 無制限 | 0% | 2,000人 | 不可 | 永続無料 |
| Podia Free | 無制限 | 無制限 | 8% | あり | 不可 | 永続無料 |
| LearnWorlds | 制限なし(トライアル中) | 制限なし(トライアル中) | — | あり(トライアル中) | 可(トライアル中) | 30日間トライアル |
| Gumroad | 無制限 | 無制限 | 10% | あり | 不可 | 永続無料 |
表を見れば一目瞭然で、「手数料0%かつ永続無料」という条件を満たすのはThinkificとSysteme.ioの2つだけ。PodiaとGumroadは月額こそ無料だが、売れるたびに手数料がかかる。LearnWorldsはそもそも30日限定なので、「ずっと無料」枠には入らない。
ここから先は「講座1本に集中して手数料を抑えたい」ならThinkific、「講座+マーケティング全体を1ツールにまとめたい」ならSysteme.io、「講座以外のデジタル商品も混ぜて売りたい」ならPodia——という選び方になる。
無料プランで売上が出たら — 有料に切り替えるタイミング
無料プランでもちゃんと売上は立つ。問題は「いつ有料プランに移行するか」だ。判断基準はシンプルで、有料プランの月額 < 無料プランで発生する機会損失やコストになったとき。具体的には以下のようなタイミングが目安になる。
Thinkific Freeの場合
2本目の講座を作りたくなったとき。1講座しか公開できない制約がボトルネックになるなら、Basic($36/月)に上げる価値はある。月に4万円以上の売上があれば、$36の投資は十分回収できるラインだ。
Systeme.io Freeの場合
メール配信リストが2,000人を超えそうなとき、またはファネルを4本以上作りたいとき。Startup($27/月)は比較的手頃なので、リストが1,500人あたりに達したら切り替えを検討し始めるのがいい。
Podia / Gumroad の場合
手数料の累計が有料プランの月額を超えたとき。Podiaなら月の取引手数料が$33を超えたらMoverプランに切り替えたほうが安い。Gumroadの場合、手数料10%は固定なので、月商が大きくなるほど「別のプラットフォームに移行する」選択肢も視野に入る。
いずれにしても、「まず無料で始めて、売上の手応えを確かめてから課金する」という順番が正解。最初から有料プランに課金して、講座が1本も売れないまま月額だけ払い続ける——というのが一番もったいないパターンだ。
まとめ
5つのツールを並べてみて思うのは、「無料プランの使い道は2つに分かれる」ということだ。ひとつは「お試し」。もうひとつは「本番運用」。Thinkific FreeとSysteme.io Freeは後者に入る。手数料0%・受講生無制限で、講座が1本なら無料のまま売り続けられる。PodiaとGumroadは手数料の存在が効いてくるから、売上が育つほど有料プランか別ツールへの移行を考えることになる。LearnWorldsは完全に「お試し」枠だ。
マヤ個人の意見を書くと、最初の1本をまだ公開していない段階なら、Thinkific Freeで始めるのが一番リスクが低い。手数料0%で受講生数に上限がないから、「とりあえず出してみて反応を見る」が気兼ねなくできる。メール配信やファネルまで含めて1ツールで完結させたい人には、Systeme.io Freeが合っている。どちらも0円で始められるのだから、迷うくらいなら両方アカウントだけ作ってみて、管理画面の肌触りで決めればいい。考えている時間が一番もったいない。
合わせて読みたい
- Thinkificの評判は?手数料0%の実力を徹底レビュー
- Teachableの料金・評判まとめ — 初心者が気をつけるポイント
- Podiaレビュー — デジタル商品販売をシンプルに始めるなら
- Systeme.ioの全機能を解説 — 無料でどこまでできる?
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よくある質問(FAQ)
Q. 無料プランだけで講座を販売して収益化できますか?
できる。Thinkific FreeやSysteme.io Freeなら、講座1本・受講生無制限で販売可能。StripeやPayPalを接続すれば決済も受け付けられる。Thinkificは取引手数料0%なので、Stripeの決済手数料(3.6%前後)以外のコストがかからない。ただしGumroadは10%、Podiaは8%の取引手数料がかかるため、売上規模が大きくなったときのコスト差には注意。
Q. 無料プランで独自ドメインは使えますか?
ほとんどのツールで使えない。Thinkific Freeはyourname.thinkific.com、Systeme.ioもサブドメイン形式になる。ブランド感を出すために独自ドメインが必要なら、有料プランへの切り替えが前提になる。とはいえ、講座の中身が良ければドメインで離脱する人は少ないので、最初のうちはサブドメインでも問題ない。
Q. 動画講座の容量制限はありますか?
Thinkific Freeは動画ホスティングに対応しているが、ストレージに上限がある。Systeme.ioは外部(YouTube限定公開やVimeoなど)の埋め込みが基本。Gumroadはファイルアップロードに上限がある。大量の動画を扱うなら、有料プランか外部ホスティングとの併用を検討した方がいい。
Q. 日本語で受講ページを作れますか?
5ツールとも管理画面は英語だが、講座タイトル・説明文・レッスン内容はすべて日本語で作成できる。受講生が実際に目にするページを日本語にすることは問題ない。ボタン表記やナビゲーションも、テーマの編集やカスタムコードで日本語に差し替えられるツールがほとんどだ。
Q. 決済手段は何が使えますか?
Thinkific・Podia・LearnWorldsはStripeとPayPalに対応。Systeme.ioはStripe・PayPalに加えてFlutterwaveにも対応している。Gumroadは独自の決済システム。いずれもStripe経由で日本のクレジットカード決済を受けられるので、日本から販売する場合も心配はいらない。
Q. 動画なしのテキスト講座でも無料で作れますか?
作れる。ThinkificもSysteme.ioも、レッスン形式を動画に限定していない。テキスト・PDF・画像を組み合わせたテキストベースの講座を無料プランで公開・販売できる。Thinkific Freeではリッチテキストエディタでレッスンを作成でき、PDF教材のアップロードにも対応している。Systeme.ioも同様にテキストレッスンの作成が可能だ。動画制作のハードルが高いと感じるなら、まずテキスト講座から始めて反応を見るのも有効な方法だ。