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Beehiivの料金・強み・注意点を日本人目線でレビュー|ニュースレター特化SaaS

「ニュースレターで稼いでいる海外のクリエイター、何を使っているんだろう」——そう思って調べると、ここ数年で急激に名前が出てくるのが Beehiiv です。Substackは手数料10%が引っかかる、Mailchimpはニュースレター向けに作られていない。そんなモヤモヤを抱えたまま配信ツール探しを続けている人にとって、Beehiivは候補に入れておく価値があります。

たとえるなら、Beehiivは「自分の書斎と印刷所と広告代理店が、ひとつの建物に入っている」ようなニュースレター専門ビル。書くだけでなく、そこから収益を生み出す仕組みが最初から組み込まれているのが、他のメール配信ツールとの大きな違いです。

Beehiiv は2021年に Morning Brew 出身の Tyler Denk が創業したニュースレター特化プラットフォーム。無料プランは購読者2,500人まで。Scale プラン $39/月で広告ネットワーク・カスタムドメイン・有料購読が開放され、アフィリエイト報酬は公式のパートナープログラムで初年度50〜60%(紹介から12ヶ月間・実績に応じたティア制)とされています。英語圏ではSubstackに代わる選択肢として認知が広がっています。

この記事では、マヤが公式サイト・G2・Trustpilotの情報を2026年5月時点で突き合わせ、日本人ユーザーが登録前に知っておくべきポイントを整理しました。料金プランの選び方、収益化の仕組み、そして「日本語環境で使うと何が困るのか」まで、率直に書いています。

Beehiivとは — ニュースレター時代の新星

項目 内容
正式名称 Beehiiv
提供会社 Beehiiv, Inc.
創業者 Tyler Denk(元 Morning Brew エンジニア)
創業 2021年
本社所在地 アメリカ
主な用途 ニュースレター配信・収益化
料金 無料〜(プラン段階制)
無料プラン あり(購読者2,500人まで)
日本語対応 なし(UI・ヘルプ・サポートすべて英語)
公式サイト https://beehiiv.com/

Beehiivの出発点は、Morning Brew という英語圏で数百万読者を抱えるビジネスニュースレターの内部ツールです。「ニュースレターで実際に稼いでいたチームが、自分たちが欲しかった機能を外部にも開放した」という経緯が、このプラットフォームの性格をよく表しています。

Mailchimp や Brevo のような汎用メール配信ツールとは設計思想が違います。ECサイト向けの販促メールや、BtoBのリードナーチャリングは守備範囲外。その代わり、「ニュースレターを書いて、読者を集めて、そこからお金を生む」という一本の流れに全力で特化しています。

料金プラン(2026年5月時点)

プラン 月額 購読者数 主な機能・制限
Free $0 2,500人まで ニュースレター配信、Webページ公開、基本アナリティクス
Scale $39/月 無制限 カスタムドメイン、有料購読、広告ネットワーク、リファラルプログラム
Max $99/月 無制限 優先サポート、高度なアナリティクス、ニュースレターの分岐テスト
Enterprise 要問い合わせ 無制限 専任マネージャー、SLA、カスタム統合

日本円換算の目安(1ドル=155円)

注意点:無料プランの2,500人は、Kit の無料10,000人や MailerLite の250人と比べると中間的な水準です。ただし Scale プランに上げれば購読者数は無制限になるため、「成長したらいくら取られるか分からない」という段階課金の恐怖がないのは安心材料です。

年払いの場合は割引があり、Scale は月あたり $34 程度になります。

Beehiivの強み4つ

1. 広告ネットワークで「書くだけで」収益が発生する

Beehiiv Ad Network は、他のニュースレターの広告を自分の配信に載せることで収益を得る仕組みです。Substackには広告の仕組みがなく、Mailchimpは自分でスポンサーを探す必要がある。Beehiivは「プラットフォーム側が広告主を連れてきてくれる」という点で、収益化のハードルが低い設計になっています。

ただし、広告主は英語圏の企業が中心なので、日本語ニュースレターでの収益性は後述の注意点で触れます。

2. 有料購読(プレミアムサブスクリプション)

Substackのように読者から月額課金を受け取る仕組みが、Beehiivにも備わっています。違いは手数料。Substackが売上の10%を取るのに対して、Beehiivは Scale プラン以上なら追加手数料なし(Stripeの決済手数料は別途)。読者が増えるほどこの差は効いてきます。月1,000人の有料読者がいて月額$5なら、Substackでは年間$6,000がプラットフォーム手数料に消える計算です。

3. リファラルプログラムで読者が読者を連れてくる

「友達に紹介すると特典がもらえる」という仕組みを、管理画面から設定できます。Morning Brew がこの手法で急成長した経験がそのまま機能として実装されている格好です。紹介数に応じた報酬(限定コンテンツ、グッズなど)を段階的に設定できるので、読者獲得を自動化したい人には強力なツールになります。

4. SEO対応のWebページが自動生成される

Beehiivで配信したニュースレターは、自動的にSEO対応のWebページとしても公開されます。つまり、ニュースレターを書くだけで、Google検索からの流入も狙える。WordPressで別途ブログを運営しなくても、Beehiivだけでコンテンツの蓄積と検索流入の両方がまかなえる設計です。カスタムドメインも Scale プラン以上で利用できます。

注意点と日本ユーザーが陥る3つの失敗

失敗1:英語UIに想像以上に手間取る

管理画面、ヘルプドキュメント、チャットサポートまですべて英語です。エディタは直感的に操作できるので記事を書くぶんには大丈夫ですが、広告ネットワークの審査申請やリファラルプログラムの条件設定など、込み入った設定は英語で読みこむ必要があります。Chrome翻訳で乗り切れる範囲ではありますが、「日本語サポートがないと不安」という人には向きません。

失敗2:日本向けの決済手段がない

Beehiivの課金はクレジットカード(Stripe経由)のみ。銀行振込やコンビニ払いには対応していません。JCB単独のカードは弾かれる報告もあるため、VISA・MasterCard・AMEXのいずれかが必要です。法人名義で経費処理する際にも、請求書払いに慣れている日本企業にはハードルが高い場合があります。

失敗3:「メール配信ツール」として導入して期待外れになる

これはかなり多い誤解です。Beehiivはニュースレター専用であり、ステップメール、分岐条件つきの自動配信シーケンス、ECサイト連携といった「メールマーケティング」の機能は備えていません。ActiveCampaignGetResponse のような汎用メール配信を期待して契約すると、「思っていたのと違う」となります。Beehiivは「ニュースレターを書いて配信する」ことに全振りしたツールだと理解した上で使うのが前提です。

Beehiiv vs Kit vs Mailchimp — 3製品比較

【PR】下記の比較は2026年5月時点の公開情報にもとづいています。各ツールへのリンクにはアフィリエイトリンクを含む場合があります。

項目 Beehiiv Kit(旧ConvertKit) Mailchimp
設計思想 ニュースレター特化+収益化 クリエイター向けメール配信 汎用メールマーケティング
無料プラン購読者数 2,500人 10,000人 250人
月額(最安有料) $39/月(Scale) $39/月(Creator) ¥1,150/月(Essentials・円建て)
広告収益化 あり(Ad Network) なし なし
有料購読 あり(手数料なし) あり(Kit内で販売) なし
リファラルプログラム あり(組込み) あり(Creator Network) なし
ステップメール 基本的なもののみ 分岐条件つきで高機能 あり
SEO対応Webページ あり(自動生成) LP機能あり LP機能あり
日本語UI なし なし 一部対応
アフィリエイト報酬 初年度50〜60%(12ヶ月) 初年度50%・最大12ヶ月 なし(終了済み)

ざっくり使い分け

口コミ・評判(G2/Trustpilot)

G2では2026年5月時点で4.5/5前後の評価がついています。Trustpilotでも概ね高評価で、特に「エディタの使いやすさ」「成長に応じた収益化ツールの充実度」が繰り返し言及されています。

好意的な声で目立つもの

不満として挙がるもの

日本語での口コミはまだ少数ですが、英語圏のレビューを見る限り、「ニュースレターに集中したい人」からの評価は安定しています。逆に「メールマーケティング全般を求めて契約した人」からは物足りないという声が出ています。

こんな方に向いている / 別ツールが向く方

Beehiivが向いている人

別ツールが向く方

まとめ

Beehiivの正体は、「ニュースレターで食べていく」ことを前提に設計されたプラットフォームです。広告ネットワーク、有料購読、リファラルプログラム、SEO対応Webページ——収益化の導線が最初から組み込まれているのが、Substackや汎用メール配信ツールにはない強みです。一方で、ステップメールや自動配信シーケンスには弱く、UIもサポートも英語のみ。万人向けではないけれど、ハマる人にはしっかりハマる、そういうツールです。

マヤの私見としては、英語圏の読者を持っている(あるいは今後狙いたい)ニュースレター運営者にとって、Beehiivは現時点で有力な選択肢だと思います。日本語のニュースレターだけで完結するなら、広告ネットワークの恩恵が受けにくい分、Kit のほうが無料枠も大きくて始めやすい。「ニュースレター単体」ではなく「LP・決済・講座」まで含めて考えるなら、Systeme.io が守備範囲の広さで勝ります。自分が何を軸にしたいのかで選ぶのが一番です。

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Kit の詳細レビューを読む

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合わせて読みたい

よくある質問

Beehiivの無料プランはどこまで使えますか?

購読者2,500人まで、月間配信数の上限なしで利用できます。カスタムドメインや広告ネットワークは使えませんが、ニュースレターの配信とWebページ公開は無料プランでも可能です。始めたばかりの段階なら十分に実用的です。

SubstackとBeehiivはどう違いますか?

Substackは有料購読の手数料が10%かかり、広告収益の仕組みはありません。Beehiivは独自の広告ネットワーク、リファラルプログラム、有料購読(手数料なし)といった収益化手段が複数用意されており、ニュースレターを「ビジネスとして育てたい」人に向いています。

日本語のニュースレターでも使えますか?

配信するニュースレター本文は日本語で書けます。ただし管理画面・ヘルプ・サポートはすべて英語です。エディタ自体はシンプルなので慣れれば操作に困ることは少ないですが、細かい設定やトラブル対応では英語を読む場面が出てきます。

Beehiivの広告ネットワークは日本語メディアでも収益化できますか?

Beehiiv Ad Networkの広告主は英語圏の企業が中心です。日本語のニュースレターで英語圏の広告が配信されても、読者との文脈が合わずクリック率は低くなりがちです。日本語メディアで広告収益を得るには、自前でスポンサーを見つける方が無難です。

銀行振込やコンビニ払いには対応していますか?

対応していません。決済はクレジットカード(Stripe経由)のみです。VISA・MasterCard・AMEXが利用でき、JCB単独のカードは弾かれる場合があります。日本の銀行振込やコンビニ払いには非対応なので、法人で経費処理する際は注意が必要です。

Beehiivでステップメールや自動配信シーケンスは組めますか?

Beehiivにはオートメーション機能がありますが、KitActiveCampaign のような分岐条件つきの本格的なステップメールとは性格が異なります。Beehiivはあくまでニュースレター配信が主軸で、複雑なメールマーケティングのシーケンス設計には向いていません。


この記事について 運営者:マヤ(海外SaaS × 日本人向けアフィリエイトの個人サイト運営者) 情報ソース:Beehiiv公式サイト、公式ヘルプ、G2 / Trustpilot の公開評価 最終更新日:2026-08-04