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Udemy評判・手数料まとめ|講師の手取りは37%から【2026年版】
初めてのオンライン講座が120本売れた。管理画面の売上レポートを開いたとき、思わず二度見した——12万円の売上に対して、自分の口座に入ったのは4万4千円。残り7万6千円はUdemyの手数料として消えていた。「集客してもらっているから仕方ない」と思う人と、「自分で集客すれば全額もらえるのでは」と思う人で、次のステップがまったく変わる。
Udemyは巨大なフードコートに出店するようなものだ。客はフードコート目当てで来るから、自分で集客しなくても注文が入る。ただしフードコートの取り分が売上の63%、自分で客を連れてきても3%は取られる。店の外に自分の店舗を持てば家賃だけで売上は丸ごと手元に残る——そういう構造の話。
世界で7,500万人以上の受講者を持つマーケットプレイスで、講座数は約21万本。講師の取り分はチャネルによって37%・75%・97%の3段階に分かれる。無料で講座を公開でき、月額費用はゼロ。2015年から日本語対応しており、日本人講師も数千人が活動している。
マヤが公式サイト・G2・Trustpilot・日本人講師のブログ記事を2026年5月時点で付き合わせた。読み終わったら「Udemyに出すか、自社プラットフォームに移るか、両方並行するか」の判断材料がそろっているはずだ。
Udemyとは — マーケットプレイス型の講座販売プラットフォーム
Udemyは2010年にサンフランシスコで設立された、世界最大級のオンライン学習マーケットプレイスだ。2024年に株式非公開化(ベインキャピタルによる買収)を経て、現在も個人・法人向けの講座販売プラットフォームとして稼働している。
他の講座プラットフォーム(Teachable・Thinkific・Kajabi等)との根本的な違いは「マーケットプレイスモデル」であること。Teachableは「自分の講座サイト」を作るツールだが、Udemyは「Udemyという巨大なモールに出品する」形式。集客をUdemy側がやってくれる代わりに、売上の一部を手数料として徴収する。
個人事業主にとっての意味は明確だ。自力でメルマガやSNSの集客基盤を持っていない段階では、Udemyのマーケットプレイス集客は強力な味方になる。逆に、すでに見込み客リストがあるなら、手数料の高さがボトルネックになる。
手数料体系 — 3チャネル別の講師取り分
Udemyの手数料は「どのチャネルで売れたか」によって3段階に分かれる。ここを理解しないと収益計算が狂う。
| 販売チャネル | 講師の取り分 | Udemy側の取り分 | 具体的な状況 |
|---|---|---|---|
| Udemyオーガニック | 37% | 63% | Udemyの検索・レコメンド・メール経由で売れた場合 |
| 講師プロモーション | 97% | 3% | 講師自身のクーポンリンクやアフィリエイト経由 |
| Udemy広告 | 25% | 75% | Udemy側の有料広告(Google/SNS等)経由 |
ポイントは「オーガニック経由では講師の取り分がたった37%」という点だ。5,000円の講座がUdemyの検索経由で100本売れたら、売上50万円に対して講師の手元には18万5千円しか残らない。同じ100本が全て講師プロモーション経由なら48万5千円——差額30万円。
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つまりUdemyの手数料構造は「自力集客できる人ほど有利、Udemy任せの人ほど不利」になっている。メルマガリストやSNSフォロワーを持つ講師が97%の取り分を活用すれば、Udemyのマーケットプレイス集客も「おまけ」として享受できる。両取りが可能な設計ではある。
Udemyの強み4つ — マーケットプレイスならではの恩恵
1. 集客をUdemyが代行してくれる
7,500万人の受講者プールにアクセスできる。SEO、レコメンドエンジン、メールマーケティング——すべてUdemy側が運用する。講師は講座を作って出品するだけで、検索結果やレコメンドに表示される可能性がある。自力集客ゼロの状態から売上が発生しうるのは、マーケットプレイスならではだ。
2. 初期費用ゼロ・月額費用ゼロ
講座の公開にお金はかからない。成果報酬型なので、売れなければ手数料もゼロ。TeachableやThinkificは無料プランがあるものの、独自ドメインや高度な機能には月$39〜$199の費用がかかる。Udemyは「売れた分だけ支払う」構造のため、リスクを最小化して講座ビジネスを始められる。
3. 日本語で講座を販売・受講できる
Udemyは日本語に対応しており、受講画面は日本語で表示される。日本円での決済にも対応。ベネッセコーポレーションが日本でのマーケティングパートナーとして機能しており、日本市場に特化したプロモーションも行われている。海外SaaSの「英語UIで日本人には使いにくい」問題がUdemyでは起きにくい。
4. 講座の「品質保証」ブランド効果
Udemyの品質レビュープロセスを通過した講座には、受講者から一定の信頼が付く。個人サイトで「5,000円の講座」を売るのと、Udemyで「5,000円の講座(★4.5、200件の評価)」を売るのでは、購入ハードルが違う。プラットフォームのレビュー・評価システムが社会的証明として機能する。
注意点と講師が陥りやすい3つの失敗
失敗1: セール価格で講座の価値が下がる
Udemyは頻繁にサイト全体セールを開催する。定価24,000円の講座が1,200〜2,400円に値下がりすることが珍しくない。講師側で価格のコントロールができないため、ブランド価値を維持したい高単価講座にはストレスが大きい。「定価で買ってくれた受講生に申し訳ない」という声も少なくない。
失敗2: 受講者のメールアドレスを自分で管理できない
Udemyでは購入者の連絡先情報はUdemy側が管理する。講師が直接メルマガを送ることはできず、Udemy内のメッセージ機能に限られる。次の講座を出したときに「前回の受講者全員にメールで告知する」ことができない。顧客リストを自分で持てないのは、長期的なビジネス構築の大きな制約だ。
失敗3: 手数料63%を「仕方ない」と放置する
Udemy検索経由の売上は手数料63%。この数字に慣れてしまうと「こういうものだ」と思い込みやすい。実際には、講師プロモーション経由では手数料3%まで下がる。自分のブログやSNSにクーポンリンクを設置するだけで、同じ1本の売上に対する手取りが約2.6倍になる。この差を意識しないまま運営を続けると、取りこぼしが膨らむ。
口コミ・評判 — 日本人講師の声
G2での評価は4.5/5.0(約13,000件のレビュー、2026年5月時点)。Trustpilotでは4.0/5.0。日本のレビューサイトやブログでの講師側の声を整理すると、傾向がはっきり分かれる。
評価が高いポイント:
- 「講座を出すだけで海外からも受講者が来る」(マーケットプレイス集客力の恩恵)
- 「初期投資ゼロで講座ビジネスを始められた」(リスクの低さ)
- 「ベネッセとの連携で日本人受講者も増えている」(日本市場の成長)
不満が集まるポイント:
- 「セール価格が安すぎて、講座を安売りしている気分になる」(価格コントロールの問題)
- 「手数料63%はやはり高い。年間で計算すると数十万円が消えている」(手数料の実感)
- 「受講生にメールが送れないのが不便。新講座の告知が難しい」(顧客管理の制約)
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Udemy vs 自社販売プラットフォーム — 損益分岐点はどこか
| 比較項目 | Udemy | Teachable(Pro $119/月) | Thinkific(Basic $49/月) | Systeme.io(無料プラン) |
|---|---|---|---|---|
| 初期費用 | 無料 | $119/月 | $49/月 | 無料 |
| 取引手数料 | 3〜63% | 0% | 0% | 0% |
| 決済手数料 | Udemy側で処理 | Stripe 3.6% | Stripe 3.6% | Stripe 3.6% |
| 集客 | マーケットプレイス集客あり | 自力集客 | 自力集客 | 自力集客 |
| 顧客メールアドレス | Udemy管理 | 講師が所有 | 講師が所有 | 講師が所有 |
| 価格設定の自由度 | 制限あり(セール文化) | 自由 | 自由 | 自由 |
| メルマガ機能 | なし | 基本的 | 外部連携 | 内蔵(充実) |
損益分岐点の目安: Udemyオーガニック経由の売上が月5万円の場合、講師の手取りは約1万8,500円。同じ5万円をTeachable Pro($119≒約1万8,000円/月)で販売すれば、手取りは約4万8,200円(Stripe手数料のみ)。Teachableの月額を差し引いても約3万円が手元に残る。月5万円以上の売上がある講師は、自社プラットフォームの方が手取りが増える計算になる。
ただし、この計算は「自力で同じ売上を作れる」前提だ。Udemyのマーケットプレイス集客がゼロになったとき、自分で月5万円の売上を維持できるかどうか。ここが分岐点の本質になる。
こんな人に向いている/別ツールが向く人
| 状況 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 講座ビジネス初挑戦・集客基盤なし | Udemy | マーケットプレイス集客で「売れる体験」を積める |
| 月5万円以上の講座売上がある | 自社プラットフォーム検討 | 手数料節約額が月額費用を上回る |
| 高単価講座(1万円以上)を販売 | Teachable/Thinkific | 価格コントロールが必須 |
| メルマガ・SNSで集客力がある | Systeme.io/Teachable | 97%プロモ利用より自社0%手数料が有利 |
| 講座+コミュニティを運営したい | Skool/Kajabi | Udemyにコミュニティ機能はない |
| リスクをとにかく抑えたい | Udemy → 段階的に自社へ | 初期費用ゼロで始めて、売上が安定したら移行 |
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まとめ — Udemyは「入口」であって「到達点」ではない
Udemyの本質は「集客代行サービス」だ。講座そのものを販売する機能は最小限で、代わりに7,500万人の受講者プールへのアクセスを提供する。自力集客がゼロでも講座が売れる可能性があるのは、マーケットプレイスだからこそ。初期費用ゼロ・月額ゼロのリスクの低さも含めて、講座ビジネスの入口としては優れている。
マヤの見解としては、Udemyは「講座ビジネスのトレーニング場」として使い、売上が安定したら段階的に自社プラットフォームへ移行するのが合理的だ。月5万円以上の売上がある講師は、Teachableの$119/月やThinkificの$49/月を払ってでも手数料0%の環境に移る価値がある。一方で、まだ講座を1本も出したことがない人に「最初から自社販売」を勧めるのは無理がある。Udemyで「売れる講座の作り方」を体で覚えてから移行しても遅くない。
よくある質問(FAQ)
Udemyの手数料は何%ですか?
Udemyオーガニック経由(Udemyの検索・レコメンド)で売れた場合は講師の取り分が37%、講師自身のプロモーションリンク経由では97%です。Udemy広告経由は25%です。販売チャネルによって手数料率が大きく異なるため、自力集客の割合が収益に直結します。
Udemyは日本語で講座を販売できますか?
はい。日本語での講座作成・販売に対応しています。受講者向けの画面も日本語表示され、日本円での決済にも対応しています。講師用の管理画面は一部英語が残りますが、主要な操作は日本語で行えます。
Udemyの無料講座で収益は得られますか?
無料講座そのものでは収益は発生しません。ただし、無料講座で受講者を集め、有料講座やコーチングへ誘導する「フロントエンド戦略」として活用できます。無料講座は検索で上位に表示されやすいため、認知度向上の手段としては有効です。
Udemyと自社販売プラットフォームはどちらが良いですか?
自力集客ができない段階ではUdemyのマーケットプレイス集客が大きな武器になります。メルマガリスト500人以上、SNSフォロワー1,000人以上など自力で見込み客を集められるようになったら、Teachable・Thinkific等の自社販売プラットフォームへの移行を検討してみてください。
Udemyで講座を出すのに費用はかかりますか?
講座の公開自体は無料です。月額費用もありません。Udemyは成果報酬型のため、講座が売れたときに手数料が差し引かれる仕組みです。ただし、講座制作に必要な機材(マイク・画面録画ソフト等)は自己負担です。
Udemyの講師に審査はありますか?
講師登録に審査はありません。ただし、公開する講座はUdemyの品質レビューチームによる審査があり、音声品質や映像品質が一定基準を満たさないとリジェクトされることがあります。テスト動画を先にアップロードして品質チェックを受けることをおすすめします。
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Udemyの手数料37〜63%に疑問を感じ始めた講師向け。月5万円以上の売上があるなら手取りが増える。
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手数料0%を全プランで適用。無料プランで1講座を試せるため、自社販売の第一歩に向く。