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ティーチャブル(Teachable)の料金は高い?Starter〜Growth の選び方と7.5%手数料の落とし穴

オンライン講座を売りたいコーチやコンサルタントが、Teachableの料金ページを開いて最初に目に入る数字はStarterプラン月$29。安く見える。だが小さく書かれた「取引手数料7.5%」に気づくのは、最初の売上が入金された翌月——月商10万円なら7,500円が手数料で消えていく計算になる。

ひとことで例えるなら、Teachableは「フロントドアだけ安い百貨店テナント」。入居費(月額)は安いが、売上が伸びるほどテナント料(手数料)が重くなる。Builderプラン($69)以上で手数料0%になるが、そこまで行くかどうかが最初の分岐点。

ティーチャブルの料金の骨格は4プラン構成——Starter $29(取引手数料7.5%)/ Builder $69(手数料0%)/ Growth $139 / Custom(要問い合わせ)。いずれも年払い時の価格で、月払いだとStarter $39・Builder $89・Growth $189になる。アフィリエイト報酬は紹介売上の30%を1年間。

マヤが公式サイト・公式ヘルプ・G2・Trustpilotのレビューを2026年7月時点で付き合わせ、どのプランが損益分岐するかの計算まで含めてまとめました。

ひと目で分かる Teachable の姿

項目 内容
正式名称 Teachable
提供会社 Teachable, Inc.(Hotmart 傘下)
本社所在地 アメリカ・ニューヨーク
創業 2013年(旧称 Fedora)
主な用途 オンライン講座販売、コーチング、デジタル商品販売
料金 月 $29〜(年払い換算・上位帯は Custom)
無料プラン なし(7 日間無料トライアル・30 日返金保証)
日本語対応 なし
公式サイト https://teachable.com/

2020 年に南米最大のコンテンツ販売会社 Hotmart が買収したことで、グローバルでのスケールがさらに増しています。受講生の総数は Hotmart エコシステム全体で 4,500 万人超、という規模感です。

代表機能を 6 つ

1. オンライン講座作成・配信 動画・PDF・テキスト・クイズを組み合わせて、講座カリキュラムをドラッグ&ドロップで構築。ノーコードで公開できるので、エンジニア不要です。

2. 多通貨対応の決済 USD / EUR / GBP / CAD / AUD をはじめ、主要通貨で販売可能。Stripe・PayPal 経由で世界中の受講生から決済を受けられるのが、海外展開狙いの日本人には大きな魅力です。

3. クイズ・修了証発行(Builder 以上) 受講生が最後までやり切ったときに修了証を発行できます。研修・資格系の講座との相性がよく、受講満足度が上がりやすい機能です。

4. メール配信・ドリップコンテンツ 受講スケジュールに合わせてコンテンツを段階的に解放する「ドリップ」機能付き。購入直後に全部見えてしまうと離脱されやすいので、順番に出す設計は実は大事です。

5. コーチングセッション管理 1 対 1 のコーチング枠を予約・決済・スケジュール管理まで一括。講座と個別コーチングを組み合わせるビジネスに向いています。

6. 受講生向けモバイルアプリ iOS / Android の標準アプリで、受講生が通勤中にスマホから視聴可能。継続受講率が上がるという点で、地味ながら効く機能です。

ティーチャブルの料金プラン一覧(2026 年 7 月時点)

プラン 月額(年払い換算) 月額(月払い) 取引手数料 主な機能・制限
Starter $29 $39 7.5% 5 講座、メール配信、管理者 1 人
Builder $69 $89 0% 無制限講座、修了証、3 スタッフ
Growth $139 $189 0% グループコーチング、詳細レポート
Custom(旧 Advanced 帯) 要問い合わせ 0% 優先サポート、複数管理者、高度な分析

年払いにすると Starter で年 $120、Builder で年 $240、Growth で年 $600 安くなります(公式表記の割引額)。長期利用なら年払いが有利です。全プランに 7 日間の無料トライアルと 30 日間の返金保証が付きます。

※上位帯の表記について 2025 年 6 月のプラン刷新時には Advanced($309 / 月払い $399)が案内されていましたが、2026 年 7 月時点の公式料金ページでは Starter / Builder / Growth と Custom(要問い合わせ)の 4 枠で表示されており、Advanced の掲載は確認できません。上位帯が Custom に集約された可能性があります。日本語の解説記事には旧表記が残っているものが多いので、契約前に公式ページで最新の枠組みを確認してください。

日本円換算の目安(1 ドル=155 円) - Starter $29 → 月 4,500 円ほど - Builder $69 → 月 1 万 700 円ほど - Growth $139 → 月 2 万 1,500 円ほど

7.5% 手数料が、どれだけ痛いか

Starter プランの取引手数料 7.5% は、売上が伸びるほど Builder より損になる構造です。具体的に計算してみます。

月商 Starter のコスト($29 + 7.5%) Builder のコスト($69 + 0%)
$500 $29 + $37.5 = $66.5 $69 Starter が有利
$1,000 $29 + $75 = $104 $69 Builder が有利
$3,000 $29 + $225 = $254 $69 Builder が明らかに有利

月商 $800〜$900 を超えたあたりから、Builder に上げた方が手取りが増えます。売れる前提なら、最初から Builder で始める判断も合理的です。

ここが強いと感じる 4 つのこと

1. 講座販売特化の老舗としての作り込み 2013 年から積み上げてきた機能と安定性があります。販売フロー・決済・配信・受講管理に必要な要素が過不足なく揃っていて、「講座販売のベースライン」として見るにはちょうどいい仕上がりです。

2. 多通貨グローバル決済の強さ 世界中からドル・ユーロ・ポンドなどで決済を受けられる仕組みは、日本語講座を英語化して海外展開したい人にとって大きな武器になります。国産の講座販売ツールではこの部分を再現するのは難しい。

3. 受講生アプリが標準装備 受講生がアプリで学習できる——これは 受講完了率を左右する、見落としがちだが強い機能 です。他社は追加費用だったりアプリ自体がなかったりするので、差別化ポイントとして効いています。

4. Hotmart 傘下の財務・運営安定性 急なサービス終了リスクが低いのは、講座を何年も育てる運営者にとって大事な要素です。クリエイター側が「このツールに賭けていい」と思える土台になります。

ここはキツいと感じる 3 つのこと

1. Starter の 7.5% 手数料は、じわじわ効いてくる 前述の通り、売上が伸びれば伸びるほど痛い設計。「小さく始めて大きく育てる」という王道のパスに、じわじわブレーキがかかる構造は、率直にいただけません。

2. 料金全体が以前より高くなった 2024〜2025 年の刷新で、全体的に値上がりしました。旧 Basic($39)から Starter($29)に下がったように見えますが、手数料を計算に入れるとトータルコストは変わらないか、むしろ増えることもあります。

3. 日本語 UI・日本語サポートがない 管理画面・受講生画面すべて英語です。日本人受講生に販売する場合は、講座ページ内で日本語の補足を自分で入れるなどの工夫が必要になります。

他ツールとの比較(月額・手数料・日本語)

項目 Teachable Thinkific Kajabi
月額(最安・年払い) $29(+7.5% 手数料) $36(手数料 0%) $149
無料プラン なし 限定的にあり なし
日本語 UI なし なし なし
多通貨決済
モバイルアプリ ◎(標準) ◎(標準) ◎(標準)
アフィリ報酬 30% 1 年 30% 24 ヶ月 30% リカーリング

ざっくり使い分け - 小さく始めたいが、多通貨決済と受講生アプリは譲れない → Teachable - 手数料 0% で最初から始めたい → Thinkific - オールインワンで講座もメールもファネルも統合したい → Kajabi

こんな人におすすめ

こういう人にはおすすめしない

国産ツールと並べたら、どう選ぶ?

日本には MOSH・ストアカなど、コーチ・講師向けの国産プラットフォームがあります。

観点 Teachable(海外) MOSH(国産)
料金 $29〜$309 月額 + 販売手数料
サポート言語 英語 日本語
決済 多通貨(USD ほか) 日本円
受講生アプリ
海外販売 △(日本中心)

海外展開視野なら Teachable、日本人受講生で完結するなら MOSH、という切り分けが自然です。

海外レビューサイトでの評価(執筆時点)

サイト 評価 メモ
G2 4.1 / 5 料金刷新後の評価が混在
Capterra 4.4 / 5 機能網羅性での評価は安定
Trustpilot 3.7 / 5 価格改定への不満が一定数

個別のレビュー内容は転載せず、数値のみ参照しています。

「ティーチャブルは無料で始められる」は今も本当?無料プランと 7 日間トライアルの違い

日本語で「ティーチャブル 料金」を調べると、「無料プランで誰でも簡単に講座を作れる」と書かれた解説記事がいくつも出てきます。ただ、この説明は現在の公式の案内とはズレています。2026 年 7 月時点の公式料金ページに無料プランの掲載はなく、代わりに全プランへ 7 日間の無料トライアルと 30 日間の返金保証が付く形になっています。

公式のリリースノート(changelog)では、Free プランについて「公開できるのは講座・コーチング・バンドル・デジタルダウンロードがそれぞれ 1 つまで」という制限が案内され、Deprecation(廃止方向の変更)として扱われています。作ること自体に制限はかからず、「公開」できる本数だけが絞られる仕様です。

無料で試す方法 できること 向いている人
7 日間の無料トライアル 有料プランの機能を期間限定で一通り試せる 操作感と英語 UI に耐えられるか確かめたい人
30 日間の返金保証 契約後でも 30 日以内なら返金を申請できる 実際に 1 本売ってみてから判断したい人
Free プラン(制限あり) 公開は各タイプ 1 つまで。廃止方向の変更が案内済み 講座を 1 本だけ置いて様子を見たい人

つまり「ティーチャブルを無料のまま使い続けて、複数の講座を売る」という使い方は、いまの設計では想定されていません。無料枠を主戦場にしたいなら、無料プランを正面から用意している Systeme.io のようなツールを選ぶ方が素直です。

ティーチャブルの料金は年間いくら?最低コストの実額シミュレーション

月額表示だけを見ても、1 年運用したときの持ち出しは見えてきません。ティーチャブルの費用は「プラン料金 + 取引手数料 + 決済手数料」の 3 階建てなので、年間の実額に直して比べます(1 ドル = 155 円換算・月商 10 万円を想定)。

項目 Starter(年払い) Builder(年払い)
プラン料金(年) $348(約 5 万 4,000 円) $828(約 12 万 8,000 円)
取引手数料 7.5% 約 9 万円 0 円
決済手数料(約 3.6%) 約 4 万 3,000 円 約 4 万 3,000 円
年間合計 約 18 万 7,000 円 約 17 万 1,000 円

月商 10 万円の時点で、すでに Builder の方が年間 1 万 6,000 円ほど安い計算になります。「最低コストで始めたいから Starter」という判断が効くのは講座がほとんど売れていない期間だけで、売れ始めた瞬間に逆転する構造です。

売上ゼロ前提でミニマムの持ち出しだけを知りたい場合は、Starter 年払いの $348(約 5 万 4,000 円)が 1 年間の最低ラインになります。ここに独自ドメイン代や、動画の撮影・編集にかかる費用は含みません。為替が動けば円建ての金額も変わる点にも注意してください。

ティーチャブルの月払いと年払い、差額はいくら?

公式の料金ページには、年払いにしたときの割引額が明示されています。月払いを 12 か月続けた場合との差は次の通りです。

プラン 月払い(12 か月分) 年払い(年額) 差額
Starter $39 × 12 = $468 $348 $120 安い
Builder $89 × 12 = $1,068 $828 $240 安い
Growth $189 × 12 = $2,268 $1,668 $600 安い

いずれも年払いにすると およそ 22〜27% 下がる計算です。ただし年払いは 1 年分を先に支払う形になるため、まず月払いで 1〜2 か月試し、続けられると判断してから年払いに切り替えるのが無難です。30 日間の返金保証はありますが、期限を過ぎれば適用されません。

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プラン構成は改定が入るため、金額は必ず公式ページで最新を確認してください。全プランに 7 日間の無料トライアルと 30 日間の返金保証が付きます。

旧 Basic / Pro / Pro+ はどうなった?ティーチャブル最新プランへの移行まとめ

「ティーチャブル 最新」で調べたときにつまずきやすいのが、ネット上の解説記事に旧プラン名が残っている点です。公式ヘルプによると、旧体系から新体系への切り替えは次のスケジュールで行われました。

機能は移行と同時に新プランのものが使えるようになった一方、請求額が変わるのは次の更新日から、という段取りでした。したがって「Basic $39」「Pro $119」といった表記を載せている記事は、2025 年 6 月より前の情報ということになります。ティーチャブルの料金を調べるときは、Starter / Builder / Growth という名前が出てくるかどうかを情報の鮮度を測る目印にしてください。

よくある質問(FAQ)

Q. Starter プランの 7.5% 手数料は、Stripe の決済手数料と別ですか? はい、別です。Stripe の決済手数料(約 3.6%)は Teachable 側の手数料とは別に発生します。Starter の場合、売上に対しておよそ 11% が手数料として引かれる計算になります。Builder 以上なら Teachable 側の手数料は 0% ですが、決済代行手数料は変わらず発生します。

Q. 旧 Basic / Pro プランからの移行はどうなりましたか? 公式ヘルプによると、Basic / Pro / Pro+ は 2025 年 6 月 15 日に提供終了となり、既存ユーザーは 2025 年 6 月 16 日〜7 月 15 日の期間に Basic → Builder、Pro → Growth、Pro+ → Advanced へ振り替えられました。新価格は 2025 年 6 月 29 日以降の最初の更新日から適用されています。現在も旧プラン名で解説している記事は情報が古い可能性があります。

Q. 日本人受講生に販売する場合、注意点は? 決済は USD なので、受講生側にはクレジットカードの為替手数料が発生します。講座ページに「日本円での目安価格」を記載するなど、事前の案内を丁寧にするのがトラブルを避けるコツです。

Q. Thinkific とどっちを選ぶべき? 多通貨決済・モバイルアプリの仕上がりを取るなら Teachable、最安プランから手数料 0%・コミュニティ機能を取るなら Thinkific、というのが基本の切り分けです。月商が安定して伸びる前提なら、手数料面で Thinkific が有利なケースも多い。

Q. Hotmart 傘下になったことで、運営方針は変わりましたか? 2020 年の買収以降、グローバルでのスケール拡大が加速しています。受講生規模が拡大した一方、2024〜2025 年の料金改定のように収益構造の見直しも進んでいます。個人クリエイター向けのサービスとしての位置づけは維持されていますが、今後も料金体系の変化には注意が必要です。

まとめ:2026 年の Teachable、どう付き合うか

料金刷新後の Teachable は、Starterの月額$29だけ見ると安いが、7.5%の取引手数料を加えると月商$800あたりでBuilderの$69を逆転する。多通貨決済・受講生アプリの仕上がりは講座販売SaaSのなかで上位に入るので、「海外の受講生にも売りたい」「講座をスマホで受けさせたい」という要件があるなら候補に残る。一方、日本語UIもサポートもないので、受講生が日本人だけなら他の選択肢と天秤にかける場面は出てくる。

マヤの私見としては、月商$800超が見えているならBuilder一択。まだ1本目の講座を作る段階なら、手数料0%のThinkificかSysteme.ioの無料プランで始める方が心理的ハードルが低い。

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この記事について 運営者:マヤ(海外 SaaS × 日本人向けアフィリエイト歴の個人サイト運営者) 情報ソース:Teachable 公式サイト、公式ヘルプ、G2 / Capterra / Trustpilot の公開評価 最終更新日:2026-07-27

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