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Wix vs STUDIO比較|海外最大手と国産デザイン特化の選び方【2026年版】

Web制作会社に依頼する予算はないが、ペライチでは物足りない——そう感じた瞬間に候補に浮かぶのが「Wix」と「STUDIO」。どちらもノーコードだが、触った瞬間に気づく。Wixは「テンプレートをカスタマイズする」道具で、STUDIOは「白紙からデザインする」道具。出発点が違う。

ひとことで例えるなら、Wixは「間取り付き注文住宅」で、STUDIOは「Figmaのまま公開ボタンが増えたキャンバス」。前者は型があるから安心、後者は型がないから自由。安心と自由のどちらを取るかが選択の本質。

Wixは世界2億人・800テンプレート・月$17〜$159。STUDIOは日本発・リアルタイム共同編集・無料〜月9,980円。無料プランの条件差が大きく、STUDIOは無料でもWixのような広告が出ず50ページまで作れる(独自ドメイン接続とバナー非表示は月¥590のMini以上)。

ここでは運営者マヤがWix・STUDIO両方の公式情報を2026年5月時点で付き合わせ、「日本人が選ぶならどちらか」の境界線を引きます。


Wix vs STUDIO 総合比較表

比較軸WixSTUDIO
運営Wix.com(イスラエル・NASDAQ上場)STUDIO株式会社(日本・東京)
操作方式テンプレート+ドラッグ&ドロップキャンバス型(Figmaライク)
テンプレート800+40+(+コミュニティ製)
レスポンシブ自動変換(手動調整可)ブレークポイント個別設定
無料プラン広告表示・サブドメインのみ広告なし・サブドメインのみ(独自ドメインはMini以上)
最安有料プラン$17/月(Light)≒約¥2,500590円/月(Mini・年払い)
EC機能◎(本格対応)×(外部連携前提)
CMS機能○(Wix CMS)○(STUDIO CMS)
チーム共同編集△(役割ベースのアクセス管理)◎(リアルタイム同時編集)
日本語UI・サポート○(一部英語)◎(完全日本語)
表示速度△〜○(テンプレート依存)◎(軽量コード生成)
SEO設定◎(項目豊富)○(基本〜中級)
向いている人テンプレから始めたい・EC重視デザイン自由度・速度・チーム

Wixが勝る点

1. EC機能の充実度

Wixは単体でECサイトを運営できる。商品バリエーション・サブスク・在庫管理・配送計算・決済連携まで標準装備。STUDIOにはネイティブのEC機能がなく、ShopifyやBASEと外部連携する形になる。物販が主目的ならWix一択。

2. テンプレートの網羅性

800種以上のテンプレートは業種別に整理済み。飲食・美容・不動産・EC——「自分の業種に合うテンプレートがない」がまず起きない。STUDIOのテンプレートは40種+コミュニティ製で質は高いが数は少ない。「白紙からデザインする自信がない」人にはWixのテンプレート群が安全網になる。

3. アプリ連携の豊富さ

Wix App Marketには500以上のアプリ(予約システム・チャット・CRM・フォーム等)が揃う。追加機能をノーコードで積み上げられるのはWordPressのプラグインに近い感覚。STUDIOは外部ツール連携が限定的で、iframe埋め込みやZapier経由が主な手段。

4. SEO設定項目の多さ

各ページのメタタイトル・ディスクリプション・OGP画像・URLスラッグ・構造化データ・301リダイレクト管理まで対応。STUDIOも基本的なSEO設定は可能だが、リダイレクト管理や構造化データの細かい制御ではWixが一歩上。


STUDIOが勝る点

1. デザイン自由度(キャンバス型)

STUDIOはFigmaを使ったことがある人なら30分で手に馴染む。要素を白紙キャンバスに配置し、Flexbox/Gridベースでレスポンシブ対応を組む。Wixの「テンプレートを崩す」感覚ではなく「ゼロから構築する」感覚。デザイナーが自分の手で作り込みたい場合、STUDIOの方が制約が少ない。

2. 表示速度

STUDIOが生成するHTMLは軽量で、Core Web Vitalsのスコアが出やすい。Wixは独自レンダリングエンジンの影響でLCP・CLSが悪化しやすい傾向がある。Google検索のランキングシグナルに表示速度が含まれる以上、速度面ではSTUDIOに優位性がある。

3. 完全日本語環境

管理画面・ヘルプ・チャットサポート・コミュニティフォーラム——すべて日本語。Wixは基本は日本語対応だが、込み入った設定画面やエラーメッセージで英語が出てくる。「英語を一切見たくない」人にはSTUDIOが明確に快適。

4. チームでのリアルタイム共同編集

Figmaのように複数人が同時に同じプロジェクトを編集できる。デザイナーが作り→クライアントがコメント→ディレクターが承認、のフローが1画面で完結。制作会社やチーム運用ではSTUDIOの共同編集が明確に効率的。

5. 無料プランの太っ腹さ

STUDIOの無料プランは広告なし・独自ドメイン接続可能(ドメイン費用のみ別途)。Wixの無料プランはWix広告が表示されサブドメイン固定。この差は「まず試す」段階で体感しやすい。


選ぶ前に知っておくべき注意点3つ

注意1: STUDIOはデザイン力が前提

STUDIOの自由度は諸刃の剣。テンプレートを使わず白紙から始めると、デザインの基礎知識(余白・配色・タイポグラフィ)がないと「素人感丸出し」のサイトになる。Wixのテンプレートは「デザインできない人を守るガードレール」として機能する。自分のデザイン力を冷静に見極めることが選択の鍵。

注意2: Wixのレスポンシブは「おまかせ」型

Wixの自動レスポンシブ変換は便利だが、PC版で凝ったレイアウトを作るほどモバイル版で意図と異なる表示になりやすい。手動調整は可能だが、STUDIOのようにブレークポイントごとに完全制御する設計とは思想が違う。モバイルファーストのサイトを作るならSTUDIOの方がストレスが少ない。

注意3: STUDIOでECは外部サービスが必須

STUDIOは「デザイン+公開」に特化しており、決済・在庫管理・カート機能は持っていない。ECをやるなら別サービス(Shopify・BASE等)と連携するか、最初からWixやSquarespaceを選ぶ方が一体管理できて楽。


結論: こんな人はWix/こんな人はSTUDIO

Wixを選ぶべき人STUDIOを選ぶべき人
テンプレートから始めて安心したい白紙からオリジナルデザインを作りたい
ECを単体で運営する予定があるEC不要、コーポレート・ポートフォリオ中心
アプリで機能を追加したい(予約・チャット等)表示速度を最優先したい
デザインに自信がない(テンプレが守ってくれる)Figma経験者・デザイナー・制作会社
英語の管理画面でも問題ない完全日本語環境が必須

よくある質問

Q. WixとSTUDIOはどちらがデザイン自由度が高い?

デザイン自由度はSTUDIOが上です。STUDIOはFigmaに近い操作感で、ピクセル単位の配置に加えてレスポンシブ設定もブレークポイントごとに細かく調整できます。Wixもドラッグ&ドロップで自由配置できますが、レスポンシブ対応は自動変換が主体で意図と異なる結果になることがあります。

Q. 料金はどちらが安い?

STUDIOは無料プランでも広告表示がなく50ページまで作れます(独自ドメイン接続とバナー非表示はMini以上)。有料はMini月590円〜(年払い)。Wixは無料プランだと広告表示・サブドメインのみ、有料はLight月$17〜。低予算ではSTUDIOが明確に有利です。

Q. 日本語サポートはどちらが手厚い?

STUDIOは日本企業(STUDIO株式会社)が運営しており、管理画面・ヘルプ・チャットサポートすべて日本語です。Wixは日本語ヘルプとチャット(時間限定)がありますが、込み入った質問では英語ドキュメントに飛ばされることがあります。日本語環境ではSTUDIOが明確に優位です。

Q. チームでの共同編集はどちらが得意?

STUDIOはFigmaのようなリアルタイム共同編集が可能で、デザイナー→クライアントの確認フローが組み込まれています。Wixもチーム機能はありますが、同時編集ではなく役割ベースのアクセス管理が中心。制作会社やチーム運用ではSTUDIOが強いです。

Q. EC機能はどちらが充実している?

EC機能はWixが明確に上です。Wixは商品バリエーション・サブスク・在庫管理・配送計算まで対応。STUDIOには本格的なEC機能がなく、外部サービス(Shopify・BASEなど)との連携が前提になります。物販が主目的ならWix一択です。

Q. SEOはどちらが強い?

SEO設定の項目数ではWixが多いですが、表示速度ではSTUDIOが優位です。STUDIOは軽量なコードを生成するため、Core Web Vitalsのスコアが出やすい。Wixは設定項目が豊富な反面、ページが重くなりやすい傾向があります。総合的にはほぼ同等ですが、アプローチが異なります。


まとめ

WixとSTUDIOはどちらも「ノーコードでサイトを作る」ツールだが、ユーザー像がはっきり分かれる。Wixは「テンプレートから始めて、アプリで機能を足していく」人のためのプラットフォーム。STUDIOは「自分のデザインをそのまま公開する」人のためのキャンバス。重なる部分より、重ならない部分の方が大きい。

マヤの私見としては、「Figmaを触ったことがある」「制作会社でチーム制作する」「日本語サポートが譲れない」——この3つのどれかに当てはまるならSTUDIOが刺さる。逆に「テンプレートで時短したい」「ECもやる」「500以上のアプリで拡張したい」ならWixの方が守備範囲が広い。

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この記事について 運営者:マヤ | 情報ソース:Wix公式・STUDIO公式・G2・ProductHunt | 最終更新日:2026-07-28