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Podia vs Thinkific|$9 vs $49、講座販売プラットフォームの選び方【2026年版】

オンライン講座を売りたい。でもプラットフォーム選びで手が止まる——よくある話です。Podia と Thinkific はどちらも「講座販売ができるSaaS」として名前が挙がるけれど、実は設計思想がかなり違います。

Podia は万能ナイフ。講座販売、デジタルダウンロード、コーチング、ウェビナー、コミュニティ、メール配信——ひとつの契約で何でもこなせるタイプ。Thinkific は和包丁。講座を作り込むことに特化していて、クイズ、修了証、AI講座構築、白ラベル対応と、「教える」機能の切れ味が鋭い。

料金を見ると、Podia は Starter $9/月(取引手数料5%)から。Thinkific は Basic $49/月(年払い$36/月)から。月額の差は最大で$40、ただし Podia の安いプランには取引手数料がかかるため、売上が伸びると差が縮まります。どちらも無料プランがあるものの、制限の内容が違う。

「安い方でいいや」と思ってPodiaを選んだ人が、売上が伸びてからThinkificに移行する——そのパターンを何度か見てきた。なぜそうなるのか、10項目で解剖する。


結論から:シンプル派かガッツリ派か

迷ったら? まず Podia の無料プランで1つ講座を公開してみて、講座機能に物足りなさを感じたら Thinkific の無料プランも試す——両方 $0 で触れるので、比べてから決めても遅くない。


基本スペック比較

項目 Podia Thinkific
正式名称 Podia Thinkific
提供会社 Podia Labs Inc(アメリカ) Thinkific Labs Inc(カナダ)
創業年 2014年 2012年
主な用途 講座・デジタル商品・コーチング・ウェビナー・メール 講座販売特化・クイズ・修了証・AI構築・白ラベル
日本語UI なし なし

Podia vs Thinkific 比較表【10項目】

比較項目 Podia Thinkific
料金(最安有料) $9/月(Starter) $49/月(Basic・年払$36)
料金(最上位) $89/月(Shaker) $199/月(Grow・年払$149)
無料プラン あり(取引手数料8%) あり(1コース限定)
取引手数料 Free 8% / Starter 5% / Mover以上 0% なし(全プラン0%)
講座機能 ○ 基本的な講座配信 ◎ クイズ・修了証・AI構築
デジタルダウンロード ◎ 標準搭載 △ 講座内での配布のみ
コーチング ◎ 予約管理まで対応 △ 直接的な機能なし
コミュニティ ○ 内蔵コミュニティ ○ Thinkific Communities
ウェビナー ○ 内蔵 なし(外部連携)
メール配信 ○ 内蔵 △ 基本的な通知のみ
白ラベル対応 △ 限定的 ◎ 完全な白ラベル
外部連携 ○ 主要ツール連携 ◎ Zapier・アプリストア充実
AI支援 なし ◎ AI講座構築
アフィリエイト管理 ○ 内蔵(受講生向け) ○ 内蔵(受講生向け)
紹介アフィリエイト報酬 30% リカーリング(12ヶ月) 30% リカーリング(2年)

Podia は「広く浅く」、Thinkific は「狭く深く」。自分の事業が講座一本なのか、複数の商品形態を持つのかで、フィットするツールが変わります。


各項目を深掘り

1. 料金:月額は Podia が安いが、手数料に注意

Podia Starter は月$9。Thinkific Basic は月$49(年払い$36)。月額だけ見れば Podia が大幅に安い——ように見える。が、Podia の Starter には取引手数料5%がかかる。月の売上が$800(約12.4万円)を超えると、手数料だけで$40。この時点で Thinkific Basic の年払いとほぼ同額になる計算です。

Podia で手数料をゼロにするには Mover($39/月)が必要。こうなると Thinkific Basic の年払い$36/月との差はほぼ消える。「月額が安い=総コストが安い」とは限らない。売上の見込みに応じて計算してみてください。

2. 講座機能:Thinkific は「教える」の作り込みが一枚上

Thinkific はクイズの出題、修了証の自動発行、受講の進捗管理、レッスンの前提条件設定(前のレッスンを終えないと次に進めない)など、「教育」としての講座設計が細かくできます。AI講座構築機能では、トピックを入力するとカリキュラムの骨格を自動生成してくれる。

Podia の講座機能は「動画やテキストをセクションに分けて配信する」という基本形。シンプルで使いやすいけれど、試験や修了証が必要な講座には向いていません。「受講生にテストを受けさせたい」「修了証を渡したい」なら、Thinkific 一択。

3. デジタルダウンロード:Podia の独壇場

電子書籍、テンプレート、音源、イラスト素材——こうしたデジタル商品の販売は Podia が標準機能として対応しています。商品ごとに販売ページを作って、決済後に自動でファイルを配信。講座とデジタル商品をバンドル販売することも可能。

Thinkific は講座販売が本業なので、デジタルダウンロード単体の販売機能は弱い。講座のレッスン内に資料を添付することはできるけれど、「PDFを1本$500で売る」みたいな使い方には向いていません。

4. コーチング:Podia なら予約管理まで一元化

Podia にはコーチングセッションの予約・管理機能が内蔵されています。「1時間のZoomコンサル」を商品として出品し、受講生が日時を予約して決済する——この一連の流れが Podia の中で完結します。

Thinkific にはコーチング向けの専用機能がないため、Calendly などの予約ツールと組み合わせる必要あり。講座+コーチングのセット販売を考えているなら、Podia の方が手間が少ない。

5. コミュニティ:方向性は似ている、深さが違う

どちらもコミュニティ機能を搭載。Podia はシンプルな掲示板形式で、講座の受講生同士が交流できる場を作れます。Thinkific Communities は、トピック別のスペース分け、イベント機能など、もう少し構造化された設計。

ただし、どちらも Circle や Discord のような専用コミュニティツールと比べると機能は限定的。コミュニティ運営が事業の核になるなら、専用ツールとの連携も視野に入れた方がいい。

6. ウェビナー:Podia は内蔵、Thinkific は外部頼み

Podia はウェビナー機能を標準搭載。ライブ配信をそのまま録画して講座コンテンツにすることもできます。「ウェビナーで集客 → 講座販売」という流れを1つのツールで組みたいなら Podia。

Thinkific にはウェビナー機能がないため、Zoom や WebinarJam などの外部ツールとの連携が必要。ウェビナーをセールスの入口に据える事業モデルだと、ツール間の連携設定というひと手間が増えます。

7. メール配信:Podia は「おまけ以上」、Thinkific は通知止まり

Podia にはメール配信機能が内蔵されていて、ブロードキャスト(一斉配信)やドリップメール(ステップメール)が送れます。専用ツールほどの柔軟性はないけれど、「講座の告知メールを受講生に送る」程度なら十分。

Thinkific のメール機能は受講生への通知(登録完了、レッスン公開など)が中心。マーケティング目的のメール配信をやるなら、KitActiveCampaign との連携が前提になります。

8. 白ラベルと外部連携:Thinkific の得意分野

Thinkific は白ラベル対応が充実しています。独自ドメインでの運用はもちろん、「Thinkific」のブランド表示を消して、自分のスクール名だけで運営できる。法人や教育機関が自社ブランドのオンラインスクールを立ち上げるケースでは、この点が決め手になることも。

外部連携も Thinkific が強い。Zapier 連携に加えて、Thinkific App Store には100以上のアプリが並んでおり、必要な機能を後から足していける設計。Podia も主要ツールとは連携できますが、拡張性では Thinkific に分があります。

9. AI支援:Thinkific が先行、Podia は未対応

Thinkific は AI 講座構築機能を搭載しています。「何を教えたいか」を入力すると、カリキュラムの骨格やレッスン構成の案を AI が生成。ゼロから講座を組む手間をかなり減らせます。

Podia には同様の AI 機能はありません。講座の構成を考えるときは ChatGPT 等の外部 AI ツールを使う形になります。「ツール内で完結させたい」派には Thinkific の方が楽。

10. アフィリエイト管理:受講生向けの仕組みは両方あり

どちらも、自分の講座を受講生に紹介してもらうためのアフィリエイト管理機能を搭載。紹介リンクの発行、報酬の追跡、支払い管理ができます。

機能の差は小さいですが、Thinkific の方がアフィリエイト管理の設定項目が多め。複数の講座を運営していて、講座ごとに報酬率を変えたいといった細かい運用をするなら Thinkific の方が柔軟です。


5つのシナリオ別:あなたはどちらを選ぶべきか

シナリオ1:はじめて講座を売る個人クリエイター

→ Podia

理由:月$9から始められて、講座以外にもデジタル商品やコーチングを試せる。最初は何が売れるか分からないので、商品の形を柔軟に変えられる Podia の方が初期の試行錯誤に向いています。

シナリオ2:資格講座や研修を提供する法人・教育機関

→ Thinkific

理由:クイズ、修了証、前提条件付きレッスン、白ラベル——「教育」として必要な機能が揃っている。受講生の進捗管理やテスト結果の記録が必要な場面では、Thinkific の講座設計機能が活きます。自社ブランドでの運営ができるのも法人には大きい。

シナリオ3:講座+コーチング+デジタル商品を組み合わせたい

→ Podia

理由:講座、電子書籍、テンプレート販売、コーチング予約、ウェビナー——全部 Podia の中で回せます。Thinkific でこの組み合わせをやろうとすると、コーチング予約に Calendly、デジタル商品に Gumroad、ウェビナーに Zoom……とツールが増える。管理画面が1つで済む Podia の方がシンプル。

シナリオ4:本格的なオンラインスクールを構築したい

→ Thinkific

理由:複数コースのカタログ管理、学習パスの設計、Zapier 連携による CRM との統合、App Store からの機能拡張——スクール運営に必要なインフラが Thinkific には揃っています。生徒数が数百〜数千人規模に拡大しても、Grow プラン($199/月)で対応可能。

シナリオ5:アフィリエイトブログで紹介して報酬を得たい

→ Thinkific

理由:報酬率は両方30%リカーリングで同じだが、Thinkific はクッキー期間が2年間と長い。さらに Thinkific Basic は月$49のため、1件あたりの報酬は月$14.7。Podia Starter($9/月)だと月$2.7。1件あたりの報酬額に5倍以上の差がつきます。長期で積み上げるなら Thinkific の方が収益性が高い。


料金プラン詳細比較

Podia の料金プラン(2026年5月時点)

プラン 月額 取引手数料 主な機能
Free $0 8% 講座・デジタル商品・コミュニティ
Starter $9 5% 上記 + カスタムドメイン
Mover $39 0% 上記 + メール配信・アフィリエイト管理
Shaker $89 0% 全機能 + 優先サポート

Thinkific の料金プラン(2026年5月時点)

プラン 月額 年払い月額 主な機能
Free $0 $0 1コースのみ、基本機能
Basic $49 $36 無制限コース・クイズ・クーポン・メール連携
Start $99 $74 上記 + 修了証・課題・アフィリエイト管理
Grow $199 $149 全機能 + 高度な分析・優先サポート

年間コスト比較

手数料ゼロ同士で比べると、年間コストの差は約$36(約5,600円)。ほぼ誤差の範囲。料金ではなく機能で選ぶべき2社


アフィリエイトプログラム比較

項目 Podia Thinkific
報酬率 30% 30%
報酬タイプ リカーリング リカーリング
リカーリング期間 12ヶ月 2年(24ヶ月)
Cookie期間 公式要確認 公式要確認
最低支払額 公式要確認 公式要確認
支払方法 公式要確認 公式要確認

報酬率は互角。差がつくのはリカーリング期間と月額単価。Thinkific は2年間報酬が入り続け、かつ月額が高い。仮に Thinkific Basic($49/月)を1人紹介した場合、月$14.7 × 24ヶ月 = $352.8。Podia Mover($39/月)なら月$11.7 × 12ヶ月 = $140.4。累計報酬の差は2.5倍。アフィリエイターにとっては Thinkific の方が長期的な旨味があります。


海外レビューサイトでの評価

サイト Podia Thinkific
G2 4.6 / 5 4.6 / 5
Capterra 4.6 / 5 4.4 / 5
Trustpilot 4.1 / 5 3.4 / 5

G2 では互角。Capterra で Podia がやや上、Trustpilot では差が開いています。Thinkific の Trustpilot が 3.4 と低めなのは、料金改定やプラン変更への不満が反映されている様子。機能自体への評価は両方とも安定して高い。


マヤの私見

Podia と Thinkific、10項目を並べた結論は「似ているようで、向いている人がまるで違う」ということ。Podia は「何を売るか決まっていない人」に強い。講座を出してみて、ダメならデジタル商品に切り替え、コーチングも追加して——1つのプラットフォームの中で試行錯誤ができる。ビジネスの形が固まるまでの「実験場」として優秀です。

Thinkific は「講座で勝負すると決めた人」に強い。クイズや修了証で受講生の学習体験を設計し、AI で講座の骨格を作り、白ラベルで自社ブランドのスクールに仕上げる。講座販売を事業の柱にするなら、機能の奥行きで Thinkific に軍配が上がります。

一つ具体的な話をすると、Podiaのシンプルさは最初は心地いいけれど、受講生が30人を超えたあたりで壁にぶつかる。「理解度チェックのクイズを入れたい」「修了証を自動発行したい」「セクションごとに進捗を確認したい」——こういう要望が出てきたとき、Podiaにはその機能がない。結局Thinkificに移行するのだが、受講生データの引っ越しは手作業になる。Podiaの$9/月に飛びつく前に、半年後の自分が何を必要とするかを想像してほしい。どちらも無料プランがあるので、両方触ってみるのが一番手っ取り早い。

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よくある質問(FAQ)

Q1. Podiaの無料プランだけで講座販売は成り立ちますか?

Podia の無料プランでも講座販売自体は可能です。ただし取引手数料が8%かかるため、売上が増えるほど手数料負担が重くなります。月の売上が$112を超えるあたりで、Starter($9/月・手数料5%)に切り替えた方がトータルコストは下がります。

Q2. ThinkificからPodiaに乗り換えられますか?

可能ですが、手作業での移行が中心です。動画やテキストの再アップロード、受講生リストの CSV エクスポート・インポートが必要です。Thinkific のクイズや修了証の設定は Podia に直接移行できないため、再構築になります。移行期間は1〜2週間を見込んでください。

Q3. 日本語で受講生に講座を提供できますか?

どちらも管理画面は英語ですが、講座コンテンツ自体は日本語で作成・配信できます。受講生が目にするページのテキストも日本語に変更可能です。Stripe 日本アカウントでの日本円決済にも両方対応しています。

Q4. アフィリエイト報酬はどちらが稼ぎやすいですか?

報酬率はどちらも30%リカーリング。違いはリカーリング期間で、Thinkific は2年間、Podia は12ヶ月。Thinkific の方が単価が高い(Basic $49/月)ため、1件あたりの報酬額も大きくなります。長期で見ると Thinkific の方が有利です。

Q5. コーチングやデジタル商品も売りたい場合はどちらがいいですか?

Podia です。講座販売に加えて、デジタルダウンロード販売、コーチングセッション予約、ウェビナー開催まで1つのプラットフォームで対応できます。Thinkific は講座販売に特化しているため、コーチングやデジタル商品販売は外部ツールとの組み合わせが必要です。

Q6. 無料プランで比較した場合、どちらが使えますか?

用途によって異なります。Podia の無料プランは機能制限が少ない代わりに取引手数料8%がかかります。Thinkific の無料プランは取引手数料ゼロですが、作成できるコースが1つだけに制限されます。複数商品を売りたいなら Podia、1つの講座をしっかり作り込みたいなら Thinkific の無料プランが向いています。


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この記事について 運営者:マヤ(海外 SaaS × 日本人向けアフィリエイト歴の個人サイト運営者) 情報ソース:Podia公式サイト・公式ヘルプ、Thinkific公式サイト・公式ヘルプ、G2 / Capterra / Trustpilot の公開評価 最終更新日:2026-05-11