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Mailchimp vs Brevo vs Benchmark Email 3社比較|日本語対応メール配信【2026年版】
海外のメール配信ツールを使いたいが、英語の管理画面だけは避けたい——この条件で絞ると、Mailchimp・Brevo・Benchmark Emailの3つが残る。3社とも日本語UIを持っている。3社とも無料プランがある。だが「日本語の質」と「できること」に差がある。Mailchimpの日本語は機械翻訳が残る箇所があり、Benchmark Emailの日本語は日本法人が監修した自然な表現。同じ「日本語対応」でも、設定画面でつまずく確率がまるで違う。
ひとことで例えるなら、Mailchimpは「世界共通の大型スーパー」、Brevoは「多国籍の総合商社」、Benchmark Emailは「日本人店員がいる輸入食品店」。品揃えならMailchimp。取扱品目の幅ならBrevo。安心感ならBenchmark。
Mailchimp:世界1,400万ユーザー・無料250人/月500通・EC連携が最強・月¥1,150〜(日本は円建て)。Brevo:無料は登録無制限/月300通・SMS/WhatsApp送信対応・管理画面日本語・月$25〜。Benchmark Email:日本法人あり・無料500人/月3,500通・日本語電話サポート・月$13〜。
ここでは運営者マヤが3社の公式情報と日本語サポートの実態を2026年5月時点で付き合わせ、「日本語で使える海外メール配信」を選ぶための判定表を作ります。
Mailchimp・Brevo・Benchmark Email 総合比較表
| 比較軸 | Mailchimp | Brevo | Benchmark Email |
|---|---|---|---|
| 本社 | 米国(アトランタ)/ Intuit傘下 | フランス(パリ) | 米国(LA)/ 日本法人あり |
| 日本語UI | ○(一部翻訳不完全) | ○(管理画面は自然な日本語) | ◎(日本法人監修・ヘルプも日本語) |
| 日本語サポート | △(基本は英語) | ○(日本語チャット) | ◎(メール・チャット・電話) |
| 無料プラン登録上限 | 250人 | 無制限 | 500人 |
| 無料プラン月間配信 | 500通 | 300通 | 3,500通 |
| テンプレート数 | 100+ | 約60 | 200+(日本向けデザイン含む) |
| 自動化(無料) | △(1ステップのみ) | ×(有料から) | ○(基本的なステップメール対応) |
| EC連携 | ◎(Shopify/WooCommerce/カート放棄) | ○(Shopify連携) | △(基本的な連携のみ) |
| SMS送信 | ○(米国中心) | ◎(グローバル・WhatsApp対応) | × |
| トランザクションメール | ○(Mandrill別料金) | ◎(標準機能・API/SMTP) | × |
| A/Bテスト | 無料プランから | 有料プランから | 有料プランから |
| 最安有料プラン | $13/月(Essentials・500人) | $25/月(Starter・20,000通) | $13/月(Lite・500人) |
| 到達率の評判 | ◎(高い評価) | ○(SPF/DKIM設定前提) | ○(日本のISP対応に強み) |
30秒タイプ別診断
| あなたの状況 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| ECサイトの顧客にメルマガを送りたい | Mailchimp | Shopify連携・カート放棄メール・購入履歴セグメントが充実 |
| 日本語で電話サポートを受けたい | Benchmark Email | 日本法人が電話・メール・チャットで対応 |
| メール以外にSMSも送りたい | Brevo | SMS/WhatsApp送信が管理画面から直接可能 |
| 無料プランで月3,000通以上送りたい | Benchmark Email | 無料500人・月3,500通で3社最多 |
| 世界的に定番のツールを使いたい | Mailchimp | 1,400万ユーザー。連携ツールの数が群を抜いている |
| 注文確認やパスワードリセットメールも一元化したい | Brevo | トランザクションメールが標準機能 |
| 初めてのメール配信で迷っている | Benchmark Email | 日本語ヘルプが充実。つまずいたら日本語で聞ける |
Mailchimp — 世界標準のメール配信。EC連携で選ぶなら一択
Mailchimpは2001年創業、メール配信ツールの代名詞。2021年にIntuit(TurboTax・QuickBooksの会社)に120億ドルで買収され、財務基盤はさらに盤石になった。「メール配信ツール どれ使ってる?」と聞けば、海外では10人中4人がMailchimpと答える。
最大の強みはEC連携の深さ。Shopifyとの公式連携が復活して以来、購入履歴ベースのセグメント配信・カート放棄メール自動送信・商品レコメンドブロックなど、EC事業者がほしい機能が揃っている。オンラインショップを運営していて「買った人にだけクーポンを送る」「カートに入れたまま離脱した人にリマインド」をやりたいなら、Mailchimpの連携精度は3社で頭一つ抜けている。
弱点は2つ。まず無料プランが2023年に大幅縮小された(旧: 2,000人/月10,000通 → 現: 500人/月1,000通)。次に日本語UIは追加されたものの、翻訳が不自然な箇所が残る。設定画面で「この日本語、何を意味しているのか分からない」と感じる場面がある。
Brevo — マルチチャネルの総合力。メール+SMSを一元管理
Brevo(旧Sendinblue)はフランス発、メール・SMS・WhatsApp・チャット・CRMを1つの管理画面に統合した「マーケティングプラットフォーム」。メール配信専業ではなく、顧客接点を丸ごと管理するツールに進化している。
日本語UIは3社の中では安定して読みやすい。Mailchimpのように「翻訳がおかしい」と感じる場面はほぼない。管理画面の操作を日本語で済ませたい人にとって、Brevoは信頼できる選択肢。
料金体系が独特で「配信数ベース」。登録者数がいくら増えても料金は変わらず、送った通数で課金される。リスト5,000人に月2回送る程度なら、Starterプラン$25/月で収まる。MailchimpやBenchmarkは「登録者数ベース」なので、リストが大きい人ほどBrevoが得になる。
弱点は無料プランの配信上限(月300通)と、メールテンプレートの種類がMailchimp・Benchmarkに比べて少ないこと。
Benchmark Email — 日本法人の安心感。初めての海外ツールに
Benchmark Emailは米国LA発だが、日本法人(株式会社ベンチマークジャパン)がある。管理画面の日本語は機械翻訳ではなく日本チームが監修しており、ヘルプ記事も大半が日本語。つまずいたときに日本語でチャット・メール・電話で問い合わせできるのは、海外SaaSツールの中では異例。
無料プランは500人・月3,500通。Mailchimpの月500通、Brevoの月300通と比べて配信枠が広い。「週1〜2回のメルマガを500人に送る」程度なら、無料プランで半年は持つ。
テンプレートは200種以上で、日本の業種(飲食・美容・士業)向けデザインも含まれる。「海外ツールのテンプレートが日本のビジネスに合わない」という不満が起きにくい。
弱点はEC連携とマーケティング自動化の深さ。Mailchimpのようなカート放棄メールやBrevoのようなSMS送信はない。「メール配信に特化して、それを日本語で確実に使いたい」人に刺さるツール。
料金プラン3社比較
| 登録者数 | Mailchimp | Brevo | Benchmark Email |
|---|---|---|---|
| 〜500人 | 250人まで無料(月500通)/超過は有料 | 無料(月300通) | 無料(月3,500通)/ $13有料 |
| 〜2,500人 | $39/月 | $25/月(20,000通) | $29/月 |
| 〜5,000人 | $69/月 | $25/月(20,000通) | $49/月 |
| 〜10,000人 | $100/月 | $25/月(20,000通) | $89/月 |
| 〜25,000人 | $230/月 | $35/月(40,000通) | $166/月 |
ポイントは「どの軸で課金されるか」の違い。Mailchimp・Benchmarkは登録者数で料金が決まる。Brevoは配信通数で決まり、登録者が増えても月額は変わらない。リスト10,000人以上でBrevoが安くなる分岐点がはっきり見える。逆にリストが小さいうちはBenchmarkの無料3,500通が一番余裕がある。
3社共通で陥る失敗3つ
失敗1: 「日本語対応」の中身を確認しない
「日本語対応」と一言で言っても、管理画面だけ日本語なのか、ヘルプ記事も日本語なのか、サポートに日本語で問い合わせできるのか——この3段階は別物。Mailchimpは管理画面△・ヘルプ一部・サポート英語。Brevoは管理画面○・ヘルプ一部・サポート日本語チャット。Benchmarkは管理画面◎・ヘルプ◎・サポート電話OK。「困ったときに日本語で聞ける」がどれだけ大事かを過小評価すると、半年後に後悔する。
失敗2: Mailchimpの旧無料プラン情報を信じる
2023年以前の情報では「Mailchimp無料プランは2,000人・月10,000通」と書かれている記事がまだ検索上位に残っている。現在は500人・月1,000通に縮小済み。古い情報を信じて始めると「話が違う」となる。この記事の情報も含め、登録前に公式サイトの料金ページで最新を確認すること。
失敗3: 無料プランの「Powered by ○○」ロゴを気にしない
3社とも無料プランではメール末尾にサービスロゴが入る。ビジネスメールとして送る場合、ロゴの有無はブランドイメージに影響する。ロゴを消すには有料プランが必要。「無料だから」と安易に始めて、クライアントに送ったメールの末尾にロゴが付いていた——という事故は実際に起きている。
用途別おすすめまとめ
Mailchimpを選ぶべき人
- ECサイト運営者(Shopify/WooCommerce連携・カート放棄メール必須)
- 海外の連携ツールを多く使っている(Zapier連携数で最多)
- 世界標準のツールで長期運用したい
- 英語サポートに抵抗がない
Brevoを選ぶべき人
- メールだけでなくSMS・WhatsApp・チャットも一元管理したい
- 登録者数が5,000人以上でコストを抑えたい(配信数課金が有利)
- トランザクションメール(注文確認・パスワードリセット)も統合したい
- 日本語UIで操作したい(ただしサポートはチャット中心)
Benchmark Emailを選ぶべき人
- 初めてメール配信ツールを使う(日本語ヘルプ・電話サポートで安心)
- 無料プランで月3,000通以上送りたい
- 日本の業種向けテンプレートを使いたい
- 困ったときに日本語で電話相談したい
まとめ — 「日本語で安心」の基準は人によって違う
Mailchimp・Brevo・Benchmark Emailは3社とも「日本語対応」を掲げているが、その深さに差がある。画面が読めればいいのか、ヘルプも日本語で読みたいのか、困ったら電話で相談したいのか。自分にとっての「日本語で安心」のレベルを先に決めると、答えは自動的に出る。
マヤの私見としては、メール配信が初めてで右も左も分からない人にはBenchmark Emailを勧める。日本語電話サポートの存在は、初期設定で詰まったときの保険として心強い。一方、ECサイトを運営していてメールマーケティングを本格化したい人にはMailchimpの連携力がなければ話にならない。Brevoは「メール配信だけでは足りない」と感じ始めた中級者に刺さるツール。3つとも無料で始められるので、管理画面を30分触って「この日本語、自分には読みやすいか」を体感するのが一番の判断材料になる。
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よくある質問
Q. 3つの中で管理画面が一番日本語化されているのは?
Benchmark Emailが最も自然な日本語で、日本法人が翻訳を監修しています。Brevoも管理画面は日本語ですが、ヘルプ記事は英語が多め。Mailchimpは2024年に日本語UIを追加しましたが、翻訳が不完全な箇所が残っています。
Q. 無料プランで一番多くメールを送れるのは?
Benchmark Emailが500人・月3,500通で3社最多。Mailchimpは250人・月500通。Brevoは登録数無制限・月300通。月の配信数ならBenchmark Email、リスト規模ならBrevoが有利です。
Q. EC連携が一番充実しているのは?
Mailchimpが最も充実しています。Shopify・WooCommerce・BigCommerce・Squareとの公式連携があり、購入履歴ベースのセグメント配信・カート放棄メール・商品レコメンドが可能。BrevoもShopify連携に対応しますが、Mailchimpほどの深さはありません。Benchmark Emailは基本的なEC連携のみです。
Q. HTMLメールテンプレートが一番豊富なのは?
Benchmark Emailが200以上で日本向けデザインも含みます。Mailchimpが100以上。Brevoは約60テンプレートで3社では少なめですが、必要十分なバリエーションは揃っています。
Q. 日本語のサポートが一番手厚いのは?
Benchmark Emailが日本法人(株式会社ベンチマークジャパン)を持ち、メール・チャット・電話で日本語サポートに対応。Brevoは日本語チャットサポートあり。Mailchimpは基本英語対応です。
Q. 3社のうちどれがアフィリエイト報酬が高い?
Mailchimpは現在アフィリエイトプログラムを公開していません。Brevoは€5/有料転換ごと(CPA型)。Benchmark Emailはパートナープログラムあり(条件は申請後に確認)。紹介報酬で選ぶ基準にはなりにくいため、読者の用途に合うツールを推奨するのが結果的にCV率が高くなります。
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日本語で電話サポートを受けたい方・初めてメール配信ツールを使う方向け。500人・月3,500通まで無料。
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Kit・MailerLiteなど英語UIのツールも含めて比較したい方向け。
最終更新: 2026年5月18日