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Kit vs Brevo vs MailerLite 3社比較|無料メール配信の選び方【2026年版】
メルマガを始めようと「メール配信 無料」で検索すると、Kit(旧ConvertKit)・Brevo(旧Sendinblue)・MailerLiteの3つが必ず候補に上がる。3つとも無料プランがある。3つとも海外製。3つとも「個人事業主に人気」と書かれている。だが実際に3つの無料プランでリストを作り始めた人の大半が、3ヶ月以内に「選び直したい」と感じている。理由は単純で、無料の中身がまるで違うからだ。
ひとことで例えるなら、Kitは「ネタ帳付きの万年筆」、Brevoは「引き出しが多いシステム手帳」、MailerLiteは「カラフルなスケッチブック」。文章で勝負するならKit。管理を一元化したいならBrevo。見た目で勝負するならMailerLite。
Kit:無料10,000人・配信無制限・コマース内蔵・初年度50%リカーリングアフィリ。Brevo:無料は登録数無制限・月300通・SMS送信対応・管理画面が日本語。MailerLite:無料250人・月2,500通・ドラッグ&ドロップエディタ・無料でもLP作成に対応。
ここでは運営者マヤが3社の公式情報・G2レビュー・Trustpilot評価を2026年5月時点で付き合わせ、「あなたの使い方ではどれが正解か」を1つに絞れる比較表を作ります。
Kit・Brevo・MailerLite 総合比較表
| 比較軸 | Kit | Brevo | MailerLite |
|---|---|---|---|
| 旧名称 | ConvertKit | Sendinblue | — |
| 本社 | 米国(ボイシ) | フランス(パリ) | リトアニア(ヴィリニュス) |
| 管理画面の言語 | 英語のみ | 日本語対応 | 英語のみ |
| 無料プラン登録上限 | 10,000人 | 無制限 | 250人 |
| 無料プラン月間配信 | 無制限 | 300通 | 2,500通 |
| メールエディタ | テキスト主体(シンプル) | テンプレートベース | ドラッグ&ドロップ(高機能) |
| 自動化(無料) | △(基本1本まで) | ×(有料プランから) | ○(基本オートメーション) |
| LP作成 | ○(無料で無制限) | ×(別途LP機能なし) | ○(無料で1件) |
| コマース/販売 | ◎(デジタル商品・有料NL・チップ) | × | ○(有料プランでEC連携) |
| SMS送信 | × | ◎(SMS/WhatsApp対応) | × |
| トランザクションメール | × | ◎(API/SMTP無料枠あり) | × |
| タグ/セグメント | ◎(タグベース・柔軟) | ○(リスト+属性フィルタ) | ○(セグメント+グループ) |
| A/Bテスト | 有料プランから | 有料プランから | 無料プランから対応 |
| 最安有料プラン | $39/月(1,000人〜) | $25/月(Starter) | $12/月(500人) |
| アフィリエイト報酬 | 初年度50%リカーリング(12ヶ月) | €5/有料転換(CPA) | 30%リカーリング |
30秒タイプ別診断
| あなたの状況 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| ブログ・noteでファンを集めてメルマガを始めたい | Kit | クリエイター向け設計。コマース機能で直接マネタイズ可能 |
| 管理画面を日本語で操作したい | Brevo | 3社で唯一の日本語UI |
| デザイン性の高いHTMLメールを送りたい | MailerLite | エディタの出来が3社で最も良い |
| 登録者が1,000人以上いるが予算はゼロ | Brevo | 登録数無制限(月300通の制約はある) |
| 無料でステップメールを組みたい | Kit | 無料プランでVisual Automations対応 |
| メール以外にSMSも送りたい | Brevo | SMS/WhatsApp送信が標準機能 |
| 月額をとにかく安く抑えたい | MailerLite | 有料プラン$12/月〜(購読者500人)で3社最安 |
| 有料ニュースレターで収益化したい | Kit | Kit Commerceで月額課金型NLを直接販売可能 |
クリエイター向けならKit — 「書く人」のための道具
Kitの設計思想は明確で「文章を書いて、それを届けて、それで稼ぐ」の一直線。メールのデザインテンプレートは控えめだが、タグベースのセグメント管理が強力。「Aという無料PDFをダウンロードした人にだけ、Bのステップメールを送る」——この粒度の自動化が無料プランでも組める。
最大の差別化はKit Commerce。デジタル商品(PDF・テンプレート・動画)を直接販売でき、有料ニュースレターやチップ(投げ銭)機能もある。Gumroadの代わりにKit1本で「集客→教育→販売」を完結させるクリエイターが増えている。
弱点はメールのデザイン。Kitは「テキストメールが最も開封率が高い」という哲学で作られているため、画像を多用した華やかなメールには向かない。ニュースレターの見た目を重視するなら、KitよりMailerLiteの方が満足度が高い。
日本語UIならBrevo — 管理画面の言語で選ぶなら一択
英語の管理画面に抵抗がある人にとって、Brevoの日本語UIは決定的な差。メニュー名・エラーメッセージ・ヘルプ記事が日本語で読める。「設定を間違えてリスト全員にテストメールを送ってしまった」——英語UIではこの事故が起きやすい。Brevoならその確率が下がる。
もう一つの強みはマルチチャネル。メール配信だけでなく、SMS送信・WhatsApp・トランザクションメール(購入確認・パスワードリセット等)まで1つの管理画面で扱える。ECサイトを運営していて「注文確認メールもマーケティングメールも一元管理したい」人にはBrevoが刺さる。
弱点は無料プランの配信上限。月300通は「リスト100人に月3回」しか送れない計算。毎日配信するなら、無料プランのまま続けるのはリスト30人が限界。無料を試した後の有料移行は前提と考えた方がいい。
デザインメールならMailerLite — エディタの作り込みで勝負
MailerLiteのドラッグ&ドロップエディタは、メール配信ツール専業3社の中で最も洗練されている。テンプレートの種類が多く、画像ブロック・動画埋め込み・カウントダウンタイマー・アンケートブロック・商品カードなど、1通のメール内でやれることが段違い。
無料プランでA/Bテストが使えるのはMailerLiteだけ。「件名Aと件名Bをリストの20%に送り、開封率が高い方を残り80%に自動送信」——この機能が無料で手に入る。開封率の改善に本気で取り組むなら、MailerLiteのA/Bテストは手放せない。
弱点は管理画面が英語のみであること(Brevoのような日本語UIはない)。もう一つ、KitのようなCommerce機能は内蔵されていないため、デジタル商品販売をしたい場合はShopify・Gumroad等の外部サービスとの連携が必要になる。
料金プラン3社比較
| 登録者数 | Kit | Brevo | MailerLite |
|---|---|---|---|
| 〜250人 | 無料(配信無制限) | 無料(日300通) | 無料(月2,500通) |
| 〜1,000人 | 無料 / $39有料 | $25 Starter(月20,000通) | $19/月(Comfort) |
| 〜2,500人 | $59/月(〜3,000人枠) | $25/月 | $33/月 |
| 〜5,000人 | $79/月 | $25/月 | $49/月 |
| 〜10,000人 | $111/月 | $25/月 | $89/月 |
注意点が1つ。Brevoの料金は「配信数ベース」で、登録者数が増えても料金は変わらない。KitとMailerLiteは「登録者数ベース」で、リストが増えるほど月額が上がる。リストが5,000人を超えるとBrevoが大幅に安くなるが、配信頻度が高い場合はBrevoの上位プランが必要になる。単純な月額だけでなく「1通あたりのコスト」で比較すべき。
3社共通で陥る失敗3つ
失敗1: 無料プランの制限を読まずに始める
Kitの無料は「配信無制限だがLP以外の自動化は制限付き」。Brevoの無料は「登録無制限だが月300通」。MailerLiteの無料は「250人だが月2,500通」。この3つの制限の組み合わせを理解せずに始めると、3ヶ月後に「こんなはずでは」と移行作業が発生する。
失敗2: リストの移行コストを甘く見る
メール配信ツールを乗り換えると、登録者リストは移行できてもタグ・セグメント・自動化シーケンスは作り直しになる。リスト1,000人の段階なら30分で終わるが、5,000人+自動化10本の段階では丸1日かかる。「とりあえず無料で試して後で乗り換えればいい」は、リストが育つほど痛い選択になる。
失敗3: 「メールが届かない」のをツールのせいにする
3社ともSPF・DKIM設定をしなければGmail宛のメールが迷惑フォルダに入る確率が上がる。これはツールの問題ではなく、DNS設定の問題。どのツールを選んでも、独自ドメインで送信するなら「SPF/DKIMの設定」は初日の必須作業。
用途別おすすめまとめ
Kitを選ぶべき人
- ブロガー・YouTuber・ポッドキャスターなどコンテンツクリエイター
- デジタル商品販売や有料ニュースレターで直接マネタイズしたい
- テキスト主体のメールで十分(装飾よりも中身で勝負)
- 無料プランでステップメールを組みたい
Brevoを選ぶべき人
- 管理画面を日本語で操作したい(英語UIに抵抗がある)
- メール以外にSMS・トランザクションメールも一元管理したい
- リスト数が多い(5,000人超)がコストを抑えたい
- ECサイトの注文確認メールとマーケティングメールを統合したい
MailerLiteを選ぶべき人
- デザイン性の高いHTMLメールを送りたい
- 無料でA/Bテストを回して開封率を改善したい
- 月額コストを最小限に抑えたい(有料$10/月〜)
- LPも無料で作りたい(無料は1件、Comfortで10件)
まとめ — 「何を売るか」で3秒で決まる
Kit・Brevo・MailerLiteは「無料メール配信」という入口だけが共通で、設計思想が根本から違う。Kitはクリエイターの収益化ツール。Brevoはマルチチャネルの統合プラットフォーム。MailerLiteはメールマーケティングの専門職人。同じ棚に並んでいるが、使う人の顔がまるで違う。
マヤの私見としては、個人事業主がメルマガを始めるなら、まずKitかMailerLiteの無料プランから入るのが最もリスクが低い。Kitはコンテンツ販売と相性が良く、MailerLiteはコストパフォーマンスで上回る。Brevoは「日本語UIでないと作業効率が落ちる」と感じる人、またはSMS送信やトランザクションメールが必要な人に刺さる。「3つとも無料で試せる」のがメール配信ツールの良いところなので、まず1通送ってみて管理画面の肌触りを確かめるのが一番の近道。
合わせて読みたい
- メール配信システム比較ランキング|無料〜有料まで個人事業主向け
- Kit vs MailerLite比較|無料プランの違いを深掘り
- Brevo vs Kit比較|日本語UIとクリエイター設計の違い
- Benchmark Email 評判・料金レビュー|日本語対応の海外メール配信
- メール配信システム料金比較8社|無料〜有料の月額シミュレーション
- 個人事業主のメール自動化入門|4段階レベル設計
よくある質問
Q. 3つの中で無料プランが一番使えるのは?
配信数で選ぶならBrevo(月300通・登録数無制限)。登録者数で選ぶならKit(10,000人まで・月間配信数無制限)。MailerLiteは250人・月2,500通で、無料枠は3つの中でもっとも小さめ。「リストが少なく毎日配信したい人」はKit、「リストは多いが月数回しか送らない人」はBrevoが得です。
Q. 日本語UIがあるのはどれ?
Brevoは管理画面が日本語対応です。Kit・MailerLiteの管理画面は英語のみ。ただしKitもMailerLiteもメール本文は日本語で問題なく作成・配信できます。管理画面を日本語で操作したい方はBrevo一択です。
Q. ステップメール(自動化シーケンス)が無料で使えるのは?
Kitの無料プランはVisual Automationsに対応しており、簡易的なステップメールを設定できます。MailerLiteの無料プランでもオートメーション機能が使えます。Brevoの無料プランはマーケティングオートメーション非対応で、有料プラン(月$25〜)が必要です。
Q. ECサイトやデジタル販売と相性が良いのは?
Kitが最も相性が良いです。Kitにはコマース機能が内蔵されており、デジタル商品販売・有料ニュースレター・チップ機能が使えます。Shopify・Gumroad・ThriveCartとの連携もスムーズ。MailerLiteもEC連携に対応しますが、Kit Commerceほどの統合度はありません。Brevoは決済連携が限定的です。
Q. HTMLメールのデザイン自由度が高いのは?
MailerLiteのドラッグ&ドロップエディタが3社で最も自由度が高いです。テンプレート数も豊富で、画像・動画・カウントダウンタイマーなどのブロックを自在に配置できます。Kitはテキスト主体のシンプルなメールに向いており、装飾は控えめ。Brevoは中間で、テンプレートベースのデザインに対応しています。
Q. 3つのうちアフィリエイトプログラムがあるのは?
3社とも公式アフィリエイトプログラムがあります。Kit: 初年度50%リカーリング(12ヶ月間)。MailerLite: 30%リカーリング。Brevo: €5/有料転換ごと(CPA型)。継続報酬で選ぶならKitかMailerLite、紹介数で稼ぐならBrevoが有利です。
※下記のうちBrevoは運営者のアフィリエイトリンクを含みます。公式サイトで料金・機能の最新情報を確認の上、自己判断でご登録ください。
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日本語UIで、メール・SMS・顧客管理をまとめて使いたい個人事業主向け。送信数課金でリスト無制限。
ブログ・note・YouTube経由でファンを集めている個人クリエイター向け。デジタル商品販売もKit内で完結。
Brevo・MailerLite以外にも選択肢がある方向け。8ツールを一覧比較。
最終更新: 2026-07-29年5月18日