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IFTTT vs Zapier|無料2アプレット vs 月$19.99、自動化ツールの棲み分けと選び方【2026年版】

「自動化ツール」で検索すると、IFTTTとZapierの名前はほぼ必ず出てくる。どちらもトリガーとアクションを組み合わせて反復作業を自動化するツールだが、実は得意分野がまったく違う。「どちらが優れているか」ではなく「何を自動化したいか」で選ぶべきツールが決まる。

わかりやすくたとえると、IFTTTは家中のリモコンを1つにまとめたユニバーサルリモコンだ。照明を消したらエアコンもオフ、雨の予報が出たらスマートスプリンクラーを止める――そういう「生活の中のIF-THEN」を手軽にセットできる。一方、Zapierはオフィスの業務を片っ端からロボットに任せる産業用アームに近い。フォーム回答をCRMに登録し、担当者にSlack通知を飛ばし、Googleスプレッドシートにログを残す――こうした多段階の業務フローを1本のZapで組み上げる。

料金体系も方向性が異なる。IFTTTはFree(2アプレット)、Pro月$3.49(20アプレット)、Pro+月$14.99(無制限)の3段階。Zapierは Free(5 Zaps・月100タスク)、Professional月$19.99(無制限Zaps)が主力で、Teamプラン月$69.99もある。対応サービス数はIFTTTが800以上、Zapierが7,000以上と桁が違う。Zapierの方が高いのは、ビジネスSaaSとの連携密度がその分厚いからだ。

マヤが両方のアカウントで実際にアプレットとZapを組んで試し、料金・機能・対応サービス・UI・拡張性など10項目を2026年5月時点で比較しました。「自分の使い方ならどちらが合うのか」を判断できる材料を揃えています。


【結論先出し】日常のちょい自動化ならIFTTT、ビジネスのワークフロー自動化ならZapier

迷ったら? IFTTTの無料プラン(2アプレット)とZapierの無料プラン(5 Zaps)は併用できるので、まず両方で1つずつ自動化を組んでみて、自分の用途がどちら寄りか体感するのが手っ取り早い


料金プラン比較

IFTTTの料金

プラン 月額 アプレット数 主な機能
Free $0 2 1トリガー1アクション、標準サービスのみ
Pro $3.49 20 マルチアクション、フィルター、クエリ
Pro+ $14.99 無制限 高速ポーリング、複数アカウント接続、優先サポート

Zapierの料金(年払い月額)

プラン 月額 Zap数 主な機能
Free $0 5 月100タスク、シングルステップのみ
Professional $19.99 無制限 月750タスク、マルチステップ、フィルター、Webhook
Team $69.99 無制限 月2,000タスク、共有ワークスペース、SSO
Enterprise 要問合せ 無制限 カスタムタスク数、SLA保証、専任サポート

コスト面の整理:無制限プラン同士で比べると、IFTTT Pro+の$14.99に対してZapier Professionalは$19.99。月額差は$5だが、Zapierはマルチステップ・条件分岐・7,000+アプリ連携を含む。IFTTTのPro+はアプレット数が無制限になるだけで、1トリガーに対するアクション追加が主な拡張。「月$5の差で何を得るか」を考えると、ビジネス自動化を本格的に走らせる人にとってはZapierの方が費用対効果は高くなる。


機能比較10項目

比較項目 IFTTT Zapier
対応サービス数 800以上 7,000以上
無料枠 2アプレット 5 Zaps・月100タスク
マルチステップ Pro以上(マルチアクション) Professional以上(標準装備)
条件分岐 フィルター(Pro以上) Paths(Professional以上で多段分岐)
ポーリング速度 標準: 1時間 / Pro+: 5分以内 Free: 15分 / Professional: 2分 / Team: 1分
Webhook対応 Pro以上(受信のみ) Professional以上(送受信・カスタムリクエスト)
エラーハンドリング 通知のみ(手動対処) 自動リトライ+エラー分岐(Paths利用)
日本語UI 一部日本語化あり 英語のみ
チーム機能 なし Teamプラン以上(共有ワークスペース)
API / 開発者向け IFTTTプラットフォーム(デバイスメーカー向け) Zapier Developer Platform(自社アプリ公開可)

※2026年5月時点の公式情報をもとに整理。最新は各公式サイトで確認してください。


得意領域の違い — IFTTT=IoT・スマートホーム / Zapier=ビジネスSaaS

IFTTTの名前は「If This Then That」の頭文字で、2011年のリリース当初から「身の回りのモノとサービスをつなげる」ことに注力してきた。Google Home、Amazon Alexa、Philips Hue、iRobot Roomba、Netatmo、Samsung SmartThingsといったIoT機器との連携は、IFTTTが飛び抜けて強い。2024年にIFTTTが公開したブログによれば、ユーザーが作成するアプレットの約40%がIoT関連とのこと。これはZapierにはほとんどない領域だ。

一方、ZapierはビジネスSaaSの連携を軸に成長してきた。Salesforce、HubSpot、Slack、Gmail、QuickBooks、Stripe、Shopify、Notion、Airtable――業務で使われる主要なSaaSはほぼカバーしている。さらに、ZapierはAI機能(Zapier AI Actions)も搭載し、ChatGPTやClaude経由で自然言語からZapを生成する機能も提供している。ビジネスの業務効率化という文脈では、Zapierの守備範囲はIFTTTとは比較にならないほど広い。

つまり、「自宅のスマート機器を声で操作したい」「天気予報と連動してスマートプラグをオン/オフしたい」ならIFTTT。「顧客がフォームを送信したらCRMに登録→担当者にSlack通知→フォローアップメール自動送信」ならZapier。土俵が違うので、直接的な優劣はつかない。


自動化の複雑さ — Zapierの多段階ワークフロー vs IFTTTの1トリガー-Nアクション

IFTTTの基本構造は「IF(トリガー)THEN(アクション)」。Pro以上ではマルチアクション(1つのトリガーに対して複数のアクションを並列実行)とフィルターコードが使えるが、あくまで「1トリガーから枝分かれする」構造だ。ステップ間でデータを加工して次のステップに渡す、といった縦方向の処理には向いていない。

Zapierは設計思想が異なる。1つのZapの中にトリガー→アクション1→アクション2→…とステップを直列につなぎ、各ステップの出力を次のステップの入力に使える。さらにPaths機能で条件分岐を作り、Looping機能で繰り返し処理も可能。たとえば「Shopifyで注文が入ったら→在庫数を確認→在庫あり:発送指示→なし:仕入れ先にメール→いずれの場合も顧客に通知」という5段階のフローを1本のZapで構築できる。

この違いは、日常のちょっとした便利機能をセットするのか、業務プロセスそのものを自動化するのかという目的の差から来ている。IFTTTはシンプルさを武器にしている分、学習コストが低い。Zapierは複雑なフローを組める代わりに、初回のセットアップにはそれなりの時間がかかる。


どんな人にIFTTTが合うか


どんな人にZapierが合うか


MakeやPabbly Connectも選択肢に入れるべき人

IFTTT vs Zapierの2択で収まらないケースもある。以下に当てはまる人は、MakeやPabbly Connectも含めて4つ巴で検討した方が後悔しない。

どのツールも無料プランかトライアルがあるので、気になるものから試すのが一番早い。ただし、あれこれ試し過ぎて比較検討に時間を使い過ぎるのも本末転倒なので、「IoT中心→IFTTT」「ビジネス中心→ZapierかMake」とまず大枠で絞るのがおすすめだ。


まとめ — マヤの私見

IFTTTとZapierは「自動化ツール」という大きなくくりでは同じカテゴリに入るが、思想の根っこが違う。IFTTTは"生活の自動化"から始まったツールで、IoTデバイスや日常サービスとの連携に強い。Zapierは"仕事の自動化"を原点に据えたツールで、ビジネスSaaS間のデータフローに特化している。

どちらも使ってみた上でのマヤの実感として、自宅のスマート機器を連携させたいだけなら、IFTTTの無料〜Pro($3.49)で事足りる場面がほとんどだった。一方、個人事業の顧客管理やメール配信の自動化に手を出した途端、IFTTTでは対応アプリが足りなくなり、Zapierに移行することになった。

個人事業主がビジネス用途で自動化を始めるなら、最初からZapierかMakeを選んだ方が遠回りしない。IFTTTからスタートして「やっぱり機能が足りない」と乗り換えるパターンは、結局2回分のセットアップ工数がかかる。一方、スマートホームや生活周りの自動化だけが目的なら、Zapierは明らかにオーバースペックであり、IFTTTの方がシンプルで安い。

用途が重ならないツールだからこそ、「何を自動化したいのか」さえはっきりしていれば、選択は自ずと決まる。

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よくある質問(FAQ)

Q1. IFTTTの無料プランで何ができる?

IFTTTの無料プランでは2つのアプレット(自動化レシピ)を作成できます。1トリガー1アクションのシンプルな自動化に限定されますが、スマートホーム機器の操作やSNS投稿の自動転記など、日常のちょっとした便利機能を試すには十分です。マルチステップの自動化にはPro(月$3.49)以上が必要です。

Q2. ZapierとIFTTTは同時に使い分けできる?

はい、併用は可能です。実際にIoT・スマートホーム系の操作はIFTTT、ビジネスSaaS間のデータ連携はZapierという使い分けをしているユーザーは少なくありません。ただし、自動化ルールが増えると管理が煩雑になるため、どちらかに寄せた方が運用はシンプルになります。

Q3. IFTTTのPro+とZapierのProfessionalはどちらがコスパが良い?

IFTTTのPro+は月$14.99でアプレット数無制限。ZapierのProfessionalは月$19.99でZap数無制限。価格だけ見るとIFTTTが安いですが、Zapierは7,000以上のアプリ連携・マルチステップ・条件分岐が標準装備。ビジネス用途ではZapierのProfessionalの方が単価あたりの生産性は高くなります。IoTや生活系の自動化メインならIFTTT Pro+で十分です。

Q4. IFTTTからZapierへ移行する手順は?

アプレットのエクスポート機能はないため、手動でZapを作り直す必要があります。手順としては、IFTTTで稼働中のアプレットをリストアップし、同じトリガーとアクションをZapier側で再構築します。IFTTTにしかない連携サービス(主にIoT系)がある場合、Zapierでは代替手段がない可能性があるため、事前にZapierの対応アプリ一覧を確認してください。

Q5. 日本語UIはどちらが対応している?

2026年5月時点で、IFTTTは一部日本語化されており、基本的な操作画面は日本語で利用できます。Zapierは英語UIのみです。ただし、どちらも日本語でのサポート対応はありません。Zapierの方がQiitaやZennなどに日本語の解説記事が豊富で、学習リソースでは有利です。

Q6. MakeやPabbly Connectと比べてIFTTT・Zapierはどう位置づけられる?

IFTTT=IoTと生活の自動化が得意な入門向けツール。Zapier=ビジネスSaaS連携の王道で、7,000+アプリ対応。Make=ビジュアル設計と複雑フロー構築が強みで、Zapierの約半額。Pabbly Connect=買い切りモデルでランニングコストをゼロにしたい人向け。ビジネス用途ならZapierかMake、生活用途ならIFTTT、コスト重視ならPabblyかMakeという棲み分けです。


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この記事について 運営者:マヤ(海外 SaaS × 日本人向けアフィリエイト歴の個人サイト運営者) 情報ソース:IFTTT公式サイト・公式ヘルプ、Zapier公式サイト・公式ヘルプ、G2・Capterra・Trustpilot 最終更新日:2026-07-30