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GetResponse vs ActiveCampaign vs Kit 3社比較|自動化メール配信の選び方【2026年版】

メール配信を始めて半年が経ち、リストが1,000人を超えた頃に気づく。「全員に同じメールを送るのは限界がある」と。購入した人と未購入の人、セミナーに参加した人と資料だけダウンロードした人——リストの温度差を無視して一斉配信を続けると、開封率は月ごとに下がっていく。ここが「メール配信ツール」から「マーケティング自動化ツール」に乗り換えるタイミング。

ひとことで例えるなら、ActiveCampaignは「自在に組めるレゴブロック」、GetResponseは「説明書付きのプラモデル」、Kitは「一筆書きの筆ペン」。何でもできるが組むのに時間がかかるActiveCampaign。機能が揃っていて迷わず進めるGetResponse。やれることを絞って速く走るKit。

GetResponse:月$19〜・ウェビナー内蔵・AIメール生成・LP+ウェブサイトビルダー・33%リカーリングアフィリ。ActiveCampaign:月$29〜・条件分岐の自動化が最強・CRM内蔵・850+連携・20-30%リカーリングアフィリ。Kit:無料10,000人・コマース内蔵・タグベース自動化・LP無制限・初年度50%リカーリングアフィリ。

ここでは運営者マヤが3社の公式情報・G2レビュー(GetResponse 4.3/5、ActiveCampaign 4.5/5、Kit 4.4/5)を2026年5月時点で付き合わせ、「自動化の深さ」で3社を比べます。


GetResponse・ActiveCampaign・Kit 総合比較表

比較軸GetResponseActiveCampaignKit
本社ポーランド(グダニスク)米国(シカゴ)米国(ボイシ)
主な強みオールインワン(メール+LP+ウェビナー+EC)自動化ワークフローの深さクリエイター向け収益化
管理画面の言語日本語対応英語のみ英語のみ
無料プラン×(30日トライアル)×(14日トライアル)○(1,000人・配信無制限)
最安有料プラン$19/月(Email Marketing・1,000人)$29/月(Starter・1,000人)$39/月(Creator・1,000人〜)
自動化ビルダー○(ビジュアルワークフロー)◎(条件分岐・スコアリング・ゴール)○(Visual Automations・タグベース)
条件分岐の深さ○(if/then基本)◎(多段分岐・待機・スプリット)△(タグの有無で分岐)
リードスコアリング○(上位プラン)◎(全プランで対応)×
CRM/パイプライン○(上位プランで対応)◎(簡易CRM内蔵)×(タグで代替)
ウェビナー◎(内蔵・100〜1,000人)×(Zoom等連携)×(Zoom等連携)
LP作成◎(AIビルダー+テンプレ豊富)○(基本的なLP作成)◎(無料で無制限)
コマース/販売○(EC連携・クーポン)○(Shopify/WooCommerce連携)◎(デジタル商品直販・有料NL)
サイトトラッキング◎(訪問ページで自動化トリガー)×
AIメール生成◎(AI件名・本文生成)○(AI件名提案)○(AI件名提案)
連携ツール数250+850+200+
アフィリエイト報酬33%リカーリング or $100/件20〜30%リカーリング初年度50%リカーリング(12ヶ月)

30秒タイプ別診断

あなたの状況おすすめ理由
購入・未購入で配信内容を自動分岐させたいActiveCampaign条件分岐ワークフローの設計自由度が3社で最高
ウェビナーで集客→メルマガで育成のファネルを作りたいGetResponseウェビナーが内蔵。別ツール不要
デジタル商品を売りながらメルマガも送りたいKitCommerce機能で直販。メール配信と販売が1本
無料で始めて自動化も試したいKit無料10,000人+基本のVisual Automation 1本
サイト訪問者の行動に基づいてメールを出し分けたいActiveCampaignサイトトラッキング→自動化トリガーが標準機能
LP・メール・ウェビナーを1ツールにまとめたいGetResponseメール+LP+ウェビナー+EC=別契約ゼロ
月額$20以下でマーケティング自動化を始めたいGetResponse$19/月で自動化ビルダー付き。3社最安
リードスコアリングで見込み客を点数化したいActiveCampaign全プランでスコアリング対応

ActiveCampaign — 自動化の王様。「もし〜なら」を極限まで組める

ActiveCampaignの自動化ビルダーは、メール配信ツールの域を超えている。「Aタグが付いていて、かつ過去30日以内にサイトの料金ページを訪問していて、かつメール開封率が50%以上の人にだけ、割引オファーを送る」——この条件をドラッグ&ドロップで組める。

リードスコアリングが全プランで使えるのも強み。メール開封で+5点、リンククリックで+10点、料金ページ訪問で+20点——合計50点を超えたら営業担当に通知。「熱い見込み客」を自動で抽出するこの仕組みは、GetResponse・Kitにはない。

CRMパイプラインも内蔵されている。「リード→商談→提案→成約」のステージ管理がメール配信と同じ画面でできる。Salesforceを契約するほどではないが、スプレッドシートでの顧客管理は卒業したい——この段階の個人事業主にぴったり。

弱点は2つ。管理画面が英語のみ。そして料金がやや高め($29/月〜)。「自動化のパワーを使いこなせるかどうか」が投資対効果の分かれ目になる。10本以上の自動化ワークフローを組む予定がなければ、ActiveCampaignはオーバースペック。

GetResponse — ウェビナー内蔵のオールインワン。ファネルを1本で作れる

GetResponseの差別化ポイントはウェビナー機能が内蔵されていること。Zoom(月$13〜)を別契約しなくても、GetResponseだけで「LP作成→メルマガ登録→ウェビナー招待→当日のライブ配信→フォローアップメール→販売」のファネルが完結する。コーチ・コンサルタント・講師業で「セミナー→バックエンド販売」の導線を作りたい人に刺さる。

自動化ビルダーもビジュアル形式で分かりやすい。ActiveCampaignほどの多段分岐はできないが、「メール開封→待機3日→次のメール」程度のステップメールは快適に組める。管理画面が日本語対応なのも、GetResponseの地味な強み。

AIメール生成機能では、件名だけでなく本文も自動生成できる。「プロンプトを入れると、業種に合わせたメール文面が出てくる」——出力の質はまだ粗いが、下書きのたたき台としては使える。

弱点はActiveCampaignと比べた自動化の深さ。サイトトラッキングによるトリガー発火やリードスコアリングの柔軟性では一歩劣る。「ウェビナーが要らない人」にとっては、GetResponseのオールインワンは余計な機能分の料金を払う計算になる。

Kit — クリエイターの収益化に特化。シンプルさで選ぶなら

Kit(旧ConvertKit)は3社の中で最もシンプル。自動化はタグベースで「Aタグが付いたらBのシーケンスに入れる」が基本。ActiveCampaignのような多段分岐やスコアリングはないが、その代わり「やりたいことが5分で組める」速さがある。

最大の強みは無料プラン(10,000人・配信無制限)とCommerce機能。デジタル商品販売・有料ニュースレター・チップ機能がKit内で完結する。「メルマガで読者を育てて、その読者にPDFテンプレートを売る」——このフローをKit1本でやれる。GetResponseやActiveCampaignでは外部のEC連携が必要になる領域。

弱点は自動化の深さ。「購入者の行動に応じて5段階に分岐させる」「サイト訪問ページに応じてメール内容を変える」——このレベルの条件分岐はKitでは組めない。リストが5,000人を超えて「セグメントごとに全く違う配信」が必要になったら、ActiveCampaignへの移行を検討するタイミング。

料金プラン3社比較

登録者数GetResponseActiveCampaignKit
〜1,000人$19/月(Email Marketing)$29/月(Starter)無料 / $39/月(Creator)
〜2,500人$29/月$49/月$59/月(Kitは〜3,000人が同一料金枠)
〜5,000人$54/月$79/月$79/月
〜10,000人$79/月$139/月$111/月

ActiveCampaignが最も高い。だがその差額はCRM・スコアリング・サイトトラッキングの分。「自動化だけなら安いツールで十分だが、CRMまで統合したい」ならActiveCampaignの$29/月は別途CRMツール(HubSpot有料$20/月等)を契約するより安い。逆に自動化が基本レベルで済むなら、GetResponseの$19/月が3社最安。Kitは無料で始められる唯一の選択肢。

3社共通で陥る失敗3つ

失敗1: 自動化を「組む」のに時間を使いすぎる

ActiveCampaignの自動化は組める分だけ沼にはまる。「理想のワークフロー」を設計するのに2週間かけて、肝心のメールコンテンツを書く時間がなくなる——自動化ツールあるあるの失敗。まずは「ステップメール3通」で十分。分岐はリストが3,000人を超えてから考えても遅くない。

失敗2: リストが小さいのに高機能ツールに課金する

リスト500人の段階でActiveCampaignの$29/月を払うのは早い。500人なら全員に同じメールを送っても開封率は落ちにくい。セグメント配信が本当に必要になるのはリスト2,000〜3,000人を超えてから。それまではKitの無料プランかGetResponseの$19/月で十分。

失敗3: 「後でツールを乗り換えればいい」と思って適当に選ぶ

メール配信ツールの乗り換えで最も痛いのは自動化ワークフローの再構築。リスト自体はCSVで移行できるが、10本の自動化シーケンス・タグ体系・条件分岐ロジックは1から作り直し。ActiveCampaignで20本の自動化を組んだ後にKitに移行するのは、実質的に不可能に近い。「どこまで自動化を使うか」を先に決めてからツールを選ぶ方がいい。

用途別おすすめまとめ

ActiveCampaignを選ぶべき人

GetResponseを選ぶべき人

Kitを選ぶべき人

まとめ — 「自動化で何をしたいか」で答えが分かれる

GetResponse・ActiveCampaign・Kitは3社とも「自動化」を謳っているが、自動化の意味がそれぞれ違う。ActiveCampaignの自動化は「顧客の行動に応じてメールを出し分ける」精密機械。GetResponseの自動化は「ウェビナーとメールを組み合わせたファネルを動かす」ライン工場。Kitの自動化は「タグを付けてシーケンスに入れる」手紙の仕分け。どれが良いかではなく、何をしたいかで決まる。

マヤの私見としては、リスト3,000人未満の個人事業主ならKitの無料プランから始めるのが最もリスクが低い。自動化がシンプルな分、メールの中身を書くことに集中できる。リストが5,000人を超えて「この人にはAを送り、あの人にはBを送り、残りにはCを送る」が日常業務になったら、ActiveCampaignへの移行を検討する段階。GetResponseは「ウェビナーをやるかやらないか」が分岐点で、やるなら一択、やらないなら他2社の方が無駄がない。

よくある質問

Q. 3つの中でマーケティング自動化が一番高度なのは?

ActiveCampaignが最も高度です。条件分岐・スコアリング・サイトトラッキング・CRM連携を組み合わせた複雑なワークフローが組めます。GetResponseも自動化ビルダーが充実していますが、ActiveCampaignほどの細かい条件設定はできません。Kitはシンプルな自動化に特化しています。

Q. 無料プランがあるのはどれ?

Kitのみ無料プラン(10,000人・配信無制限)があります。GetResponseは30日間の無料トライアル。ActiveCampaignは14日間の無料トライアルのみ。コストゼロで始めたい場合はKit一択です。

Q. ウェビナー機能があるのはどれ?

GetResponseのみウェビナー機能が内蔵されています(Marketing Automationプラン以上)。参加者100〜1,000人まで対応し、録画・画面共有・投票機能も使えます。ActiveCampaign・Kitにはウェビナー機能はなく、Zoom等と連携する形になります。

Q. CRM機能が内蔵されているのは?

ActiveCampaignに簡易CRM(パイプライン管理・取引トラッキング)が内蔵されています。GetResponseもCRMパイプラインに対応(上位プラン)。Kitにはパイプライン型のCRMはありませんが、タグベースの顧客管理で代替できます。

Q. LP(ランディングページ)作成機能はどれにある?

3社ともLP作成機能があります。GetResponseは「ウェブサイトビルダー+LP」がセットで、AIビルダーによる自動生成にも対応。Kitは無料プランからLP無制限で作成可能。ActiveCampaignもLP作成に対応していますが、テンプレートの数はGetResponseが最多です。

Q. 3社のアフィリエイト報酬を比較すると?

Kit: 初年度50%リカーリング(12ヶ月間・Bronze以上なら13ヶ月目以降も10〜20%)。GetResponse: 33%リカーリングまたは$100/件の選択制。ActiveCampaign: 20〜30%リカーリング。初年度の実入りはKitが最も高く、期間無制限で積み上げるならGetResponseが有利です。

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最終更新: 2026-07-29年5月18日