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Thinkificの代替ツール5選|講座販売にコミュニティとマーケ機能を加える方法【2026年版】

Thinkificで講座を3本公開して半年。受講生は200人を超えたが、メール配信は別ツール、セールスページは別ツール、コミュニティはFacebookグループ——「講座以外の部分で、ツールの継ぎはぎに時間を取られていないか?」と気づいた瞬間が乗り換えの入り口だ。

Thinkificは専門図書館のような存在だ。蔵書の管理と閲覧環境は整っているが、読者を集める広告は出してくれないし、読者同士が交流するラウンジも簡素だ。図書館に「集客」と「交流」の機能まで求めるなら、設計思想が異なる場所に移るほうが合理的かもしれない。

この記事では5つの代替ツールを取り上げる。月額は無料〜$319、講座の管理機能だけでなく、メール配信・ファネル・コミュニティ・マーケティングの対応範囲で横並びに整理した。Thinkificの講座管理機能は優秀だが、その周辺(集客・販売・受講後のフォロー)を強化したい場合に選択肢が広がる。

この記事を読み終えるころには、Thinkificの強みを活かし続けるか、別のプラットフォームに移行するかの判断材料が揃っているはず。各ツールの料金・機能・弱点を、講座運営者の視点で整理していく。

Thinkificに限界を感じる3つの場面

マーケティング機能が弱い
Thinkificは講座の作成と管理に特化しており、メール配信・ファネル・LP作成・自動化といったマーケティング機能は限定的だ。講座の販売ページは作れるが、複数ステップのセールスファネルやアップセル・ダウンセルの設計にはMailchimp・Kit・ClickFunnelsなどの外部ツールとの連携が必要になる。ツールの数が増えるほど月額コストと管理の手間が膨らむ。

コミュニティ機能が後付け感がある
Thinkificは2023年以降にコミュニティ機能を追加したが、Skoolのような掲示板+ゲーミフィケーション(レベル・ポイント)の仕組みには及ばない。受講生同士の交流やエンゲージメントを高めたい場合、Thinkificのコミュニティ機能だけでは物足りないという声が海外レビューでも見られる。

取引手数料の問題と料金プランの壁
Thinkificの無料プランは講座1本まで。Basicプランは$49/月で取引手数料なし、Startプランは$99/月で高度な機能が追加される。無料プランから一気に$49/月に上がるため、講座が2本以上になった時点で月額の負担が大きくなる。TeachableやPodiaのほうが低価格帯のプランが充実している。

代わりのツール① Teachable — 販売とマーケティング機能で一歩先

Teachableはアメリカ発の講座販売プラットフォームで、決済処理とマーケティング機能の充実度がThinkificとの主な違いだ。アフィリエイトプログラム・クーポン・ワンクリックアップセル・注文バンプなど、売上を伸ばすための機能がプラットフォームに組み込まれている。

公式情報によると、Basicプラン$39/月で講座無制限・受講生無制限・取引手数料5%。Proプラン$119/月で取引手数料なし・アフィリエイト管理・ライブレッスンに対応。ThinkificのBasicプラン$49/月(取引手数料なし)と比べると、Teachableの$39/月は$10安いが5%の取引手数料がかかる点に注意。月間売上が$200以下ならTeachableのBasicのほうが総コストは安い。

メリット: 販売促進の機能がThinkificより充実。アフィリエイトプログラムの管理がプラットフォーム内で完結する。決済処理がスムーズで、受講生の購入体験が良いという海外レビューが多い。

デメリット: Basicプランの取引手数料5%は売上が大きくなると負担になる。サイトデザインのカスタマイズ自由度はThinkificに劣る。コミュニティ機能はThinkificと同程度で、Skoolには及ばない。

向いている人: 講座の販売とマーケティングに注力したい人、アフィリエイトプログラムで受講生を増やしたい人。

代わりのツール② Podia — 講座+デジタル商品+コーチングの統合販売

Podiaはアメリカ発のクリエイター向けプラットフォームで、オンライン講座・デジタルダウンロード・コーチング・ウェビナーの販売を1つの管理画面で完結できる。Thinkificが講座管理に特化しているのに対し、Podiaは「クリエイターが売りたいもの全部」に対応する設計だ。

公式情報によると、Starterプラン$9/月(取引手数料8%)、Moverプラン$39/月(手数料5%)、Shakerプラン$89/月(手数料なし)。ThinkificのBasicプラン$49/月と比べると、PodiaのMoverプラン$39/月は$10安く、メール配信機能も内蔵されている。

メリット: 講座以外のデジタル商品やコーチングも同じプラットフォームで販売できる。メール配信が内蔵されているため、外部ツールとの連携が不要。操作画面がThinkificよりシンプルで、設定の学習コストが低い。

デメリット: 講座のカスタマイズ自由度はThinkificに劣る。クイズ・修了証の機能はThinkificほど充実していない。コミュニティ機能は基本的なもので、Skoolのような掲示板設計ではない。Starterプランの取引手数料8%は高い。

向いている人: 講座だけでなくデジタル商品やコーチングも販売したいクリエイター、メール配信を含めて1ツールで運用したい人。

代わりのツール③ Kajabi — 講座+メール+ファネルのオールインワン

Kajabiはアメリカ発のオールインワンプラットフォームで、講座・メール配信・ファネル・ウェブサイト・コミュニティを1ツールで提供する。Thinkificが「講座管理のプロ」なら、Kajabiは「講座ビジネスの全行程を1つで回す」設計思想だ。月額は高いが、外部ツールを複数契約する必要がなくなるため、トータルコストでは逆に安くなるケースがある。

公式情報によると、Kickstarterプラン$69/月で講座1本・LP・メール配信。Basicプラン$149/月で講座3本・ファネル3本。Growthプラン$199/月で講座15本・ファネル15本・アフィリエイト管理。Thinkificの$49/月とKajabiの$69/月を単純比較するとKajabiが$20高いが、Kajabiにはメール配信・ファネル・サイトが含まれている。

メリット: 講座ビジネスに必要な機能がすべて1ツールに揃う。Thinkific+メール配信ツール+LP作成ツールの合計月額よりKajabiの月額のほうが安くなる場合がある。ファネル設計が組み込まれているため、販売導線の構築がスムーズ。

デメリット: Kickstarterプラン$69/月でも講座1本限定なので、複数講座を運用するにはBasicプラン$149/月が必要。講座のカスタマイズ自由度はThinkificに劣る。日本語UIに非対応。学習コストが高く、全機能を使いこなすまでに時間がかかる。

向いている人: Thinkific+メール配信+LPの複数ツール運用を1つにまとめたい人、講座ビジネスの売上が月$500以上で月額の投資回収が見込める人。

代わりのツール④ Skool — コミュニティ×講座の新しい形

Skoolはアメリカ発のコミュニティプラットフォームで、掲示板型のコミュニティと講座機能を統合した設計が特徴だ。Thinkificのような「LMS(学習管理システム)」ではなく、「コミュニティの中に講座がある」という逆転の発想で設計されている。ゲーミフィケーション(レベル・ポイント)で受講生の参加意欲を高める仕組みが独自の強みだ。

公式情報によると、料金は一律$99/月でメンバー数・講座数の制限なし。取引手数料は2.9%(Stripe手数料)のみで、Skool側の手数料はなし。Thinkificの Startプラン$99/月と同じ価格帯だが、コミュニティ機能の充実度で大きな差がある。

メリット: コミュニティのエンゲージメントを高める設計はThinkificの比ではない。月額$99でメンバー数・講座数が無制限なので、規模を拡大しやすい。受講生がコミュニティ内で質問・交流できるため、講座の満足度と継続率が上がりやすい。

デメリット: LMSとしての機能はThinkificに大きく劣る。受講進捗のトラッキング・修了証・クイズなどの学習管理機能が限定的。メール配信機能はなく、外部ツールとの連携が必要。サイトデザインのカスタマイズがほぼできない。

向いている人: 講座よりもコミュニティ運営を軸にしたい人、受講生同士の交流やグループコーチングを重視する人。

代わりのツール⑤ Systeme.io — 講座販売+ファネル+メールを無料で始める

Systeme.ioはフランス発のオールインワンプラットフォームで、会員サイト(講座配信)・ファネル・メール配信・アフィリエイト管理を無料プランから提供する。Thinkificのような本格的なLMS機能はないが、「講座を作って→ファネルで集客して→メールで販売する」一連の流れを1ツール・ゼロ円で始められるのが強みだ。

公式情報によると、無料プランで会員サイト1つ・ファネル3本・メール配信2,000件・ブログ・アフィリエイト管理が利用可能。Startupプラン$27/月では会員サイト3つ・ファネル10本に拡張される。Thinkificの無料プラン(講座1本のみ)と比べると、Systeme.ioの無料プランのほうがカバー範囲が広い。

メリット: 講座配信+ファネル+メール+アフィリエイトを無料で始められるのはThinkificにはない強み。ファネルからメール自動化まで1ツールで完結するため、外部ツールの契約が不要。月額$97のUnlimitedプランでもThinkificのStartプランと同額で、カバー範囲が広い。

デメリット: 講座管理機能はThinkificに大幅に劣る。受講進捗トラッキング・修了証発行・クイズ機能は非搭載。会員サイトのデザインカスタマイズが限定的。動画ホスティングは外部(Vimeo・YouTube)に依存する。

向いている人: 講座販売を始めたいが初期コストをかけたくない人、ファネル+メール+講座を1ツールでまとめたい人。

5つの代替ツール比較表

製品名月額料金無料プラン講座管理コミュニティメール配信こんな人向け
Thinkific無料〜$199あり(講座1本)充実あり(基本)なし講座管理のカスタマイズを重視する人
Teachable$39〜$199なし(14日トライアル)充実あり(基本)限定的販売とマーケティング機能を重視する人
Podia$9〜$89なし(30日返金保証)中程度あり(基本)あり講座+デジタル商品+コーチングを統合販売
Kajabi$69〜$319なし(14日トライアル)中程度ありあり全機能を1ツールにまとめたい人
Skool$99なし(14日トライアル)基本充実なしコミュニティ運営を軸にしたい人
Systeme.io無料〜$97あり(会員サイト1つ)基本なしあり初期コストゼロで始めたい人

乗り換え前に確認すべき3つのポイント

講座コンテンツの移行計画を立てる
Thinkificに置いている動画・PDF・テキストの元データを手元に保持しているか確認すること。動画をVimeoやYouTubeに置いている場合は埋め込みURLの変更だけで済むが、Thinkificのストレージに直接アップロードしている場合はダウンロード→再アップロードが必要だ。カリキュラム構成(章・レッスンの順序)はスプレッドシートに書き出しておくと移行先での再構築がスムーズになる。

受講生への告知とリダイレクト準備
プラットフォームを変えると講座のURLが変わる。既存の受講生には移行先の新しいURLを案内するメールを送る必要がある。Thinkificのカスタムドメインを使っている場合、移行先でも同じドメインを設定すれば受講生への影響を最小限に抑えられる。移行期間は2〜4週間の並行運用を見積もっておくのが安全だ。

決済の切り替えとサブスク顧客の対応
Thinkificで月額課金や分割払いを設定している場合、既存のサブスクリプションを移行先に引き継ぐことはできない。新プラットフォームで新しい決済リンクを発行し、既存の月額課金の受講生には切り替えの案内を送る段取りが必要だ。Stripeを使っている場合はアカウントの接続先を変更するだけで済む場合もある。

まとめ — マヤ私見

Thinkificは講座の作成と管理では依然として強いツールだ。カリキュラムの設計自由度・クイズ・修了証・受講進捗のトラッキングに関しては、この5つの代替の中ではTeachableだけが同等レベルにある。ただし、Thinkificの弱点である「集客・販売・コミュニティ」を強化したい場合は、目的に応じて選択肢が分かれる。

販売とマーケティング機能を重視するならTeachable。講座以外のデジタル商品も売りたいならPodia。全部を1ツールにまとめたいならKajabi。コミュニティを軸にするならSkool。初期コストをゼロにしたいならSysteme.io。まずはTeachableの14日間トライアルかSysteme.ioの無料プランで、Thinkificの講座を1本だけ再現してみると、移行の手間と得られるメリットが具体的に見えてくるはずだ。

合わせて読みたい

よくある質問(FAQ)

Thinkificから他のプラットフォームに講座データを移行できますか?

Thinkificは受講生データ(メールアドレス・名前・進捗)をCSVでエクスポートできます。講座の動画ファイルは元データを保持していれば移行先に再アップロード可能です。ただし講座のカリキュラム構成(章立て・レッスン順序)やクイズ設定は手動で再構築する必要があります。移行前に講座構成を一覧にまとめておくと作業がスムーズです。

Thinkificの代替で無料プランがあるのはどれですか?

Thinkific自体が無料プラン(講座1本)を提供しています。代替の中ではSysteme.ioが無料プランで会員サイト1つ+ファネル3本+メール2,000件を提供しており、講座販売も可能です。Teachableは$39/月〜、Podiaは$9/月〜(取引手数料あり)、Kajabiは$69/月〜、Skoolは$99/月〜で、いずれも無料プランはありません。

TeachableとThinkificの違いは何ですか?

Thinkificは講座のカスタマイズ自由度が高く、サイトデザインの柔軟性に強みがあります。Teachableは決済処理とマーケティング機能(アフィリエイト・クーポン・アップセル)が充実しています。講座のコンテンツ管理を重視するならThinkific、販売と収益の最大化を重視するならTeachableという住み分けです。

コミュニティ機能が充実しているのはどのツールですか?

Skoolはコミュニティ機能に最も力を入れており、掲示板・ゲーミフィケーション(レベル・ポイント)・カレンダー機能を統合しています。Kajabiもコミュニティ機能を内蔵していますが、Skoolほど掲示板の設計に特化していません。Thinkific自体も2023年以降にコミュニティ機能を追加していますが、Skoolの専門性には及びません。

Kajabiは高いですが、それだけの価値はありますか?

Kajabiは月額$69〜$319ですが、講座・メール配信・ファネル・コミュニティ・ウェブサイトを1ツールで完結できるオールインワン設計です。Thinkific+メール配信ツール+LP作成ツールを個別に契約するよりも、Kajabiの月額$149(Growthプラン)のほうが安くなるケースがあります。ただし講座販売だけが目的なら、Kajabiはオーバースペックです。

Systeme.ioで本格的な講座販売はできますか?

Systeme.ioは会員サイト機能で講座コンテンツの配信が可能です。ドリップ配信(段階的なコンテンツ公開)にも対応しています。ただしThinkificやTeachableのような受講進捗トラッキング・修了証発行・クイズ機能は備えていません。シンプルな動画講座+メール自動配信の組み合わせであればSysteme.ioで十分対応可能ですが、学習管理の細かさではThinkificやTeachableに劣ります。

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この記事について
運営者:マヤ(海外 SaaS × 日本人向けアフィリエイト歴の個人サイト運営者)
情報ソース:各製品の公式サイト・公式ヘルプ、G2 / Capterra / Trustpilot の公開評価
最終更新日:2026-05-12