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GetResponseの代替ツール5選|メール自動化をもっと安く・高精度にする方法【2026年版】
GetResponseの月額$19。登録者は1,200人。使っている機能はメール配信とステップメールだけ——ウェビナーもECもLPも触っていない。「メール特化のツールに変えたら、半額以下になるのでは?」という計算が頭に浮かぶ。
GetResponseはレストラン併設のホテルのような存在だ。朝食ビュッフェもルームサービスもあるが、毎朝コンビニで済ませているなら、そのレストラン代を宿泊費に含めて払い続ける必要はない。メール配信だけが目的なら、メール専門の宿で十分だ。
この記事では5つの代替ツールを取り上げる。月額は無料〜$19.99、登録者1,000人時点での料金を基準に整理した。GetResponseのウェビナー・EC・LP機能を使い込んでいる場合は乗り換えの恩恵が薄いが、メール配信+自動化が中心なら月額を半分以下に抑えられるケースが多い。
この記事を読み終えるころには、メール配信の用途と予算に合ったツールの候補が2〜3個に絞れているはず。各ツールの料金・自動化機能・弱点を、数字ベースで比較していく。
GetResponseから乗り換えを考えるタイミング
使わない機能に月額を払い続けている
GetResponseはメール配信に加えてウェビナー・EC・LP作成・チャット機能を搭載するオールインワン志向のツールだ。ただし多くのユーザーが実際に使っているのはメール配信とオートレスポンダーの2つだけ、というパターンが海外レビューでも指摘されている。使わない機能のぶんまで月額に含まれている構造は、メール特化ツールと比べるとコスト面で不利だ。
登録者数が増えると月額が急に上がる
GetResponseのEmail Marketing プランは1,000人で$19/月、2,500人で$29/月、5,000人で$54/月、10,000人で$79/月。登録者が増えるにつれて料金カーブが急になる。同じ登録者数でもBrevoやMoosendのほうが安い価格帯に収まるケースがある。
自動化の条件設定がもう少し柔軟だったら
GetResponseのMarketing Automationプラン($59/月〜)はビジュアルワークフローを使えるが、Email Marketingプラン($19/月〜)では基本的なオートレスポンダーに限られる。自動化を本格的に使おうとすると料金が一気に上がる。KitやMailerLiteなら低価格帯でもそれなりの自動化が組める。
代わりのツール① Kit — クリエイター向けメール自動化の定番
Kit(旧ConvertKit)はアメリカ発のクリエイター向けメール配信ツールで、ブロガー・ポッドキャスター・コーチ・作家など個人発信者によく使われている。テキストベースのメールとタグ管理による自動化が特徴で、GetResponseのような装飾的なHTMLメールよりも「読まれるメール」を重視した設計になっている。
公式情報によると、無料プランで登録者10,000人まで・メール配信無制限(基本の自動化1本つき)。Creatorプラン$39/月〜(1,000人)で自動化が無制限になる。GetResponseの同登録者数($19/月)と比べるとCreatorプランは倍近いが、無料プランの広さが決定的な差別化ポイントだ。
- 無料プランで登録者10,000人・メール配信無制限
- Creatorプラン$39/月〜で自動化シーケンスが無制限・LP作成
- タグベースの管理で細かいセグメント配信が可能
- ランディングページ・フォーム作成機能を無料プランから搭載
メリット: 無料プランの登録者上限10,000人はGetResponseの無料枠(500人・30日限定)より桁違いに太い。タグとセグメントの設計がシンプルで、条件分岐の自動化を直感的に組める。メールの到達率が高いという海外テスト結果がある。
デメリット: HTMLメールのデザインテンプレートがGetResponseに比べて少ない。ウェビナー機能なし。EC連携はShopify等との統合が必要で、GetResponseのように内蔵していない。日本語UIに非対応。
向いている人: テキスト主体のメール配信で十分な個人発信者、タグ管理ベースの自動化を組みたい人。
代わりのツール② Brevo — 無料プランの配信数で選ぶなら
Brevo(旧Sendinblue)はフランス発のメール配信+CRMプラットフォームで、料金体系が「登録者数」ではなく「月間送信数」に連動する点が特徴だ。登録者がいくら増えても追加料金が発生しない設計は、リストの増加に伴って月額が上がるGetResponseとは真逆の思想になっている。
公式情報によると、無料プランは1日300通(月約9,000通)で登録者数の制限なし。Starterプラン$9/月〜で月20,000通。GetResponseの1,000人・$19/月と比べると、同等の配信量をBrevoなら$9/月以下でカバーできる計算になる。
- 無料プランで1日300通・登録者数の上限なし
- Starterプラン$9/月〜で月20,000通
- SMS配信・WhatsApp連携に対応
- CRM機能を無料プランから搭載
メリット: 登録者数ではなく送信数で課金されるため、リストが大きくなっても月額が安定する。CRM+メールを1ツールで管理できる。トランザクションメール(注文確認・パスワードリセット等)にも強い。
デメリット: 無料プランは1日300通の上限があり、週1回のメルマガなら問題ないが毎日配信には不足する。メールテンプレートのデザイン品質はGetResponseに劣る。自動化ワークフローはBusinessプラン$18/月〜が必要。
向いている人: 登録者リストが大きいが配信頻度は低い人、CRM+メール+SMSを安く一元管理したい人。
代わりのツール③ MailerLite — 無料プランの充実度で定評あり
MailerLiteはリトアニア発のメール配信ツールで、無料プランの充実度と操作のシンプルさで個人ブロガーから中小企業まで幅広く使われている。ドラッグ&ドロップのメールエディタ、LP作成、ポップアップフォームが無料プランに含まれるのはGetResponseにはない強みだ。
公式情報によると、無料プランは登録者250人・月2,500通・自動化3本まで。Comfortプラン$12/月〜(500人)で自動化無制限・A/Bテスト・テンプレート開放。GetResponseと同じ登録者数1,000人の場合、MailerLiteのComfortは$19/月。改定によりGetResponseの$19/月と同額になった(年払いなら$17.10でわずかに安い)。
- 無料プランで登録者250人・月2,500通・自動化も利用可
- Comfort $12/月〜で自動化無制限・A/Bテスト
- ドラッグ&ドロップのメールエディタ+LP作成機能
- ポップアップフォーム・埋め込みフォームが無料から利用可
メリット: 無料プランでメール配信・自動化・LP・フォームが使えるオールラウンダー。メールエディタの使いやすさはGetResponseと同等以上。料金がGetResponseより全体的に安い。
デメリット: ウェビナー機能なし。CRM機能はBrevoに比べると弱い。自動化ワークフローの条件分岐はActiveCampaignほど細かくない。日本語UIは部分的な対応。
向いている人: GetResponseと同等のメール配信+LP機能をもっと安く使いたい人、無料プランで試してから有料に移行したい人。
代わりのツール④ Moosend — 低価格で自動化が充実
MoosendはSitecore傘下のメール配信ツールで、低価格ながら自動化ワークフローの条件設定が充実している点が特徴だ。GetResponseのMarketing Automationプラン($59/月〜)で使える自動化の多くを、Moosendの$9/月のプランでカバーできるのが強み。
公式情報によると、Proプランは$9/月(500人)〜で、メール配信無制限・自動化ワークフロー・LP作成・フォーム・レポートが含まれる。登録者1,000人の場合は$16/月。GetResponseの同等機能(Marketing Automationプラン$59/月〜)と比べると、4分の1以下の価格で自動化が使える。
- Proプラン$9/月(500人)〜でメール配信無制限・自動化
- 登録者1,000人で$16/月、5,000人で$32/月
- プリビルトの自動化テンプレート(カート放棄・ウェルカム等)
- LP作成・フォーム作成機能搭載
メリット: 自動化ワークフローが$9/月から使える価格設定。カート放棄やウェルカムシーケンスのテンプレートが用意されており、設定の手間が少ない。メール配信数に上限がない。
デメリット: 無料プランがなく30日間のトライアルのみ。Sitecore買収後のブランド方針が不透明で、海外レビューでは今後の価格改定を懸念する声がある。連携アプリ数がGetResponseやKitに比べて少ない。日本語UIに非対応。
向いている人: GetResponseの自動化機能を安く使いたい人、EC向けのカート放棄メールなど特定の自動化に注力したい人。
代わりのツール⑤ AWeber — メール配信の老舗で安定感重視
AWeberは1998年創業のメール配信ツールで、25年以上の運営実績がある老舗だ。機能はメール配信とオートレスポンダーに集中しており、GetResponseのようなオールインワン化は目指していない。安定した配信基盤と長年のIPレピュテーションが強みだ。
公式情報によると、無料プランで登録者500人・月3,000通。Liteプラン$14.99/月で登録者500人・自動化無制限。Plusプラン$29.99/月で登録者無制限・高度な自動化。GetResponseの$19/月(1,000人)と比べると、AWeberのLiteプラン$14.99/月は登録者数が500人と少ないが、自動化の機能範囲は同等だ。
- 無料プランで登録者500人・月3,000通
- Liteプラン$14.99/月、Plusプラン$29.99/月
- メールテンプレート600以上で業種別デザインが豊富
- 25年超の運営実績による配信基盤の安定性
メリット: メールテンプレートの種類が600以上でGetResponseに匹敵する。長年の運営で配信IPのレピュテーションが安定している。シンプルなオートレスポンダーの設定しやすさでは定評がある。
デメリット: LP機能やウェビナー機能はない。自動化ワークフローの条件分岐はKitやMoosendに比べると限定的。UIがやや古い印象で、GetResponseのモダンな管理画面に慣れていると違和感がある。
向いている人: メール配信の安定性と到達率を最優先する人、25年の実績がある老舗の安心感を求める人。
5つの代替ツール比較表
| 製品名 | 月額(1,000人) | 無料プラン | 自動化 | LP作成 | 特徴 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GetResponse | $19 | なし(30日トライアル) | $59/月〜 | あり | ウェビナー・EC内蔵 | メール+ウェビナー+ECを1つで済ませたい人 |
| Kit | $39(Creator) | あり(10,000人) | Creatorプラン〜 | あり | タグ管理・クリエイター向け | テキスト主体の個人発信者 |
| Brevo | $9〜(送信数課金) | あり(日300通) | $18/月〜 | あり | 送信数課金・CRM内蔵 | リストが大きく配信頻度は低い人 |
| MailerLite | $19 | あり(250人・月2,500通) | 無料3本/$12〜 | あり | 操作がシンプル | GetResponseと同等を安く使いたい人 |
| Moosend | $16 | なし(30日トライアル) | $9/月〜 | あり | 低価格で自動化充実 | 自動化を安く本格運用したい人 |
| AWeber | $24.99(Lite 1,000人) | あり(500人) | Liteプラン〜 | 限定的 | 老舗の安定配信基盤 | 到達率と安定性を最優先する人 |
乗り換え前に確認すべき3つのポイント
自動化シーケンスの棚卸しをする
GetResponseで設定しているオートレスポンダーや自動化ワークフローの条件を一覧にしておくこと。「トリガー→条件→アクション」の組み合わせを書き出しておけば、移行先で同じロジックが組めるかの判断基準になる。特にGetResponseのMarketing Automationプランで複雑なワークフローを組んでいる場合、移行先の自動化機能で同じことができるか事前検証が必要だ。
ドメイン認証を移行先でも設定する
メールの到達率に直結するSPF・DKIM・DMARCの設定は、ツールを変えるたびにDNSレコードの更新が必要になる。GetResponseで設定済みの認証は移行先では無効なので、新しいツールの案内に従ってDNSレコードを追加すること。認証の設定漏れはメールが迷惑フォルダに入る原因になる。
ウェビナー・EC機能の代替策を用意する
GetResponseのウェビナー機能やECストア機能を使っている場合、5つの代替ツールでは同等の機能が提供されていない。ウェビナーはZoomやWebinarJam、ECはShopifyやGumroadなどの専用ツールとの組み合わせで補う必要がある。連携コストと手間を見積もった上で判断すること。
まとめ — マヤ私見
GetResponseは「メール+ウェビナー+EC+LP」を1ツールで使い倒す人には依然として良い選択肢だ。ただし、実際にはメール配信とステップメールしか使っていないなら、月額の3〜5割はツールの「使わない機能」に払っている計算になる。
メール配信+自動化に絞るならKitかBrevoが最有力。Kitはクリエイター向けのシンプルな設計で無料10,000人、Brevoは送信数課金で大きなリストを安く運用できる。GetResponseのLP機能も手放せないならMailerLiteが最も近い代替になる。自動化ワークフローを安く本格運用したいならMoosendの$9/月は検討に値する。
合わせて読みたい
- GetResponse の料金・機能・評判を徹底レビュー
- Kit(旧ConvertKit)の料金・機能・評判を徹底レビュー
- Brevo の料金・機能・評判を徹底レビュー
- MailerLite の料金・機能・評判を徹底レビュー
- ActiveCampaign vs Kit — メール自動化を比較
- Brevo vs MailerLite — 料金・機能を比較
よくある質問(FAQ)
GetResponseからメールリストを移行する方法は?
GetResponseの管理画面から連絡先リストをCSV形式でエクスポートできます。移行先のツールでCSVインポートを行えば、メールアドレス・名前・カスタムフィールドのデータを引き継げます。ただしメールの自動化シーケンス(オートレスポンダー設定)やタグ情報は手動で再設定する必要があります。
GetResponseの代替で無料プランがあるのはどれですか?
Kitは登録者10,000人まで無料、MailerLiteは登録者250人・月2,500通まで無料、Brevoは1日300通まで無料(登録者数の上限なし)、Moosendは30日間の無料トライアルです。AWeberは登録者500人まで無料プランがあります。
GetResponseのウェビナー機能の代替はありますか?
GetResponseのようにメール配信ツール内にウェビナー機能を搭載しているツールは少数です。5つの代替ツールの中にはウェビナー機能を内蔵しているものはありません。ウェビナーが必要な場合はZoom・WebinarJam・Demioなどの専用ツールとメール配信ツールを連携させるのが一般的な構成です。
Kitはブロガー以外にも使えますか?
Kitはもともとブロガー・クリエイター向けに設計されていますが、コーチ・コンサルタント・小規模EC・情報発信ビジネスにも使われています。テキスト主体のメール配信と自動化シーケンスが中心のビジネスであれば業種を問わず対応可能です。ただしHTMLメールのデザイン自由度はGetResponseやMailerLiteに劣ります。
メール到達率が高いのはどのツールですか?
海外の到達率テスト(EmailToolTester等の公開データ)では、Brevo・Kit・MailerLiteが上位にランクインする傾向があります。ただしメール到達率は送信者のドメイン認証(SPF・DKIM・DMARC)やリストの品質に大きく左右されるため、ツール単体の比較だけで判断するのは難しいです。どのツールでもドメイン認証を適切に設定することが到達率改善の第一歩です。
GetResponseのLP機能の代わりになるツールは?
MailerLiteはメール配信ツール内にLP作成機能を搭載しており、GetResponseのLP機能に最も近い代替です。Kitもランディングページ機能を無料プランから提供しています。Brevoにもランディングページ作成機能がありますが、テンプレートの種類はGetResponseやMailerLiteより少なめです。
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最終更新日:2026-07-29